シャンチー(中国象棋)の日々~三千年の歴史、5億人の愛好者

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全国選抜シャンチー(中国象棋)トーナメントは7月20日・21日開催

2014-07-18 | 国内トーナメント
“日中学院倉石記念杯”第20回全国選抜シャンチー(中国象棋)トーナメント

“日中学院倉石記念杯”第20回全国選抜シャンチートーナメントが、7月20日・21日、東京・目黒区民センターで開催されます。

このトーナメントは、1995年に中国の特級大師・柳大華選手が来日した折に、全国の優秀なシャンチープレーヤーを招集して開催されたのが起源で、以来、アジア選手権、世界選手権出場を目指すプレーヤーが必ず出場しなければならないトーナメントとして定着し、全日本選手権、日本リーグとともに三大タイトルの一つとなっています。

1999年、日本シャンチー協会が、日本と中国の友好に貢献のあった個人、団体に贈られる「日中学院倉石賞」を受賞したことを記念し、翌年からは“日中学院倉石記念杯”の名を冠して行われることになりました。

また2004年からは、発展途上にある日本のシャンチーのレベルアップを図ることを目的に「指定布局制」が実施され、毎年、特定の布局を指定して行われることになりました。これによりレイティング下位者であっても指定布局をより深く研究することによって、上位者に対抗できることになり、より高いレベルでの戦いが行われるようになりました。

今年の布局のテーマは「仙人指路対卒底炮」。初手「兵七進一」で始まる仙人指路は、現代中国の全国クラスの試合でも、また国際試合でも中炮に次いで多く指されており、毎年のように新手が現れています。

今年の全国選抜トーナメントには協会の推薦を受けた20名のプレーヤーが出場します。山崎秀夫、岡田蒸、所司和晴、田口福夫と4名の全日本選手権優勝経験者が顔をそろえ、さらに今年の日本リーグを制した黄雅輝を加えた上位陣に、2014-15年のアジア選手権、世界選手権出場を目指す「2014-15チームジャパン」指定選手が挑む構図となり、質・量ともにかつてない高いレベルの戦いとなることが期待されています。さらに今年の全日本選手権で導入された「6+1」方式(第6ラウンドまでの1・2位で決勝戦を行う)をこのトーナメントでも実施、最終戦まで激しい戦いになることが予想されます。

全国選抜トーナメントの参観は自由です。「『シャンチー』ってどんな競技なのかな?」と思っている方もぜひご覧においでください。なお、報道機関及び出場者から依頼を受けた方以外の写真撮影はご遠慮ください。

◆会場
目黒区民センター2階集会室

◆スケジュール
7月20日(日)
 1R 10:10
 2R 13:10
 3R 15:10
 4R 17:40
7月21日(祝)
 5R 10:00
 6R 13:00
 7R 15:00 終了後、表彰式


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