LONG ISLAND ICED TEA 別館

日常の出来事、雑感等々・・・本館の営業が甚だ更新しないので(爆)こちらにup.

風来坊紀行 ~ ヴァガボンド・ジャーニー  北陸編 5 ~

2008-08-30 13:07:22 | 遠い街のどこかで・・・

 なんとか砺波市内まで戻ってきた.
 砺波市、南砺市の市境付近から北陸自動車道付近までには道の駅が点在している.「道の駅 庄川」「道の駅 井波」の間は5分もかからない.駅と駅の距離が近すぎるのには反対なわたくしとしては、どうかな!?と毎回思います.
 まあ、色々な事情や思惑があるのでしょうから、第三者がどうこういう問題じゃないんですけどね.
 ちなみにこの両駅間の近さは、道の駅の中でも最短のようです.はい.

 ということで富山エリア近場三連莊をどうぞ!!

 最初は、「道の駅 庄川」.国道の交差点の所にあり、その風貌と相まって、道の駅というよりは街道のドライブインと表現した方がしっくりくる.「団体様入口」と書かれた扉がある事からも、その推測はあながち間違ってはいないと思われる.
 中に入ってみても、至ってオーソドックスなドライブイン.多分元々ドライブインを運営していた所、道の駅設置の話が出てきて、それではこの施設を道の駅にしてたらどうでしょう!?みたいな感じで設立されたのではないでしょうか.
 この昭和レトロな雰囲気がイイ、と思う方も多いでしょうけれども、僕的道の駅論からするとどうしても外れてしまいますわん.




          



 次の「道の駅 井波」まではほんの2~3分で到着.前述の通り、ここまで近いのも如何なものか!?
 この駅は井波彫刻が特産ということもあり、木彫りの実演、木彫りの体験、展示施設、と木にまつわる施設が複数併設されている.木の香浴泉という日帰り浴場もある.
 時間が無かったので、細かくは観れなかったが、メインの建物もふんだんに木の香りが漂ってきそうな造りで、特産品を盛り込んだなかなか良い施設である.


          



          


 さて三連莊の最後は「道の駅 砺波」.普通に街中に存在しています.隣はラーメン屋だし、目の前を走る国道沿いには大型スーパー等普通のお店が並んでいて、道の駅としての存在価値、活用度はかなり低いイメージ.
 中に入ってみても、普通の観光地の売店としか思えず・・・確かに近くにあるチューリップ公園絡みのチューリップグッズはありますが.
 なんかソッコーで車に戻り、次の道の駅に向かっていました.



          



          




 ちょっと辛口かもしれませんが、他のエリアの道の駅と比べてしまうと。。。

風来坊紀行 ~ ヴァガボンド・ジャーニー  北陸編 4 ~

2008-08-19 23:20:54 | 遠い街のどこかで・・・

 とりあえず、寒ブリという第一目的は果たし、近隣の道の駅も回ったことだし、本格的に道の駅めぐりを開始する.(近隣の道の駅はある程度予定していたので、ここからが無計画めぐり)

 さて、ここからどういうルートで廻ろうか・・・
 こっち方面に来る機会は早々無いだろうから、東に足を延ばして新潟方面に行きたいのだが、そうすると距離的にも日帰りは厳しい.事前に調べこんでおけばよかった・・・こういう時に何も考えずに行き当たりばったりに進んでいく性格が災いする.
 南の方に進めば、3つ4つの道の駅は廻れそうだから、南下ルートを選択する.そこで更に選択肢が.
 まずは一番遠くの道の駅に飛び、そこから戻り道の駅を攻めていく方法を取るのだが、最遠をどこに設定するかで時間とルートが大きく変わってくる.この時期(1月下旬)関東人のわたくしとしては、雪道での運転は是非とも避けたい所であり、なるべく安全な道を選ばなくてはならない.そんな中、候補としては、「利賀」「たいら」「上平」の3つ.「上平」は岐阜白川五箇山方向なので、雪のイメージが強い.道もトンネルあり、くねくね道(おそらく峠)ありと、難関が待ち受けていそうでパス.
 「たいら」も似た様な環境(上平に行く手前に存在している)なのでやはりこれもパス.そうなると消去法で必然的に「利賀」になる.まあ多少峠はあるようだが、大丈夫であろう.

 だが、その読みは甘かった・・・

 利賀に続く道は積雪もほとんどなく、鼻歌交じりにハンドルを握る・・・のも束の間、カーナビが示す方向に進むにつれ道は細くなり、ついにはどう見ても山越えルートの道が視界に入る.更に道の両脇には少なからず雪が積もって・・・
 しかしここまで来たからには引き下がるわけにも行かず、タメライながらもアクセルを踏む.
 が、いきなり某旧郵政省の配達車が追い越し行為.確かに雪道に慣れていない外様だからスピードが出ていない.けれど50km後半は出ているにもかかわらず、煽り気味に抜かしていった配達車.マナー悪いわ.
 そんな感じでモアセーフティに走り続けるも、道はどんどん険しくなり(あくまでも雪道に慣れていない人目線)、手にはジンワリと汗も・・・
 それでもなんとか「道の駅 利賀」に辿り着く.
 そこは雪が積もり(地元ィにはこれは積もっているうちに入らないと言われるだろうが)、高台から見る景色はイイ.ポツリと佇む道の駅は、いかにも峠の一軒茶屋といった風貌で、数ある道の駅でも味わい深さでは群を抜くのではないだろうか.



          


 ここのご主人がこれまたイイ人.記念切符を購入すると、
「どこから来ましたか?」
 と、声を掛けてくれた.
 関東から研修で来ていて、1ヶ月ほど根上に居ると答えると、
「雪道には気をつけて運転してください」
 と、温かい言葉を掛けてくれた.
 こんなご主人の人柄も含めて、非常に素朴で味のある道の駅でした.




          

風来坊紀行 ~ ヴァガボンド・ジャーニー  北陸編 3 ~

2008-08-17 23:49:20 | 遠い街のどこかで・・・
 キットキトのブリに大満足し、帰り道はいつもの通り道の駅巡りに興ずる.
 北陸の冬の味覚にやられてしまった僕は、これからの道程に現れる新たな味覚にワクワクしながらハンドルを握る.


 まずは最寄の「道の駅 氷見」.漁港のすぐそばにあり水産物販売施設であるフィッシャーマンズワーフ海鮮館をメインの施設としている道の駅である.
 小さいながらも新鮮な魚介が並ぶ.近所にこんな施設があったら毎日来るのになぁ。。。とつくづく思った.
 食事処は、レストラン、うどん(氷見うどんはけっこう有名らしい)、ファーストフードショップ.
 レストランのメニューを見たが、すぐそばにある市場内食堂(海寶)と比べてしまうと割高感は否めず.
 ここは水産物特売所として見れば十分合格点だが、果たして道の駅としてカテゴライズして良いものか・・・


         
 

         




 さて次の道の駅は、「カモンパーク 新湊
 富山湾に面する射水市にある道の駅.富山でしか水揚げされないと言われている白エビの産地である.
 当然ながらこの道の駅にある名産品メニューに期待を抱いてしまう.
 さっき昼飯食べたばかりなので、お腹の方が心配だ・・・.


         


 今まで訪れた道の駅の物産コーナー(特産コーナー)は、ほとんどが地元特産の野菜が中心に販売されていたが、やはり海の近くだけあり、海のもの、特に特産の白エビがメインに並んでいる.

 テイクアウトコーナーには、「白エビバーガー」があり、まずは候補の一番手に.
 白エビの天麩羅うどん・・・これも捨て難い.頭を悩ませ、お腹とも相談しながらレストランに向かい、入り口のメニューに見入る.
 白エビのかき揚げ丼.おおっ、これだこれ.しかし、お腹が。。。と思っていると、白エビのかき揚げ丼にはミニサイズがあるではないか!!
 白エビの昆布〆や白エビのすましがセットになっている(もちろんかき揚げ丼付)新湊膳が一番食べてみたいのだが、さすがにそれは入らない.
 限られた空腹スペースと相談し、ミニかき揚げ丼をオーダー.


         


 サクサクした衣の中から出てきた白エビは、期待していたよりも多少プリプリ感が弱い気もしましたが、甘味があって他の野菜との相性も良く、かき揚げとしてはなかなかレベルの高い一品です。
 天ぷらだけあって、油っこさは否めませんが、それは既に昼飯を食べていたからだと思うし、一発目に食べていればもっと美味に感じたに違いないであろうと思います.