もの忘れのためのちょっとしたメモ

要は備忘録のようなもの。

ツール・ド・フランス開幕がたのしみ

2016-06-16 10:48:12 | 気になっていること

雨降りの日がつづき、ちょっと言うつだなぁと思っているが、梅雨なのだからしょうがない。
おまけに関東は水不足の由、となれば、できるだけ景気よく降ってもらわないとほんとうに困ってしまう。
少し前の話になるが、ヨーロッパでは水害で大変というニュースを見たと思うのだが、現在はどうなのか?
雨が降らずに心配の日本〔というか関東)と、降りすぎで困っているヨーロッパと。
ほんとうに、世の中というのは調度良いという加減がとても難しいったらない。

話は変わって、ヨーロッパといえば、いよいよツール・ド・フランスの開幕が迫っている。
6月30日にはチーム・プレゼンテーションがあり、7月2日にモン・サン・ミシェルで開幕とのこと。
現在、前哨戦のひとつツール・ド・スイスが開催されており、新城幸也選手(ランプレ・メリダ)が出場している。
新城選手いえば、大怪我からの復帰戦となったTOJでのステージ優勝の記憶も新しいところ。
復帰したとはいえ、まだまだケガからの回復具合が心配となるところである。
ネットの記事を読む限りは、まずまず順調にレースをこなしているようだが、くれぐれもケガには気をつけてほしい。

ツール・ド・フランスの前哨戦といえば、より注目はクリテリウム・ドゥ・ドーフィネである。
先日ゴールを迎えたレースは、クリス・フルーム選手(スカイ)が2年連続の総合優勝で幕を閉じた。
ツール・ド・フランスでも優勝候補に名のあがる選手が多く出場しているこのレース。
どのような展開となるか、非常に興味深くはあったが、終わってみればフルームとスカイの強さが光ったレースだった。
とはいえ、ツール開幕まではまだ少し間もあり、レースの終わりを考えれば、まだ1ヶ月ほどの時間がある。
ライバルたちが、どのようにコンディションを上げてくるのか、とても楽しみなところである。

昨年は、フルーム(スカイ)、コンタドール(ティンコフ)、ニバリ(アスタナ)、キンタナ(モビスター)の4人が、
ファンタスティック4と呼ばれて、この4人での優勝争いに注目が集まっていた。
今年は、アスタナはニバリに変わり、若手のアルーがエースをつとめるとのことで、新ファンタスティック4なのだとか。
ドーフィネはキンタナが出場していなかったが、結果を見る限り、現状ではフルームが一歩抜きん出た感じ。
コンタドールは、序盤は調子良さそうに見えたものの、終わってみれば成績としてはいまひとつだった。
また、アルーはステージ優勝はあったがそれ以外はまったく振るわず、総合優勝争いには一度も絡むことがなかった。

ツールでは基本、ワクワクするような闘いが見られれば、誰が総合優勝でも構わないと思っている。
思ってはいるのだが、どちらかというとフルームの連覇が見たなぁというのが本音である。
そして、今年もまたさいたまクリテリウムでマイヨジョーヌ姿を披露してほしいなぁ、とも思っている。
しかし、コンタドールかキンタナが優勝する姿も見たいような気がしないでもないし、以外な選手の番狂わせも悪くない。
悪くないというよりも、ジロ・デ・イタリアのことを考えると、ツールでも若手選手の大躍進なんて姿はぜひ、見てみたい。

そろそろ公式プログラムも発売になるし、一気にツールへの期待が膨らむ今日このごろ。
「我らワールド」でも優勝と3賞ジャージ獲得者の予想をしていたが、私も毎晩のお風呂は予想タイムになっている。
予想とはいえ知識も乏しいこととて、結局は同じ所を堂々巡りになってしまい、わからないというのが毎度の結論。
なにはともあれ、いざ、レースが始まってしまえば、観ている者にとってはあっという間の3週間となるはず。
誰が勝つのか、どうなるのか、いろいろと想像を巡らすいまの時間がいちばんたのしい時間かもしれないなぁ。


夏の夜はミステリー

2014-08-21 15:51:03 | 気になっていること

毎晩、寝る前には本を読むのを日課にしている。
いま読んでいるのは、エラリー・クイーン『オランダ靴の謎』(中村有希訳、創元推理文庫)。
この作品については、というか、クイーンの国名シリーズについては全作品を過去に2~3回は読んでいる。
ちなみに以前読んだのはハヤカワ・ミステリ文庫版だったが、そのときに読んだ文庫は家のどこかに眠っているはず。
それならば、なにも新しい文庫を買い直さなくても、と思うわけだがそうもいかない。

なぜならば、現在刊行が続いている創元推理文庫版は新訳版であるから。
じつは私、“新訳版”という言葉に非常に弱い。
過去に読んでいる作品に限るのではあるが、なんとなく買わずにはいられないのである。
中学、高校生のころは、“傑作”とか“名作”、“白眉”なんて言葉に異常に弱かった私。
時は流れ、いまの病は“新訳版”(ちなみに、新装版にもけっこう弱い)。

そんなわけで、古い文庫を持っているのに創元版の新刊を買い続けているというわけ。
と、ここで「あれ、角川文庫でも新訳が出てなかったっけ?」と思ったあなたは正しい。
創元推理文庫版に先行して、角川文庫でも国名シリーズの刊行が続いている。
大きな違いとしては、創元版が個人訳なのに対し、角川版は越前敏弥さんともう一方(作品で異なる)の共訳という点。
ちなみに、タイトルの付け方が創元版は『~の謎』、角川版は『~の秘密』というのも違いの1つ。

とくに翻訳を比べてみようというのでもないが、なんとなく角川版も購入・読書している。
というか、角川版を読んでいたら、創元版の刊行が始まったので買ってみたというのが正しい順番。
現在の最新刊は、それぞれ創元版は『ギリシャ棺の謎』、角川版は『アメリカ銃の秘密』。
現状、角川版は『ローマ帽子』から『エジプト十字架』を、創元版は『ローマ帽子』と『フランス白粉』を読了済み。
どちらも読みやすい翻訳になっているが、個人的な好みとしては、どちらかというと創元版のほうが好み。

というわけで、『オランダ靴』も数ヶ月まえには角川版で読んでいるはずなのだが、内容をさっぱり覚えていない。
偉そうに“創元版が好み”と書いてはみたものの、じつは、真犯人もトリックもまるで思い出せないのだ。
もっとも、『ローマ帽子』も『フランス白粉』のときも同じだったので、いまさら嘆いてもしょうがないんだけど。
それにしても、どうしてこれほど覚えてないのか、読んでるつもりで寝てたのかしら。
私ったらいったいどうしたの? 本の内容よりも、ほんとうはこっちのほうがミステリーかも……。




亀の日常生活はどうなっている?

2014-08-01 16:58:10 | 気になっていること

今日から8月。
夏本番となり、セミの鳴き声がいよいよ勢いづいてきた気がする。
蝉の声を聞くと、少なくとも、体感温度が1.5度くらいは上がっているような気がする。
セミは暑いとは思わないのだろうか、それとも、あまりの暑さに叫んでるのか?
聞けるものなら、一度そのへんの事情を聞いてみたいものだ。

ところで、近所の広場に小さな池がある。
小さい割には、流れがあるせいか、大小の魚が何匹も泳いでいる。
その小さな池に亀が1匹いるのだが、その亀がとても気になっている。
体長は頭の先から尻尾の先までで、20~25センチほどだと思う。
見た感じけっこう大きく、なかなかに立派な亀である。

天気の良い日は、水面より高い岩の上で、よくひなたぼっこをしている。
ひなたぼっこでは、頭をそらすように首をめいっぱい伸ばした姿のまま、微動だにもしない。
そんな一心不乱に陽の光を浴びる亀の周りには、ピンと張り詰めた空気が流れている。
同じひなたぼっこでも、公園のベンチに腰掛けた老人がのんびり、なんてのとは大違いである。
その堂々とした甲羅からは、亀なりの威厳すら感じないわけにはいかないのだ。

それにしても、住宅街の小さな池に野生の亀がいるものなのだろうか?
ちょっと不思議な感じもするが、放し飼いのペットとは思えない(首輪もないし)。
もっとも、都会に生息する野生のたぬきの姿を、テレビで観たことがある。
鳥だって、街で見かけるものは野生なわけで、池の魚だって野生だろう(それとも放し飼い?)。
ということは、やっぱり野生の亀ということなのだろうか?

それに加えて、晴れの日にひなたぼっこしている姿しか見たことがないのはなぜなのか?
じつはいろいろな天候の日に、亀の姿を探して見るのだが、まるで目撃できた試しがない。
餌を食べてる姿はおろか、泳いでいる姿も、歩いている姿すら見たことがない。
食事シーンはダメでも、せめて歩いている姿くらい見ることができても良いと思うのだが。
ひなたぼっこ以外の時間は、どこでなにをして過ごしているのか?

ちなみに、今日も池のそばを通ったのだが、ひなたぼっこはしていなかった。
はたして亀は、どこでなにをしているのか、謎は深まるばかりである(もしかして、引きこもりなのか?)。
たとえばセミのように鳴いてくれれば、居場所がわかりやすくなるのに、なんと不親切な奴なのか!
そういえば、そもそも亀というのは鳴くのだろうか? 考えてみれば、亀の鳴き声というのは聞いたことがない。
亀の鳴き声は……すごく渋い声で“びゃぁ~、びゃぁ~”って鳴きそうな気がする、勝手な想像だけど。