佐賀デモ成功 2月26日

　けっこう冷たい風が吹く天気でしたが、福岡・熊本・宮崎など佐賀県外からもたくさんの方が参加されました。
　佐賀市での「人権侵害救済法」に反対する集会・デモは去年から数えて、３回目になりました。

　写真でもお分かりのように、佐賀県は全県で80万人ほどしか人がいなくて、”県内を車で走りまわると平地の多くは田んぼ”という、とてもゆとりのあるのんびりとした田舎県です。
　ここは佐賀市役所と佐賀駅の近くです。日曜の昼でも（なので？）、街中を歩いているひとはわずか。都市のように公共交通機関が網の目のように発達しているわけではないので、県民の大人はほとんど自分個人用の車を持っています。ですから、車を持つ大人はバスや鉄道にはほとんど乗ることがないし、ちょっとした「移動」は車でします。
　例えば、私が住んでいる唐津市（人口約12万人）の郊外では、《歩道を歩いている若い女性》をみかけたら、それはほとんどの場合、出稼ぎ（＝「研修生と言う名の労働者」）にきている中国人の女性です。　そもそも登下校以外で歩いている人はほとんど見かけませんから。

　このようなのんびりとした佐賀県ではありますが、私たち防人の会はしっかりと警鐘を鳴らし続けていきたいと思います。

＜余談＞
　午後からは、九州全体からあつまる「反原発デモ」があるというので、見学に行きました。確かに数百人は集まっていましたが、ほとんど「労働組合員」でした。
　半分ほどが佐賀県で、自治労と佐教祖がほとんどのようでした。他県も同じようなものでしたから、九州一円から集まってきていた人々の多くは地方公務員の労組員ということです。
　つまり、ほとんど《組合の動員》で集まってきているということです。
　そこが、個人個人の責任と自腹で集まっていた私たちと大きく違うところでした。