この数日は中国発の格安AIモデルが話題をさらっている、その為にエヌビデアの時価総額が日本円で91兆円も吹き飛んでしまったと有る。天文学的な数字で有り米国市場から消えただけで有ろうが、それにしても額が多過ぎる、株には素人だが1社の総額でないならそうかなと思うが、米株式市場での前日比で17%安となり、これが時価総額で約5900億ドルもの減少だから、日本円で約91兆円らしいから高額だ、これは単一銘柄で1日の減少額と言う事だ、当然史上最大で有。
こんな額が日本の市場では起こり得ない、国内最大はトヨタ自動車で有るが。そもそもこの額には達してない。アメリカの株高は異常で有るとしか言えない、それでも17%安での結果だから比較する事事態が、日本市場との差では大きく見劣りする。中国が事前に知って居て、エヌピデアを攻撃したかと疑われる、有り得ない話しではない、米中の半導体戦略に攻撃を賭けたとも取れる。これらが調査の対象となれば、その損失はエヌピデアだけの問題でない、米国が対象なら大問題となる。
中国側の会社は新興企業で会社設立も1年数ヵ月前だ、殆どが20代社員で米国留学経験者ではないらしいが、オープンAIを徹底的に研究して、これをベースに彼らの開発アイデアを乗せたに過ぎないと言うなら、AIベンチャーが高額な投資と年数を費やす必要が無いことだ、今回の件は法廷闘争に成る可能性は有る、有る面米国側のメンツを汚す事で、黙っては居ないだろう、ソフトの開発だから、何処かに痕跡は残っているだろうから、厄介な問題となる可能性が有る。
国内でも海外発でも良いので若手がチョロチョロした線香花火でなく、大空に大輪の花火を挙げて欲しい、そんな話題と言うか、注目されたアイデアとかが日本発としてはない、恐らく10年以上は無い状態だ、ベンチャー企業とかアントロプレナーも誕生してない、と言っても過言でもない、話題が持続してないから近い発想は有ったかもしれないが、直ぐに消えて痕跡さえも無い、それ程に日本は遅れた状態に有るから面白くもなく、刺激も生まれないのだ、以前から日本にはキャピタリストが居ない国で、立派なキャピタリストが有るのでないかと、言も人は居るだろうがその多くは銀行系とか証券系とかの集団がバックに居る状態だなので、彼らの発想に合致してないと資金投下は難しい、これが最初の関門だからブレイクスルーして、のし上がる人が居ないので活力不足は否めない、上がろうとしても事前審査が有るので、それ以上にはなれないレールが有るのだ、何より資金が軌道に乗るまで維持出来るかに有る、米国にはキャピタリスト以外にも様々なエキスパートが支援に関わる、その中で初期投資を行うエンジェルスが居れば彼らがしばらくは資金を支えてくれる、金融系の人でないから、発案者の人種や国籍、学歴に関係なく支援するから、スタートアップの特に若者でも候補とみなす風土が有る、その彼らが資金を得た切っ掛けが、同じ様な境遇から上がった人だから理解度は高い、そんな人が日本には欠けているので、スタートアップがチャンスを得る機会が無いのは寂しい。