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投錨備忘録 - 暇つぶしに借りた本のメモを残すブログ

U・ボート(「ティペラリー・ソング」) - 映画に出てくる食事の場面(33)

 

U・ボート ディレクターズ・カット [DVD]

ユルゲン・プロホノフ,ヘルベルト・グレーネマイヤー,クラウス・ヴェンネマン
角川書店


1981年のドイツ映画。監督はウォルフガング・ペーターゼン。コロンビア映画制作。日本での公開は1982年。出演はユルゲン・プロフノウ、ヘルベルト・グレーネマイヤー他。原作はこの映画ではヘルベルト・グレーネマイヤー(ヴェルナー少尉役)が演じる海軍報道班員だったブーフハイム。

学生の時に観た映画で鮮明に覚えているのはこの映画と「マッドマックス」、「赤い髪の女」の3本だけ。この3本は鮮烈だった。この映画は同じサークルの連中と下北沢で観た記憶がる。後に陸上自衛隊に進んだ先輩の評は「戦争に負けた国の映画だ」だった。ハリウッド映画のようなナショナリズムも無ければヒーローもヒロインもいない。常に不利な状況に追い込まれ、死を潜り抜けて帰港しても連合国の爆撃で艦は沈み、主人公の艦長は艦の沈没を見届けて息を引き取るところで映画は終わる。

あくまでも淡々と、それでも一時も目を逸らさせることなくDas Boot(U-boat)を描いており、リアルさを追求したセットとともにこんな映画もあるのかと見惚れた覚えがある。後年、原作を読んだが原作者のブーフハイムはペーターゼン監督の作品化に失望していたそうだ。私にはリアルに見えた映像もやりすぎであり、オーバーな役者の演技も過剰であると。

映画は1941年フランスの港町ラ・ロシェルから始まる。

選んだ食事の場面は艦長が敵国イギリスの愛唱歌「ティペラリー・ソング」のレコードをかけさせた場面。

 

 

何を食ってるのかさっぱりわからなかったので、この投稿の題名には「ティペラリー・ソング」を入れておいた。

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