先週の3日は鉄骨の製品検査でした。
代表的な2本を取り出して検査します。
検査内容はまず寸法精度。
鉄骨は「溶接」=「溶かして接合」があるので、どうしても微妙に寸法の誤差が出てきます。職人さんはそのあたりを見込んで製品を作っていきます。
そして溶接精度。
溶け込んだ鋼材に欠陥がないか、目視と超音波探傷試験で調べます。鉄骨業者さんは自社で100パーセントの箇所を行い、この日はさらに第3者検査で試験会社に依頼して15パーセントを行います。
今回の鉄骨業者さんは春日井にある東鐡工業株式会社さん。
上の写真は梁の出寸法を計測しているものです。
そしてこれは鋼材の検査をしているところです。400N級と490N級の鋼材を使用していて、見た目でわからないためこういった道具を使用します。右の緑の範囲だと490N級。左の赤の範囲だと400N級ということになります。
これは柱全長での曲り具合を計測しています。
柱のベースプレート。ここから下は現場で待っています。8日が建方になりますのでその時にご対面です。
計測した数値が一目でわかるように梁に書き込んであります。
屋根梁のおさまり。設計図通りにうまくおさまっています。
そこに取りつく屋根の大梁。曲った梁なので特に寸法精度が大変なのですが、-1mm程度の誤差で納まっていました。
結果、寸法精度も極めてよく、溶接欠陥もゼロ。大抵2、3箇所は補修の必要がない欠陥がみつかるのですが今回はそれもなくまったくの「ゼロ」。東鐡工業さんお疲れ様です。
で、これを書いている今日から建て方です。昨日の夕方には写真のように現場に大梁、小梁たちが先に運ばれてきておりました。いよいよたちあがってきます。
代表的な2本を取り出して検査します。
検査内容はまず寸法精度。
鉄骨は「溶接」=「溶かして接合」があるので、どうしても微妙に寸法の誤差が出てきます。職人さんはそのあたりを見込んで製品を作っていきます。
そして溶接精度。
溶け込んだ鋼材に欠陥がないか、目視と超音波探傷試験で調べます。鉄骨業者さんは自社で100パーセントの箇所を行い、この日はさらに第3者検査で試験会社に依頼して15パーセントを行います。
今回の鉄骨業者さんは春日井にある東鐡工業株式会社さん。
上の写真は梁の出寸法を計測しているものです。
そしてこれは鋼材の検査をしているところです。400N級と490N級の鋼材を使用していて、見た目でわからないためこういった道具を使用します。右の緑の範囲だと490N級。左の赤の範囲だと400N級ということになります。
これは柱全長での曲り具合を計測しています。
柱のベースプレート。ここから下は現場で待っています。8日が建方になりますのでその時にご対面です。
計測した数値が一目でわかるように梁に書き込んであります。
屋根梁のおさまり。設計図通りにうまくおさまっています。
そこに取りつく屋根の大梁。曲った梁なので特に寸法精度が大変なのですが、-1mm程度の誤差で納まっていました。
結果、寸法精度も極めてよく、溶接欠陥もゼロ。大抵2、3箇所は補修の必要がない欠陥がみつかるのですが今回はそれもなくまったくの「ゼロ」。東鐡工業さんお疲れ様です。
で、これを書いている今日から建て方です。昨日の夕方には写真のように現場に大梁、小梁たちが先に運ばれてきておりました。いよいよたちあがってきます。
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