もの忘れのためのちょっとしたメモ

要は備忘録のようなもの。

はやぶさ2 祝打ち上げ!

2014-12-04 13:40:03 | 雑談

昨日、はやぶさ2を積んだHⅡ-Aロケットの打ち上げのネット中継を観た。
ロケットの打ち上げというものを、はじめてリアルタイムの映像で見ることができた。
宇宙のことやロケットについて、特別な関心があるというわけではない。
打ち上げの中継を見ているのは、単なる気まぐれに過ぎないのだが、それでもドキドキするのはなぜなのか。
カウントダウンが進み打ち上げが近づくと、関係者でもないのにどんどん緊張感が高まっていくのを感じる。

続いていたカウントダウンがいよいよゼロとなる。
エンジンに火がつき、ロケットがゆっくりと上昇をはじめる。
種子島の現地にいれば、ものすごい爆音と衝撃があったことだろう、煙だって漂ってきたかもしれない。
でも画面をとおしては、さすがに衝撃までは伝わらず、爆音にしてもさほどの迫力では伝わらない。
それでも、どんどんスピードを上げて雲間に消えていくロケットの様子に、思いの外に興奮してしまった。

はやぶさ2の切り離しの様子も見ていたが、関係者でもないのに妙に“ホッ”とするのはなぜなのか。
これから長い時間をかけて小惑星に向かい、観測やサンプル採取など、さまざまなミッションを行うのだそうだ。
予定では戻ってくるのは6年後、東京オリンピックも終わった2020年の秋とのこと。
関係者の人にとっては、無事に戻ってくるまでは気の抜けない、たいへんな日が続くのだろう。
初代はやぶさのように迷走することなくミッションを完遂して無事に戻ってきてほしいものだ。

************************

ところで、話は昨日の夜に飛ぶ。

私:今日のはやぶさ2の打ち上げはすごかったよねー。 ※昼間の中継は、妻と一緒に観ていた。
妻:そうねぇ。私もはじめて見たけど、ちょっと緊張したよね。
私:そこで相談なのだが、はやぶさ2の打ち上げを祝して、我が家でも今夜は祝賀会なんてどうでしょう?
妻:…………。
私:美味しいつまみと、ビールとかワインとか片手に、はやぶさ2や宇宙の神秘についてじっくりと語り合っ……
妻:……たりはしません! あんたとはやぶさ2にはなんの関係もないでしょ!!

というわけで、見事一喝!!! わが家の“はやぶさ2、便乗打ち上げ”は、見事、失敗に終わったのだった。