相模原市津久井町の商工会が情報革新のお手伝い

津久井町商工会の情報化委員会が発信する貴事業所のIT化へのお手伝い。 何でも聞いて、愉しいITライフを満喫しましょう!

「恕」

2008-02-28 23:00:36 | Weblog
『子貢問ひて曰く、一言にて以て終身之を行う可き者有りやと。子曰く、其れ「恕」か。己の欲せざる所は、人に施すこと勿れと』
自分がされたくないことは、人にしてはならない。それが「恕」だ、と孔子は説いていました。つまりは、思いやりということです。
自分のことと同じように人のことを考える。そのことこそ人生で一番大切なことだと孔子は教えたのです。

有名な学者が「人間は堪忍の二字が大切だ」
無学な者が「かんにんは四字です」
学者「いや、堪・忍と書いて二字だけだ」
無学「それはおかしい、たえしのぶは五字ですね」
学者は怒って「お前のようなバカには教えてやらん」
無学の者はにっこりと「私は堪忍の二字は知らないが、たえしのぶの五字は知っています」

偉そうに教えて恥ずかしいと思わない者が「堪忍」を知らず、教えられているものが実は知っていたという。言葉・知識を知っていても、心がなければそれは何も知らない事といっしょだということですね。それで「恕」が大切なわけですね。
しかし、それが常に出来ないのが人間なんですね。悲しいかな。

芝蘭の化

2008-02-26 01:57:20 | Weblog
最近孔子の言葉で「芝蘭の化」を知りました。読みは「しらんのか(け)」です。
意味は良い友人と付き合うことによって、自然に受ける徳の感化だそうです。
「与善人居、如入芝蘭之室、久而不聞其香、即与之化矣」
霊芝や蘭などの香草の香りが満ちた部屋に入れば自分も自然と良い香りになるように、立派な人と付き合っていれば自然と良い影響を受ける

情報委員会PC教室が「芝蘭の室」となるのは遠からじ…