家具の病院

家具の修理は、『家具の病院』にお任せください!

【家族の絆】 世代を超えて受け継がれるモノ

2011年10月25日 | インテリアについて
横浜は開港してから152年が今年たった。
幕末の開国後、横浜は明治維新の流れの中で多くの外国人が貿易を目的として渡来した。

東洋の島国でも自国のライフスタイルを楽しみたい多くの外国人は、この横浜で手先が器用で勤勉な日本人と素敵な出会いをしました。

それが日本の洋家具の発祥につながります。
横浜元町は日本の洋家具の発祥の地となるのです。
当時の様子を起こした錦絵。

居留する外国人が目から鱗だったのが日本の着物をはじめとする「織り物」。

彼らはそのオリエンタルな着物の生地に魅了されそれを多く持ち帰ったのです。
その中には飾り椅子としてその生地を椅子張り地として張らせ「帯チェア」として持ち帰りをしました。

『帯チェア』

戦後の駐留軍がその代表格と言えるでしょう。横浜山下公園周辺に多くの駐留軍がいた時代、物資の交換で手にした着物の帯の多くを横浜元町の洋家具職人に張らせ「帯チェア」として持ち帰り飾り椅子として活用しました。

2年前の開港150周年時、それを記念して横浜元町:ダニエルでは当時のような「帯チェア」を皆様に知っていただく為にキャンペーンを企画しました。その内容は「日本経済新聞」や雑誌「ミセス」にも取り上げられ大人気となりました。

現在もその人気は衰えることなく、全国から『思い出の着物の帯』が寄せられます。


成人式の時に1度だけ着た「思い出の着物の帯」。

お母様が良く使われていた「思い出の着物の帯」。

     北海道から送られてきた「思い出の帯」


数えきれいないほどの思い出が詰まった「着物の帯」を開港から150年の歴史と伝統の職人技術を持つ ダニエルの家具造り職人が新たな息吹を吹き込みます。

ダニエル家具は『横浜クラシック家具』と呼ばれ、『神奈川名産100選』にも選定されている逸品です。

平成23年11月1日~6日まで新宿パークタワーOZONE 1階 で展示いたします。
【世代を越えて受け継がれる・Classic Funiture】展 
詳しくは【ダニエル東京】
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ダイニングチェア 張替事例

2011年10月21日 | weblog
ダニエル家具の修理部門『家具の病院』で発生した、椅子の張替事例をご紹介ます。

  

約15年使用したダイニングチェア。 革張りがイタミ、ウレタンもヘタリ座り心地が悪い椅子になってしまったとご連絡頂きました。

さっそく、ダニエル『家具の病院』のドクターが訪問。 張り地の選定から座面の堅さ等チェック。

修理開始。

 

まずは既存の張り地とウレタンを剥がす。 やはり、劣化しており表面はパサパサ。
全て剥ぎ取って、それを型にして新しい布地を裁断・縫製。


そして、新しいウレタンで座面を製作。ダニエルの高級家具に使用するモノと全く同じ品質のウレタンを使用。
ウレタンもピンからキリまである。張ってしまうと中が見えないのでココが要注意。



新しく選ばれた布地を張って治療完成!!

  

見事によみがえりました。

  

気分も一新。気持ちよくまた永いお付き合いが愛着ある椅子と始まります。

『家具修理』に関するお問い合わせは 『ダニエル家具の病院』まで
 電話 0120-497669(年中無休)

 ★★★ホームページはこちら★★★
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【アーコール家具】 修理 (アーコール日本総代理店 ㈱ダニエル)

2011年10月19日 | weblog
『アーコール修理』。
英国家具で大変人気のある『アーコール』。曲げ木を使った繊細なデザインで世界各国に愛好家がいます。

横浜元町に本店を置く『ダニエル』は『アーコール家具』の日本総代理店。

現在、日本国内で見る全ての新品のアーコール製品はそこから販売されています。

そのダニエルでは家具修理の専門部門『家具の病院』を開設しています。

もちろん、永く使用して愛されて家具は、ダニエル製品のみならず修理・修復をするのですが、日本総代理店である『アーコール』も数多く手がける修理品の一つ。

今回はその事例『アーコール家具修理』をご紹介します。

 
30年近く使われた『アーコールのアームチェア』。

使用による劣化でアーム部分の塗装がはがれてきているのと、抜きの部分が若干乾燥してゆるくなり、凸凹ができてしまっています。
 
もちろん、クッションも経年による劣化でヘタリが出ています。



今回は、クッションの張替と、座面の下にあるウェビングの張替、アームの塗装と接合部分の修理を行います。

�まずは、アームパーツ。
ダニエルの熟練職人は家具修理に対して一切の手抜きをしません。
一般的な家具修理では、グラつきや先ほどのような凸凹があれば、ペーパーやすりで平らにするか、釘やT字の金物で締め付けるだけ。結局、根本的な治療・修復にはなっていません。

ダニエル職人はまず、アームのパーツを分解しました。
  

そして、再度組み直しをします。その際に、きちんとクサビを打ち直しすることで、グラ付が完全に直り、先ほどの凸凹も解消されました。

�そして、それまでの塗装をペーパーヤスリを使い、丁寧に塗装をはがしていきます。

これがまた、大変時間がかかります。

今回はアームの部分修理のためにその他の部分には塗装がつかないよう全て養生をします。
 
両肘の塗装を全て綺麗にはがし、下地調整を行います。この際に、細かな傷はキレイになります。

�再塗装


ダニエルの熟練の塗装職人が他のパーツと遜色ない、また経年変化を考慮した着色を行います。
  
この輝き!!

�ベルトの交換
アーコールは座面の下にベルトを使用している。
 
このベルトを他の所では入手ができないからと、板を張ったりするところがあるこうなので要注意。
『ダニエル家具の病院』では『アーコール家具の修理』をするときには、国内パーツを使用することもあるが、
出来るだけ、英国からパーツを取り寄せして『純正パーツ』で修理する。


このようにして、愛着のある『アーコール家具の修理』が完了。

どのようなアーコール製品でも修理可能。
まずは、お気軽にお問い合わせを。

見積もり・相談無料です。
電話0120-497669【家具の病院】

または、アーコール・ジャパンのオフィシャルホームページからでもお問い合わせいただけます。

★★★『アーコール・ジャパンオフィシャルホームページ』★★★

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よみがえれ!! 

2011年10月14日 | weblog
愛着持った椅子が壊れたり、グラついたり、張り地が破れたり、座面がへたったらどうしますか?


 

長年使用した思い出の『ダイニングチェア』

ようようくたびれてきたので、買い替えを考えたIさん。

色々家具屋を見て回っては見たものの、ダイニングテーブルに合う色やデザイン、シートの高さの合う良いモノがありませんでした。

そこで、調べた結果出てきたのが横浜元町に本店を構える『ダニエル』。
西洋風家具・横浜クラシック家具を製造するのが本業ですが、その原点は『家具の修理』。

外国人が持ち込んだ椅子やタンスの修理から、その技術を学び現代に伝えている家具メーカーなのです。

そこで、修理部門を現在では『家具の病院』と呼び、国内外・メーカー問わず家具修理を行っている。

今回のこちらのダイニングチェアもダニエル『家具の病院』で治療していただいた。



まずは、今まで使用されていた張り地を丁寧にはがす。
そして、そのはがした張り地が新しいモノを張るために必要な型となる。

張り地を剥がしてみたところ
   
ウレタンは長年の使用の結果、表面は粉のようになっている。
完全に、弾力性が失われて機能が果たされていない状態。

  
完全にはがし終わったところで、木部のチェック。
今回は全く問題がない。

   

新しいウレタンを張り、準備万端。

    悩んで選んだ張り地は元の革より少し明るめ。
気分も変えて、すがすがしい気持ちに。

  
くたびれていた椅子が、きれになり、その輝きを取り戻した。
これならまた、数十年使える!!!
そう思われた依頼者でした。

家具の病院では『椅子の張替』修理のほか、『テーブルの塗装直し』、『木部の修理』、『家具の改造』
住まいのリフォームまで、どのようなことでも対応してくれます。

まずは、お問合わせを
フリーダイヤル 0120-497669 『ダニエル・家具の病院』

★★★ホームページはこちら★★★
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ダニエル『家具の病院』分院 開設 (横浜市都筑区) 『都筑阪急 3階』・『ダニエルSHOP』

2011年10月13日 | イベント
横浜市都筑区 センター北駅にある 都筑阪急 3階に『ダニエルSHOP』がOPENしました。

オリジナルの横浜クラシック家具『ダニエル』を始め、人気の英国家具『アーコール』、我が家のファーストクラス『レイジーボーイ』など、ダニエルの取り扱い家具・インテリア小物を始め、『シモンズベッド』や『ロイヤルドルトン』のランプなど、国内外の選りすぐりアイテムがご覧いただけます。


オリジナル家具『ダニエル』


人気の『アーコール』


もちろん、家具修理の専門工房『家具の病院』の分院も開設。


『住まいのリフォーム』のご相談から家具の修理相談まで、お気軽にご相談ください。


随時商品も入れ替わり、個性的なSHOPとなっております。


<都筑阪急のアクセスはこちら>
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ランプ修理 『シェード張替』 よみがえるランプ 『家具の病院』

2011年10月13日 | weblog
本日はランプのシェード張替の修理の事例ご紹介。

ランプのシェードは経年の劣化によって黄色く黄ばんだり、熱で焼けたり、ホコリで真っ黒になったりします。

一生懸命毎日お掃除しても、20年も使えばどんなランプも汚れや劣化が進みます。



ダニエル『家具の病院』では、シェードの張替を行っています。

『ランプシェード張替』はどこで出来るか多くの方がご存じなく、廃棄しているのが現状。

そんな時は、まずご相談ください。

今回のご依頼のお品は、


プレーンのシェード。長く使ったことによって劣化が進んでいる。

どの場合でも、絶対に必要となるのは『シェードの骨』

骨があればお値段もお手軽に張替ができる。
(もちろん、骨がなくても製作可能)

今回は張替に合わせて、ヒダをとってエレガントなシェードに変更した。
色合いは、極端に現在の雰囲気を壊さないように張替前の色に近いモノを選択。


張替後のシェードをランプに設置してみる。



二つ並べるとよくわかる。
  

明るさが増すとともに、ヒダをとることで雰囲気がさらに良くなった。

もとのランプもよみがえり、ご家族のもとへ。

シェードひとつでも、修理して使う。思い出がまたよみがえり、次の世代へと受け継がれる。

家具・ランプシェード・リフォームのご相談はダニエル『家具の病院』へ

『家具の病院』へのお問い合わせはこちら 『ダニエルホームページ』
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