投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

哀しいけど韓国人らしい姿です(3)


 世界陸上選手権大会を終えての韓国陸上界の話。予想通りで面白くもない。




韓国陸上、このままではいけない<1>言い訳をする選手たち(1)

ベルリンで希望をつかもうとしていた韓国陸上が泥沼にはまった。23日(現地時間)に独ベルリンで閉幕した第12回世界陸上選手権大会に韓国は9種目に19人の男女選手を送ったが、全員が予選脱落または最下位圏に終わった。男子三段跳びと競歩、マラソンなど一部の種目で上位進出を狙ったが、結果は出なかった。2年後に迫った大邱(テグ)世界陸上選手権大会を控え、韓国陸上に赤信号が灯ったのだ。韓国陸上の問題点と対策を3回にわたり診断する。

「負傷部位が痛んだ」「支援が足りなかった」。23日に幕を下ろしたベルリン世界陸上選手権大会で、韓国代表選手らはけがと支援不足を不振の理由に挙げた。敗北が当然であるかのような姿で、反省する様子は見られなかった。2年後に大邱世界陸上選手権大会を控えた韓国陸上の課題は、選手の技術向上とともに精神姿勢の立て直しだ。敗北主義に染まった脆弱で利己的な選手では好成績は期待できないからだ。

◇「練習できず大会に出場」

男子三段跳びの予選で脱落したキム・ドクヒョン(24、光州広域市庁)のインタビューは失望を与えた。「ひざと股関節が痛くてほとんど練習できなかった。上から言われて無理に世界選手権に出場した」ということだ。彼を知る陸上関係者は「また始まった…」という反応だった。「外国人コーチと息が合わない」という言葉も出てきた。

男子110メートル障害で予選落ちしたイ・チョンジュン(25、安養市庁)は陸上連盟の支援不足を取り上げた。彼は陸上連盟が総力支援する「2011年大邱大会ドリームチーム」の核心選手だ。イ・チョンジュンは「米国合宿で連盟に車の支援を要請したが拒否された。こういう状況ではきちんと練習ができない」と平然と語った。連盟のある関係者は「自分で車を運転すれば事故の危険があるので経費を出すからタクシーを利用しろと言っただけなのに…」と渋い表情を見せた。

またイ・チョンジュンは、1年前から要請している自分の担当チーム設置に対して返答がないことに不満を表した。これに対し連盟側は「一人のための専門チームは公平性に問題がある。今回の米国合宿は有能なコーチまで付けたのに、こういう発言をするのは理解できない」と選手の態度を叱責した。

韓国陸上、このままではいけない<1>言い訳をする選手たち(2)

◇ハードな練習は「ノーサンキュー」

今回の大会で韓国選手の競技を見守ったある陸上関係者は「あいつはまた秋のことを考えている」と眉をひそめた。韓国陸上界ではいつからか世界大会は適当に終え、秋に開催される国体に力を注ぐという雰囲気が形成されている。上位圏進出の可能性も小さくインセンティブがない世界選手権よりも、褒賞金がかかる国体に魅力を感じているからだ。

ほとんどの陸上関係者は「国体陸上種目の点数を順位ではなく記録に変えるべきだ」と主張しているが、改善は進んでいない。市・道間、種目間の利害関係が絡み、調整は容易でない。

楽な道を選択する現実にも失望を感じる。ある実業チームの関係者は「少し練習の強度を高めれば『これ以上できない、市・郡庁チームに移る』と言ってくるのでどうしようもない」と訴えた。

最近の選手らは、実業団チームできつい練習をするよりも、練習量が少なく生活が安定した市・郡庁チームを好む。現実がこうであるため、記録は後まわしにされ、厳しい指導者は居場所が狭まるという悪循環が繰り返されている。

◇精神力の強い有望株を育成すべき

韓国陸上の期待株は幼い頃から大切に育てられてきた。あまりにも選手層が薄いため、指導者は選手が望むものをすべて受け入れてきた。選手が自己中心的で闘志がない理由だ。陸上関係者らは「甘えた選手は果敢に代表チームから追い出すべきだ」と主張している。

ある陸上関係者は「2011年大邱大会を最後に韓国陸上が消えるわけではない。大邱大会でメダルを獲得できなくても長期的な視点で育成していかなければならない」と主張した。

また「今の記録が良い選手よりも、精神力があり将来性のある有望株に投資するほうが、低迷する韓国陸上の立て直しにつながるだろう」と語った。賞金ばかり気にして大会に出るよりも、国家代表としての使命感を抱かせる教育プログラムも必要だという指摘だ。

ある陸上監督は「日本代表チームも世界陸上選手権大会には一銭の褒賞金も出していない。しかし日本の選手たちは自分の名誉のために死力を尽くしてやっている」とし「精神力が強かった韓国が今ではむしろ日本に学ばなければならない時代になった」と語った。



http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=119638&servcode=600§code=600
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=119640&servcode=600§code=600




>ひざと股関節が痛くてほとんど練習できなかった。上から言われて無理に世界選手権に出場した
>米国合宿で連盟に車の支援を要請したが拒否された。こういう状況ではきちんと練習ができない
>1年前から要請している自分の担当チーム設置に対して返答がないことに不満を表した。
>少し練習の強度を高めれば『これ以上できない、市・郡庁チームに移る』
>精神力が強かった韓国が今ではむしろ日本に学ばなければならない時代になった

哀しいけど韓国人らしい姿です。
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