VDOTというのが気になったので英文ではありますが書籍を購入してみました。
ランニングパフォーマンスを示す指標としてJack Daniels氏(アメリカのランニングコーチで運動生理学者)はVDOTという指数を提唱しているようで、VDOTとはV-dot-O2-maxの略で、単なる生理学的なVO2maxではないそうです。
全て英文なので完璧に翻訳してませんが、他のサイトとかも参考にみてみると、VDOTは多くの運動選手の、様々な距離のレースにおけるパフォーマンス(ランナーの心理、乳酸カーブなど)やレース記録などを基に、VO2maxとランニング時間の関係を加味して作成されたもののようです。
まぁこのサイトの目的から外れますので難しい話は省きます(というか書けません!!!)。
なおVDOTは、VO2maxの86~88%に近似値であるらしい(イコールだと思っている人が多いですが違うと思います)。
このVDOT表はある一つのレースタイムから、他の距離のレースタイムを予想することができる優れものです。
因みに数値は再確認していますので間違っていないと思います。
自分の最近の3kmが13'17、5kmが23'26(前半ロスあり)ですので、VDOTは42になると思います。
(VO2maxは48.5なので86%だと41.7になりますのでほぼ近似値かな)
この値から推測すると、ハーフは1:46'27、フルは3:40'43で走れる能力があるようです。
ただしこの表が実際のタイムと一致するのはハーフまでで、フルは一致しないという話もあるようで、走り通せるだけの足ができていない一般ランナーは、フルの場合プラス5分以上加味するのが良いかもしれません。
(フルはこちらの方が正しそうです⇒マラソンの予想タイムを算出する持久係数)
まぁ、走路(コースの勾配)や気象状況(天候や気温や湿度)を適当に考慮して、予想タイムを調整すればある程度近いタイムが予想できそうです。
なお、より近い距離の実績レースタイムから推測したほうがより正確な予想タイムになるみたいです。
(フルマラソンのタイムの予想をするのにはハーフのタイムを基にしたほうがより近い予想ができる)
この本の目的は、現在のVDOTから自分のトレーニングでの適正なペースを求めることができるようで、運動強度ごとのトレーニング表も記載されていました。これについては暇なときに整理してUPしようと思います。