皆さん、この問題の答え、おわかりでしょうか。
実際にあったユニットバスへのクレームなのですが、建売住宅として建築した2件の同じ仕様の家のことです。左側の家Aさんは、共働きでお風呂の掃除は週1回くらい。朝シャワーをしてお風呂の窓は閉めたままで、そのまま仕事に出られます。右側の家Bさんは、奥さんが専業主婦。毎日ピカピカにお風呂掃除をされ、その後は窓も開けています。
ところが不思議なことに、毎日風呂掃除をする、清潔好きの方のユニットバスの床がぬれたままで、タオル掛けにかけたタオルがなかなか乾きません。何にも手入れしない、窓を閉めた方のお風呂の床はカラカラに乾いているのです。
お隣同士の立ち話の中で、そのことが話題になりBさんより苦情が入りました。「うちの家の床下に問題があるのでは。風呂の床か濡れたままです」と。同じ仕様の家でこれだけの差があり、不具合の可能性も想定しながら訪問しました。
床下等には何も問題はありません。換気の方法に問題があったのです。Aさんは窓を閉めたまま換気扇をつけていました。Bさんはていねいに掃除をしていたのですが、換気扇をつけずに窓を開けただけでした。ユニットバスは気密性が高いので窓を開けただけでは空気が循環せず、床などは乾きが遅いのです。
ユニットバスには入り口のドアの下に必ず空気を取り入れるためのスリット(隙間)があけてあります。窓を閉めて換気扇をつけると、ここから乾いた空気が流れ込みはじめに床を乾かし、かけてあるタオル、天井を順番に乾かしていきます。窓を開けて換気扇をつけても、お風呂の上部だけが早く乾きますが床は遅いままです。
ユニットバスを乾燥させる方法は、窓を閉めて換気扇をつけるのが正解です。また、お風呂の換気扇は24時間つけっぱなしでも電気代は月に200円程度なので、家全体を強制換気するのにも貢献します。現在は、居室に換気扇をつけるのが義務付けされていますが、ついてない家でもトイレかお風呂の換気扇をつけっぱなしにするのは電気代以上の効果があり、お奨めします。マンションなどでは特に効果ありです。
実際にあったユニットバスへのクレームなのですが、建売住宅として建築した2件の同じ仕様の家のことです。左側の家Aさんは、共働きでお風呂の掃除は週1回くらい。朝シャワーをしてお風呂の窓は閉めたままで、そのまま仕事に出られます。右側の家Bさんは、奥さんが専業主婦。毎日ピカピカにお風呂掃除をされ、その後は窓も開けています。
ところが不思議なことに、毎日風呂掃除をする、清潔好きの方のユニットバスの床がぬれたままで、タオル掛けにかけたタオルがなかなか乾きません。何にも手入れしない、窓を閉めた方のお風呂の床はカラカラに乾いているのです。
お隣同士の立ち話の中で、そのことが話題になりBさんより苦情が入りました。「うちの家の床下に問題があるのでは。風呂の床か濡れたままです」と。同じ仕様の家でこれだけの差があり、不具合の可能性も想定しながら訪問しました。
床下等には何も問題はありません。換気の方法に問題があったのです。Aさんは窓を閉めたまま換気扇をつけていました。Bさんはていねいに掃除をしていたのですが、換気扇をつけずに窓を開けただけでした。ユニットバスは気密性が高いので窓を開けただけでは空気が循環せず、床などは乾きが遅いのです。
ユニットバスには入り口のドアの下に必ず空気を取り入れるためのスリット(隙間)があけてあります。窓を閉めて換気扇をつけると、ここから乾いた空気が流れ込みはじめに床を乾かし、かけてあるタオル、天井を順番に乾かしていきます。窓を開けて換気扇をつけても、お風呂の上部だけが早く乾きますが床は遅いままです。
ユニットバスを乾燥させる方法は、窓を閉めて換気扇をつけるのが正解です。また、お風呂の換気扇は24時間つけっぱなしでも電気代は月に200円程度なので、家全体を強制換気するのにも貢献します。現在は、居室に換気扇をつけるのが義務付けされていますが、ついてない家でもトイレかお風呂の換気扇をつけっぱなしにするのは電気代以上の効果があり、お奨めします。マンションなどでは特に効果ありです。