おちんちん物語

後記

この作品は今年の初めごろ思い付いてアイデアノートに書き留めていたものです。

アイデアノートにはタイトルや設定らしきものが数十本、殴り書きしてあるのですが、
新型コロナでの自粛期間を利用して、
雑誌で使えそうなものがどれくらいあるのか見返してみました。

「コレ」は完全に雑誌では無理だけど面白そうだなと感じました。
―と、同時にネタが頭に浮かんで来て４頁分揃ったので、
今回絵の練習も込みで描いてみる事にしました。

全てミリペンで描いてみました。
以前やろうとして、いろいろあって断念したのですが、
今回は絵自体が単純だし、話にも合っていると思ったので試してみる事にしました。
やっぱり付けペンで描くよりは圧倒的に早いし楽ですね。
それに変にペンタッチが出ない分ポップになる気もするし。

近い将来体力的にも厳しくなってくると思うので、
ミリペンでの作画も考えて、試して行こうと思っています。（２０年５月２１日記）

「階上の長谷川さん階下の石田くん」

２０年５月～「プチロゼ」（秋水社）

「ドイプー」「DY」「おっきなネコ」「どきどきライフゲージ」に続く４コマです。

昨年１０月に「ライフゲージ」の連載終了の連絡と新連載の依頼をいただき、
例によってストックしていたアイデアノートから
「階上の～」と「純金戦士！インゴット」の２本の設定、キャラデザイン、ネタ見本を提出しました。

その結果、新連載は「階上の～」に決まりました。
（「インゴット」はその後ネタ出しをしてこのブログに掲載しています。）

「階上の～」はアイデアノートに
「階上の〇〇さん階下の〇〇くん」というタイトル名と
アパートの上と下の部屋に住む片思いの男女の話―ぐらいしか書いて無かったので、
サブキャラも含めて練り直しました。

長谷川さん、石田くんの名前については特に意味はありません。
普段からよっぽど作品と結びつきが必要な名前以外はなるべく迷わず付けるようにしたいと思っているので、
今回もパッと最初に頭に浮かんだ名前を付けました。

すでに２回目の原稿の納品も済み、３回目のネームも出来ていますが、
この先、自分でもどう話が展開して行くのかわかっていません。
それがちょっとストレスですが、楽しみでもあるので、
頑張って描いて行きたいと思っています。（２０年５月８日記）