阪神大震災から、もう、17年だっけ？か過ぎたんだね。
何だか、この日に私の体験などを、しっかり語ることが、
被災者である自分にとっての義務であるような気がしながら、
書こうと思うんだけど、、、。
重過ぎてかけないことが多くて、
今まで適当にちょっとだけ書いたりしてきた。
でもそろそろ、ちゃんと書いてもいいかもな？ってPCの前でいま思ってる。
丁度、20代後半で恋に凄く悩んでて
同時に仕事もとてものってて、自分はキャリアで行くんだ！って思ってた。
丁度、確か、自営で司会事務所をやろうって思って頃かな?
20～27歳頃までにイベント司会や選挙である程度経験を積ませて頂いて、
ではこれから?って時に震災が来た。
当日のことは、人間どうしてかな？
体から当日のことは染み付いて離れないし、
今でも輪が体が震度計、ぐらいに震度は体感で分かるほど、、、、怖かった。
きゃーきゃー！！！きゃー！！！！！パパー!！！
って自分の隣の部屋で寝ている父親を起こす意味で、
叫びながら、凄く大きい石の砂利の上をトロッコで猛スピードで、
抱えぬけるくらいに凄い、とにかく感じたことが無いほどの揺れで
気がついたら、縦ゆれでベッドに座った状態で叫んでいたのです。
父が、、、どうしたん、みこちゃん。ど、ど、どうしたん、みっ、みこちゃん！
といいながら、あれ？父もかなり揺れている?
と思って、いたら、、、、はぁ、、、治まりました。
私の頭蓋骨で、90×40ｃｍの板が4枚も割れて、、、
後に父が掃除の際、三日月形のガラスの破片を見て、ぞっとしたって
言って居ました。
真っ暗闇を当時暮らしていた、御影のマンションの
ガレージのある玄関に出たら、ぞろぞろ、ご近所の見なさまも
無言で、とにかく無言で、ぞろぞろ、ぞろぞろ這い出てきました。
朝、寒かった。
とにかく寒くて、スキージャケットを着てでたっけ。。。
そしたら、沢山居るのに、人が。。。
しーん。
って絵に描くとこうなるんだ！
ってぐらい、皆言葉を忘れて、火柱に呆然としていた。
丁度、御影北だったので、本山、灘、長田あたりの
真っ暗闇の静寂の中に、濃いグレーの中に上がるオレンジの
物凄く奇麗な火柱3本と、静けさと、凍るような寒さと、
見たことの無い景色に、ただただ、呆然と立ち尽くしていた。
しばらくして、立ち尽くして、ご近所さんと大丈夫ですか？
などと、安否確認をして。
大丈夫と分かった人、和風家屋のぺっちゃんこなおばあさんなど
確認して、ショックと寒さで眠れなくて、
すぐ裏の父の車の駐車場の車の中で眠った。
寒かった、とにかく1月の寒さは、不安と一緒に
骨身に染みて、余震も続くガレージで、
自分のみに何が起こったのかも把握も出来ずに、
ガラスで頭と指の付け根を少し切ったのもあって、
とにかく、自分の状態が把握できなくて、
一応、生きてるな、まだ、生きてるな、、
って思いながら、寒さに震えて、父の車の中で
眠った震災当日の夜でした。
（続く）
