M町の花屋便り

別に、花や季節の話をしようって訳じゃあないんです。

恐山

2014-06-09 20:16:10 | Weblog

金曜日の夜、NHKで恐山の映像を見た。前にお客さんで恐山に行って来たと言う話を聞いたことはあった。死者と話せる場所だと聞いた。その時は何とも思わなかったあたいだが、今回はビビッと来た。

壮麗な山奥、、、なんとなくそんな風に思っていた恐山は、何とも索漠とした風景でテレビに映っていた。いろいろな人が、様々な思いをもって訪れている。何となく、そこにおじいちゃんは居るんじゃないかとあたいは思った。おじいちゃんはそもそも成仏したのだろうか???あれ以来おじいちゃんは出てきていない。  お客さんが入って気持ち良かったと言う温泉も映っていた。  風車を手向ける人々。 すっかり見入っていたあたいは、番組の最後にぐっと来た。交通事故にあったと言う男の人が、三途の川でおじいちゃんに返されたと、そのお礼を言いに来たと言う。”なるほどねえ、そう云う事はあるんだなあ”と思っていたあたい。そしたらその次に映った人は、3か月の間に父と弟を亡くしてしまったと言う。”何だか聞いたことがある話だ” そうだ、それはあたいの母の境遇と同じだ。3か月の間に母は父と弟を亡くしたんだった。”ああやっぱりおじいちゃんはそこに居るんじゃないか?”そんなことを考えながらあたいは眠った。

翌日、”あいたたた”が来た。右肩に何かが乗っている感じだ。開いた朝日新聞を見てびっくり!又恐山が載っている。さてはおじいちゃんは久しぶりに遊びに来たのか?Nちゃんにメールしたらすぐに返事が戻ってきた。 ”おじいちゃんならいらしても良いんじゃない!” そうか、そうか。おじいちゃんが来たか。。。

”病院へ行け”とも書いてあったけど、、、。