
白石一文さんの「記憶の渚にて」を読み終わりました。489ページもある大作ですが登場人物が多い上に主語がいつの間にか入れ替わっていて、今読んでいる「私」と表現されている人がだれなのか、しばらく読み進めないと分からないような文章になっていて残念ながら読み難さ満載でした。しかも最後の方になって実はAさんとBさんは夫婦だったり、がんだった人がすっかり治ってしまっていて別人のように元気になっていたりと筋書きにも無理があるような話しになってしまっていて、皆さんへのお勧めの本ではありませんでした。またお勧めの本を探して紹介します。