季節は巡ってまたしとしとと雨がやってきました。
こんな日は音楽が似合っています。
海上自衛隊東京音楽隊のコンサートに行ってきました。九州ツアーのようです。
この音楽隊の演奏はたびたび耳にする事が多いのですが、生で聴いたのは初めての気がします。
日本はもとより世界各地で演奏をしているそうで、天皇ご在位二十年をお祝いする奉祝演奏 が新しい記憶ではないでしょうか。
言うまでもなく素晴らしい演奏に酔いしれてましたが、アンコールでは司会者の紹介なく「坂の上の雲」のエンデイングの曲が始まり、透き通るような声に吸い込まれるようでした。、会場は一体となって目と耳が釘づけになっていたようです。
このドラマは見た人も多いと思います。明治と言う時代に3人の若者が「一朶の雲のみをみつめて坂を上って行く」(オープニングのナレーションだったと思います。)様子がすでに見終わった今でも心をうちます。秋山真之中将はもちろん藤本隆弘さん演じる広瀬中佐の凛々しさ、出身県に住んでいる私は誇りに感じているところです。
歌を聴きながら、戦争のため愛するロシア人の女性との別れ、燃え盛る炎のなかを部下を探し、そして戦士するシーンを思い出してこみあげてくるものがありました。
我にかえると拍手喝采、
プッチーニの”私の名はミミ”を見事なソプラノで聴かせてくれた歌手に再び魅了されてしまいました。
外に出ればまだしとしとと...
あじさい
この時期に一番輝いているのではないでしょうか。
先日、車で走っている途中で目にした由布山(豊後富士)の登り口。
よくこの雨の時期をうっとうしいと表現しますが、静かな雨にうたれた緑がとっても鮮やかでひんやりした空気と、肌に優しくしっとり感を与えてくれるみたいで、気持ちをリフレッシュできるような気がしてやはり”四季があるっていいな~”と感じます。
ごきげんよう!