(多事放論改め)脳内会議録

どぅーちーむにーってことですな。

ダレカガナカニイル...

2006-08-31 23:32:01 | 本・雑誌
井上夢人デビュー作。
主人公の西岡は警備員で、宗教団体を警備するんだけど、その着任した日に火事がおきて教祖が焼死。
そして、その時から頭の中で他人の声が聞こえ始める。
っていうストーリーだけど、読み終えた直後の感想は...切ない...切なすぎる...
途中までは西岡と声のやりとりがコミカルな感じもあり面白かったけど、真相に気づいてからは読み進めるのが辛くなるほど衝撃的展開。
そして、読み終えると...切ない...
気づかない方が幸せなこともあるよ、きっと...
彼女は永遠にまわり続けるのかな...