LONG ISLAND ICED TEA 別館

日常の出来事、雑感等々・・・本館の営業が甚だ更新しないので(爆)こちらにup.

本日読了【頼子のために@法月綸太郎】

2007-10-30 22:31:04 | 

 西村悠史の手記は、愛娘・頼子が殺されたことがきっかけで書き始められていた.
 警察の通り魔犯行説に疑念を抱き、自らの手で犯人にを突き止め、真犯人の胸にナイフを突き刺し復讐を遂げる一部始終が克明に書き留められていた.
 本懐を果たした父親は、覚悟の自殺を決行する.
 この手記に疑念を抱いた探偵・法月綸太郎は独自に調査を開始する.調査を始めていくと様々な事実が発覚し、それにあわせて手記の綻びが一つ一つ焙り出されてくる.そしてことの発端が14年前に西村一家を襲った交通事故に辿り着いた.


 読み始めて直ぐに引き込まれてしまった.だいたい1冊1週間以上で読了するペースが、2日間で読み終えてしまった.
 この作品は、いわゆる「新本格派」の多くに見られる突拍子もないトリックや大仕掛けの建造物は一切出てこない.密室もなければ叙述もない.人間関係の複雑さもない.あるのは登場人物各々の心理的葛藤と駆け引き、人間の表と裏、そして心の奥底に眠るドロドロとした、いやオドロオドロシイ屈折した愛.
 法月綸太郎は事件を解決するためにトリックを見破るのではない.
 彼は人間の心を紐解くのだ.

はらぺこ紀行 魁烹記  広島編 2

2007-10-14 15:26:19 | 遠い街のどこかで・・・


新幹線が発車するなり早くも飯の時間です.
朝5時過ぎに起きたから、眠いやら腹減ったやら.

この日は平日だったので、自分たちの席の周りはほとんどがサラリーマン.
これからお仕事なのに、ビール飲んじゃってゴメンナサイ.
遠慮がちに「プシュ」とフタを開けました.

平日の朝から飲むヱビスは最高です!!



         


         



              相方の松茸弁当.



         


                彩寿司の中身.

はらぺこ紀行 魁烹記  広島編 1

2007-10-08 23:55:08 | 遠い街のどこかで・・・


今回は風来坊ではなくなっていましました.
はらぺこ二人組による旅の話です.

好きなマンガで海皇記@川原正敏がありまして、タイトルをパクリ「魁烹記」としました.
力ある、煮炊きする物()を求めて歩き回るお話です.
食べ物に関わらず、観光その他もぞろぞろと出てきます.


さて今回も遅い夏休みを使って広島に行ってきました.
2泊3日と駆け足の旅でしたが、転勤以来7年、ずっともう一度行ってみたい土地でしたので、相方の希望が出て二つ返事で決定しました.


朝、地元の駅を出発.
今の所、雨の心配もなく、天候に恵まれた旅になりそうである.

6時そこそこの電車であるにも関わらず、けっこう人が乗っていた.
勉強する人、働く人、そして遊びに行く僕たち.

東京を8時33分に出発し、広島まで4時間の電車旅である.
広島までなら飛行機という手もあるけど、空港までのアクセス等を考えると新幹線の方が便利.それ以前に飛行機が苦手なので・・・
それでよくツアコンになりたいとほざいてたな(--;



         


            新型700系に乗りたかったけど、時間が合わず・・・


         


           後続は団体客、一緒の列車にも修学旅行生がのっていたなぁ.




TOPの写真は、ジモッティの駅から眺めるご来光.

本日読了【これなんですか?】

2007-10-07 23:55:56 | 
スネークマンショーを知ってますか?

僕らの世代は、スネークマンショーの本放送時にはまだまだ理解できる年代ではなった.

放送自体も聞いたことはないし、もし聞いていたとしても、さすがに小学生年代では理解できるものではなかっただろう.

中学生時代にレコードのスネークマンショーに出会い、そのコントと音楽に魅了されて今まで来たが、裏側には様々な模様が繰り広げられていたことをこの本で初めて知った.

この本でより一層、桑原茂一の世界に引き込まれていきそうだ.