シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

シャンチー(象棋)に関するニュースを(一社)全日本シャンチー連合会がお届けします。

アジア団体戦速報(3)

2008-10-23 | アジアシャンチー選手権
シンガポールで開催されているシャンチーの第15回アジア団体選手権は10月23日、第4・5ラウンドの対局が行われ、日本チームはカンボジア、ブルネイに連勝、対戦成績を2勝3敗としました。現地から速報をお送りします。

日本チームの成績は次のとおりです。

◆第4ラウンド(カンボジア)
山崎秀夫○-順平
楊威軍×-邱亮
所司和晴○-林宗輝

◆第5ラウンド(ブルネイ)
楊威軍△-羅偉雄
所司和晴○-黄敏生
山崎秀夫○-李〓(米偏に卂)

日本チームは今大会不調の楊威軍選手を相手の№1が来るとみられるボードにぶつけて、山崎、所司両選手でポイントを稼ぐ作戦が功を奏しました。これで日本は対戦成績を2勝3敗とし13位(16チーム中)、明日に「勝率5割」達成の希望をつなぎました。

第5ラウンドを迎えて首位は中国、続いてベトナム、中華台北、中国香港が追っており、中国の優勝は動かないとして、熾烈な2位争いとなっています。

いよいよ明日は最終日。午前の第6ラウンドの日本の相手はオーストラリアと決まりました。第6ラウンドで所司選手が勝てば「アジア(国際)大師」の称号獲得が確定、山崎選手も残り2ラウンドを1和以上で乗り切れば「アジア(国際)特級大師」の称号取得の第1段階をクリアすることができます。チームだけでなく、個人にとっても重要な今大会最大の山場を迎えます。


カンボジア選手と対戦する楊威軍選手



試合前に提出する出場者名簿




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アジア団体戦速報(2) | トップ | 組合せ発表に場内騒然!アジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。