単に自分の占有する場所を曖昧な所を狙って少しでも広げたいというだけじゃないのか。日本でも在日韓国人がたびたびやることだし、韓国が起こす領土問題も一緒の理由でしょう。
韓国ではどこの家にも温室があるの? 韓国にやって来た外国人観光客がマンションの前を通り過ぎると、「韓国ではどこの家にも温室があるのですか。なぜどこもガラスで覆われているのですか」と非常に興味深そうに尋ねる。マンションのバルコニーを覆っているガラスのサッシが、異邦人の目には温室のように見えるらしい。 マンションや多世帯住宅のバルコニーに設置されているサッシは、韓国だけで見られる独特な風景だ。バルコニー用のサッシは当然、入居者が設置するもの。マンションが分譲される際の価格には含まれていない。それでも韓国人の認識上、サッシはマンションのオプションではなく必須のアイテムとなっている。 「韓国のマンションにおけるバルコニーは、外を眺めることができて外からも中が見える西欧式のバルコニーとは非常に異なる。色のついたガラスや網戸などで外部と断絶しており、時には外からの視線を完全に遮断できるものなど、さまざまな種類がある」と、フランスのバレリー・ジューレゾーは著書『アパート共和国』で指摘している。「外部と内部の中間地帯」である西欧のバルコニーと、サッシによって外部と完全に遮断された韓国のマンションのバルコニーを比較したのだ。 なぜ韓国人はサッシに執着するのだろうか。米ニューヨークで活動する建築家のポン・ジュヒ氏は、「韓国人が持つ“広い家”に対する願望が招いた現象だ」と述べた。「米国でバルコニーはバーベキューや洗濯など、外での活動ができる空間、つまり“外部への思い”が表出したものであるのに比べ、狭い家に住む韓国人にとっては、少しでも室内を広げることのできる空間として認識され、その欲望を解消する手段がサッシだ」と説明している。法的にも空間の概念は異なる。サムスン建設設計チームのイ・ヒョンチャン課長は、「外国ではバルコニーが法的に“公共の空間”とされているため、サッシを設置するのは違法となる。洗濯物を干して美観を損ねることを禁じる国さえあるほどだ」と述べた。 サッシの普及は建設会社があおったという側面も「なきにしもあらず」だ。会社側はバルコニーを「サービス面積」として分類し、あたかも「おまけとして与えられる空間」という印象を与えてサッシの普及を後押しした。 空間に対する執着だけでサッシについて説明するのは不十分だ。室内の狭さで見れば、韓国よりも上を行くのが、「ウサギ小屋」とも言われる日本の家だ。しかし日本には韓国のようなサッシはない。その理由は慣習の違いだ。オンドル文化の影響で、韓国は伝統的に室内を暖かく維持する傾向があり、サッシを設置することで二重窓の効果を持たせることが普遍化している。一方、日本や欧州では室内の低い温度に慣れており、保温よりも換気を重視するため、二重窓はあまり見られない。 サッシは韓国のマンションの没個性化を促す決定的な原因となった。入居者の個性が外部に表現される可能性が根本から失われているからだ。しかし、最近になって建設会社はバルコニーを立体化させるなどの差別化を図っており、サッシもそれに従って変わりつつある。微妙なカーブを持たせたものや丸いサッシなども登場している。マッチ箱のようなマンションを完結させる要素だったサッシだが、果たして個性を生かすマンションの装飾として生まれ変わることができるのか、見守っていきたいものだ。 キム・ミリ記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 http://www.chosunonline.com/news/20090621000016 |
>少しでも室内を広げることのできる空間として認識され、その欲望を解消する手段がサッシだ。
ここで終っていいんだけど・・・。
>空間に対する執着だけでサッシについて説明するのは不十分だ。室内の狭さで見れば、韓国よりも上を行くのが、「ウサギ小屋」とも言われる日本の家だ。しかし日本には韓国のようなサッシはない。
お決まりの付け足し文章。ほっといてくれ。
>その理由は慣習の違いだ。オンドル文化の影響で、韓国は伝統的に室内を暖かく維持する傾向があり、サッシを設置することで二重窓の効果を持たせることが普遍化している。一方、日本や欧州では室内の低い温度に慣れており、保温よりも換気を重視するため、二重窓はあまり見られない。
ベランダを囲い込む理由になってない。日本にもヨーロッパにも二重窓は普通にある。