家具の病院

家具の修理は、『家具の病院』にお任せください!

裏も素敵・・・

2013年06月03日 | 治療日誌

 

美味しそうな切り口でしょう?生姜糖かしら?

こちらは、大理石のテーブルです。
縦40センチ 横1メートル 厚さは約2センチ。

残念なことに、真ん中から二つに割れてしまいました。
切り口はギザギザ。
表側は、3センチぐらい欠けてしまっています。

さあ。ここで問題です。
割れてしまった大理石のテーブルの運命は如何に?

とてもお気に入りの逸品で、ぜひとも復元してお使いになりたいと、
『家具の病院』に入院することになりました。
さて、どんな治療が出来るでしょうか?  

まず、切り傷には絆創膏?

ただ単に傷口を張り合わせるだけ・・・では、強度が出せません。
12mmほどの厚いベニヤ板を、補強として張り付けました。

さて、欠けてしまったところは、どうしましょうか?
かけらを探しましょうか?


 
表が裏で、裏が表?
元は裏であった方を磨いて表にしました!
流石は本物の大理石です。

割れた所はわかりますが、ぴったりと接合されました。
磨かれた(もとは裏の)表面はツルツル。
裏の補強ベニア板もしっかり接着されて、
これからも、末永くご愛用いただけることでしょう。

(大理石テーブル修理)

大切にされた家具は、世代を超えて受け継がれていくものです。 

ダニエル家具の病院』がそのお手伝いをいたします。   電話 0120-497669

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