立教ヌーヴェルヴァーグ

立教ヌーヴェルヴァーグについて・・・

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立教ヌーヴェルヴァーグについて・・・

2007-05-30 11:35:17 | Weblog
立教ヌーベルバーグについて」

1)立教ヌーベルバーグとは何か?(cf.ウィキペデア 他)
1980年前後に立教大学で活動した自主映画制作サークルの「パロディアス・ユニティー」のメンバーやその仲間、影響を受けた人々とその活動についていう。映画(テレビ)監督して、その後、日本映画に記憶を残す作品を発表する監督たちがその中にいる。

●立教ヌーベルバーグの監督たち
黒沢 清:「CURE」「カリスマ」「ドッペルゲンガー」他
万田邦敏:「宇宙貨物船レムナント」「UNLOVED」
森 達也:「A」「A2」
周防正行:「シコふんじゃった。」「ファンシーダンス」
      「Shall We ダンス?」
砂本 量:「恋と花火と観覧車」
・五十嵐匠:「ナンミンロード」「地雷を踏んだらサヨウナラ」
・冨樫 森:「ごめん」「星に願いを」
塩田明彦:「どこまでもいこう」「黄泉がえり」
小中和哉:「くまちゃん」「なぞの転校生」
・篠崎 誠:「忘れられぬ人々」「浅草キッドの『浅草キッド』」
青山真治:「チンピラ」「EUREKA(ユリイカ)」

●彼らは、元々、それぞれ個々人、大学入学前から映画少年だったりするのだが、共通するのは、彼らが当時立教大学の講師で、一般教養科目の「映画表現論」の講義を持っていた蓮實重彦の影響を受け、その講義を受講し、単なるサークル活動ではなく、一定の思想性、党派性を持った活動を行った。
日本大学芸術学部など映画製作者を育てるコースを持った大学ではなく、普通の大學である立教で、しかも、昭和30年代生まれという同時代にこれだけの監督たちが育つのは、注目に値する。
しかし、それぞれの監督としての作風は千差万別で、ウィキペデアなどによれば、「ゴダール風」(黒沢清)、「エリック・ロメール張り」(塩田明彦)、「小津安二郎への敬愛」(万田邦敏、周防正行)などあり、この運動が、作品の作風ではなく、相互に映画制作を助け合う(※監督に独立後も)などの同窓生として、友情ある活動で、本家ヌーヴェルヴァーグとの共通性があるといわれる。


2)蓮實 重彦(はすみ しげひこ)とは?(cf.ウィキペデア 他)

1936年4月29日で、東京都生まれの英語・フランス語のほかイタリア語も解するといわれる。一般的には「難解な映画評論をする人」「東大総長」という印象が強いが、フランス文学者・文芸評論家・小説家・編集者という顔も持つ。
父の蓮實重康は、京都大学教授などを務めた美術史家であり、兄弟(長男)の蓮実重臣は作曲家である。
(プロフィール)
1965年パリ大学大学院より博士号取得
1988より東京大学教養学部教授。
1997年より2001年まで東京大学総長。
1999年フランス政府「芸術文化勲章」を受賞。
(主な著書)
『反=日本語論』(筑摩書房、1977年、現在はちくま文庫)、
『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』(朝日出版社、1978年、現在は河出文庫)、
『映画の神話学』(筑摩書房、1996年)、
『表層批評宣言』(筑摩書房、1979年、現在はちくま文庫)、
『映像の詩学』(筑摩書房、1979年、現在はちくま文庫)、
『映画 誘惑のエクリチュール』(筑摩書房、1990年、現在はちくま文庫)、
『監督 小津安二郎』(筑摩書房、1983年、現在はちくま文庫。※代表的著書
・・・・同書の仏訳はフランス映画批評家連盟文芸賞を受賞。他に韓国語訳あり)、
『映画はいかにして死ぬか』(フィルムアート社、1985年)、
『ハリウッド映画史講義』(筑摩書房、1993年)、
『映画狂人』シリーズ(河出書房新社、2000年~)、
『「知」的放蕩論序説』(河出書房新社、2002年)など多数。
また、編集誌に、『リュミエール』(筑摩書房、1985年~1988年)、
『ルプレザンタシオン』(筑摩書房、1991年~1993年)。

●蓮實が好意的な評論をしているのは、WEB上の情報だが、ジョン・フォード、ジャン・ルノワール、小津安二郎の三人を筆頭に、ハワード・ホークス、ラオール・ウォルシュ、山中貞雄、オーソン・ウェルズ、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、カール・テホ・ドライヤー、アッバス・キアロスタミ、クリント・イーストウッド、ジョン・カサヴェテス、マキノ雅弘、ジム・ジャームッシュ、エルンスト・ルビッチ、ダグラス・サーク、ロベルト・ロッセリーニ、ジャック・ベッケル、ロベール・ブレッソン、リチャード・フライシャー、トニー・スコット。
俳優は、意外なことにジョン・ウェイン、トム・クルーズ、山田五十鈴等といわれる。
アメリカ映画、特に1940年代までのハリウッド黄金時代に関し、「最高」と書いている。
中でも、「アメリカ50年代作家」(ニコラス・レイ、アンソニー・マン、ジョゼフ・ロージー、サミュエル・フラー等)と「73年の世代」テオ・アンゲロプロス、ヴィム・ヴェンダース、ダニエル・シュミット、ビクトル・エリセに関しては、『季刊リュミエール』誌で命名したほどである。

●映画批評では、映画史家としての功績が大きく、特に、映画の「歴史・記憶」に対する敬意を尊重し、独自な視点による映画史的な批評も重要な業績である。
以下、ウィキぺデアなどによれば、『ハリウッド映画史講義』における「50年代作家」の擁護、「B級映画」の成り立ちと意義、「ハリウッド撮影所システム崩壊」の経緯と位置付けや、『映画における男女の愛の表象について』(『映画狂人、神出鬼没』所収)におけるヘイズ・コードがハリウッド映画にもたらした表現方法の変化、あるいは『署名の変貌 - ソ連映画史再読のための一つの視角』(レンフィルム祭パンフレット所収)におけるサイレントからトーキーへの変貌の過程とその本質的な意味など、少なくとも日本において、初めて提示し明確化した映画史的な観点がある。
立教で行ったという講義は、このあたりのことを触れたものと思われる。

●東大総長としての蓮實は、「東京大学教養学部超域文化科学科表象文化論コース」の創設に奔走し、では映画批評・研究の領域における一大勢力に育っている。

3)「立教ヌーベルバーグ」の言葉の始まりは・・・。

調べた範囲では、「立教ヌーベルバーグ」と言う名称を公的に最初に使ったのは、産経新聞であり、「競う ライバル物語」という特集で「世界を翔ける日本映画の精鋭1~5」として、立教大学を卒業した若手の映画監督11人の監督を5日連続し掲載した。 その視点は、日本映画界が今、立教大学OBで目白押しなのは何故?(これは各監督たちを比較・検討したもので実に面白い。)
例えば、平成15年10月9日記事「世界を翔ける日本映画の精鋭④」に登場したのが、青山真治監督で、青山は1964年生まれで1984(昭和59)年に立教に入学。当時、立教大学には映画関係のサークルが4つあり、青山はそのうちの「映画研究会」に入部した。青山はそこで8mm映画を撮り、映画界に入った。

4)その他 エピソード

●不思議なことに、長年教えた東京大学では、教え子から映画監督は中田秀夫だけだが、映画批評・研究の領域においては四方田犬彦(明治学院大学教授・映画批評家)を筆頭に、松浦寿輝(東京大学教授・詩人)、野崎歓(東京大学教授・映画批評家)、堀潤之(関西大学専任講師・映画批評家)などを輩出している。
制作者ではなく、評論家を多く排出していることで、東大と私学・立教の違いを感じる。

●彼らが活動したサークルは、WEB上の記事を参考にすると、SPP(St Paul' Production=立教大学映画制作会)で、当時、立教には、4つの映画研究会があったが、そこは、映画を語り、研究・評論するクラブで、SPPは、立教の広告研究会に飽き足らないで退部した先輩たちで発足した映画制作同好会だった。

●蓮實重彦の授業は、一般教養の授業「映画表現論」で、専門科目でも、ゼミでもないことが注目に値する。
学生の中でも、黒沢清監督は5年間の在学中毎年とっていたというし、「チンピラ」の青山真治監督は「蓮實さんの授業があるから立教を受験した」といっていたらしく、当時から評判だったと推察される。



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5 コメント

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どりドリ (どりてぃんドリーム)
2008-03-15 14:59:51
先っちょのドリル具合がいいって言われたw
イイ仕事になりそうだし、手術はしばらくヤメとくよヽ(´ー`)ノ
http://8e8ae.net/chinpre/3PnHzSmg.html
'`,、('∀`) '`,、 (ネトゲ厨)
2008-03-22 16:23:47
面倒すぎてネトゲしながらヌいてもらいますたw
それでも4マンくれたょーヽ( ・∀・)ノ
これの同盟作ろうかなww
http://1g8sr4.net/byai/RqExdX4t.html
助かりまくり! (猫背)
2008-03-28 23:50:01
旅行に行った時についでにヤって¥7OOOOもらったww
旅費が浮くどころか遊びまくったよヽ( ・∀・)ノ
http://houkei.yycola.net/gyaku/xqg82OCQ.html
俺の女神様w (不死鳥)
2008-04-04 17:07:29
俺にとって女は神様ですw
昨日も会ってきたんだけど、2回もヌいてもらって¥6ΟΟΟΟくれたよ(*^ー゜)b
もうやめれん。。w
http://chara.zz84.net/toyun/hVW5Qo7A.html
羞!恥!心! (金太郎)
2008-05-07 06:50:09
まさか家のエレベーターでフ ェ ラされるなんて思ってなかったよ。。ww
「ここでフ ェ ラさせてくれたらもっと報 酬あげるよ♪」
って言葉に負けましたwww
途中で扉が開いた時は焦ったけど、おかげでもっとオッキしたwww
http://b-key.net/fesarinko/2ls6gwvE

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