風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 ７

満腹、満足、満腹、満足と腹をさすりながら表に出ると、いつもやってるのかどうか知らないけれど、イベントが開かれていた．
中でもさんまのつみれ汁無料サービスは食いしん坊にはありがたいサービスである．
つみれとねぎをあっさりとしたカツオ出汁で炊いてある．とてもシンプルではあるが、つみれはふわふわと柔らかく、魚独特の生臭さはまったく感じられず、むしろ甘味を感じるくらいであり、本来のさんまの素材を存分に堪能できる一品である．
これがタダとは、かな～り得した気分です．

風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 ６

雲丹は店先の水槽の中から取り出され、目の前で殻を割り雲丹本体をざるの上に取り出し、水でさらし不純物を取り除き丼飯の上に乗せられる．
丼の他には、味噌汁、小鉢（煮物）、漬物、自家製塩辛（サービス）が並べられる．
「はい、おまたせ」
丼には雲丹といくらがあふれている．
「待たせちゃったから雲丹多めに乗せたからね」
おおおおっ～（涙）
まずは雲丹だけを口に運ぶ．嗚呼口の中に磯の香りが広がり、雲丹の粒の感触がしっかりと舌の上で感じられた瞬間・・・溶ける．溶ける．溶けるぅ～・・・
醤油も何もつけていないのに何の違和感もなく口に運べる．これが雲丹本来の味わいなんだろうな．雲丹が嫌いという人がいるけれど、この雲丹を最初に食べていれば、きっと大好物になっていたに違いない．
わしわしと雲丹イクラご飯をかっ込んでいると、違う味わいを感じた．よく見てみると、ご飯の間に今が旬のさんまの刺身（ヅケ風）が忍ばせてあるではないか．この意外性と極上の旨味は表現し難い絶句的で絶望的な美味さであります．
さんまも溶けますよぉ～
そして更におまけでいかの刺身もいただきました．水槽から揚げたばかりのいかは、歯応えも味わいも初めてで、これがいか本来の姿なのだと実感．
親方も、いかは水槽の硝子にぶつかるだけでも鮮度が落ちるので、水槽の中にスポンジを張り巡らせているとのこと．素晴らしいです．
そして塩辛も味が濃い！こんな美味い塩辛も初めてッス．
もう声にならないほどの感動です．
皆さん、雑誌にのってなくても美味い店はいくらでもあります．自分自身の足で見つけてこそがブラブラ旅の醍醐味です．
今までの人生の中で最高の一品であり、最高の店の一軒であります．
その店の名前は・・・・　いかや

風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 ５

松島を出てから奥松島を廻って石巻方面へ．
昼飯を石巻市内にある飲食店でと考え、石巻市内を走り、お目当ての店を発見するが、休日ということもあり駐車場が満車状態で停める場所が無い．近くをグルグルと走って駐車できそうな場所を探すが見つからず、やむを得ず断念．
仕方なく次のチェックポイントである女川方面に進行．
女川でもお目当ての店があったが、何故か発見できず車の流れに任せて走っていると、希望もしていないのに有料駐車場へと導きこまれてしまった．
そこは、マリンパル女川という水産観光センターだった．
どうやらなにか買物をしてハンコをもらわないと駐車違反になるらしい．何か買おうと館内を歩いてみると、新鮮な魚介・海産物であふれている．しかも値段がべらぼうに安い！！こんな所が近所にあれば毎日でも通っちゃうよ．
館内の２階には食堂があるが、どうも観光客相手のちょいおちっぽいので諦める．再度１階を歩いていると、奥のほうにこじんまりとした食堂を発見．席も５席しかないが、店の前には水槽が並び活きのイイ魚が泳いでいる．
「ココハマチガイナイ」変な直感が働き早速店主らしきおっちゃんに飯を食うジェスチャーを送ってみる．
「何人」僕は指を１本立てる．
「どうぞ」
席は空いているが、どうやら予約が入っているようで、なんとか１席は空いてるとのことで運良く昼飯にありつくことができる．
オーダーは「うにいくら丼＠￥１，９００」

風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 ４

松島やああ松島や松島や．
芭蕉もよう言ったもんですなあ．日本三景の一つ「松島」を最初の訪問地に設定しました．
日曜日なので混雑を想定していたけれども、早い時間だったので無料の市営駐車場に超楽勝で停めることができた．
仙台でレンタカーを借りて、走ること約３０分、意外と仙台市内から近い場所なのね．もっと遠いとこかと思ってたよ．
遊覧船に乗るのが一般的なんだろうけれど、時間的に厳しいので周辺を徒歩で散策．
今では完全に観光地化されているので、芭蕉の時代とは違うのだろう．だけど海の向こうに見える島の数々は、景観としては芭蕉の見たああ松島とそう変わってはいないんだろうなあ．何度も繰り返しああ松島とつぶやいて見るが、これだけ率直な句がよう読めたなと、それ程に絶景に感銘したんだろう．

写真は五大堂より松島方面

本日の肴【プチピザ】

前々からピザのリクエストがあったんだけど、ドゥとか難しいし、そこまでのテクが無いので何かいい方法が無いかと思案していたらば、とある雑誌で見つけました．
ドゥの代わりに餃子の皮を使うのです．

＜材料＞
餃子の皮、ハム、たまねぎ、アンチョビ、チーズ、ケチャップ

＜作り方＞
餃子の皮を２枚合わせる（水を少し表面につける）
ケチャップを塗り、具材をのせる（具材は上記以外でもお好きなモノを）
最後にチーズをのせ、オーブントースターで約４分程度焼く


思ったよりもかなーりピザチックに出来上がります．

風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 ３

今回の旅は食べ物を充実させようという目論みもあり、普通なら牛丼屋とかマックなんかで朝飯を済ませる所であるが、折角なので地元品を食べてみようと．
そう思いつつも、朝８時ではなかなか店も開いておらず、駅弁を買って朝食としてみる．
仙台には数多くの駅弁があり、どれにしようか迷ったけれど、初めて見た「笹巻き えんがわすし」にしてみた．
食べてみると脂がのってとても美味いと感じた・・・のは最初の１個、せいぜい２個目まで（全部で６個入り、６切れの方が的確かな）．さすがにここまで脂っぽいと、３個目以降はもうしつこすぎてね．
さっぱり感を出すためにレモンのスライスが乗ってるんだけどこれが逆効果．苦味が出すぎて寿司が台無しですよ．
だけどシャリはムチャクチャ美味い．米の甘味と酢のバランスが絶妙です．そして付け合せの梅干も美味かった．
うーーーん１個だけなら相当イイ線行くんだけど、１食として考えると・・・・

カマーチョの蹴り炸裂！

あ～あ、予想通りにカマーチョ辞任しましたね．ちと早すぎですが（ｗ
まあ元々スペインを代表する名ＤＦだった彼に、攻撃しか出来ない銀河系選抜は性に合わなかったんでしょう．
フロレンティーノ・ペレス会長も慰留したらしいけど、カマーチョ辞任は揺るがず・・・さあどうするレアル！
レアルで活躍した彼だけに、なんとかまとめられるかもと思ってたけど、守備から作り上げていくタイプとしては豊富なだけの攻撃陣でバランス悪過ぎのこのチームはかなーり歯痒かったのかも．
馬○なオーナーがビッグネームを集めれば簡単に優勝できると思ってる某国の某スポーツの某有名Ｇ軍みたいだね．
監督も可哀相だよね、本当は守備の強化したいのに．某堀さんも（ｗ

風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 ２

チャレンジ２０，０００ｋｍ的鈍行の旅に挑戦しようかとも考えたが、早く美味いもんが食いたくて新幹線を使って仙台に到着．
仙台に来るのも４年ぶりだろうか．何度か通過はしているのだが、降り立つのは久々．
仙台からはレンタカーを借りて三陸方面へ足を伸ばそうと思うなり．

風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 １

９月１２日、朝５時３０分起床．普段はこれでもかっていうくらいの寝ぼすけも、こと自分の趣味とか好きなことになると自然と早起きになるから人間都合がイイ．
まだまだ暑い日が続いているが、陽が昇るのは少しづつ遅くなっているみたい．もう９月も中旬だもんなあ．
駅近くの駐車場より東から昇るオテントウ様を眺めつつ、いざ出発！

風来坊紀行 ～ヴァガボンド・ジャーニー～ みちのく宮城・岩手編 序章

１人で行くのが旅．２人以上で行くのが旅行．
旅は好きだけど、旅行はあんまり好きじゃない．
今回も予定を決めず、テキトーにぶらぶらと・・・
一応仙台方面にでも行ってみますか．