Medical Records of Seasons

2016年末からの肺腺がん療養記録です

苦し紛れの免疫チェックポイント阻害薬に希望はあるのか

2020-03-17 05:52:44 | 医療情報

「大分での肺がん診療」というブログに

苦し紛れの免疫チェックポイント阻害薬に希望はあるのか」という記事が掲載されました。

「希望はあるのか」とは随分な言い方ですが、

PSのstatusによっては「希望がある」という結論なので堪忍しときましょう。

あはは

あはは


脳転移を有する進行非小細胞肺がんに対する治療

2020-03-01 15:13:04 | 医療情報

大分での肺がん診療」というブログに

「脳転移を有する進行非小細胞肺がんに対する治療」という記事がありました。

記事へのリンクは以下。

http://oitahaiganpractice.junglekouen.com/e971099.html

私自身が、どの類型に当てはまるのかわかってないのですが、

どうもすぐ死ぬことはないみたいです。

あはは

あはは


KPSとは

2019-10-12 18:19:20 | 医療情報

KPSとは何かなと思って調べたら、オンコロの記事にその説明がありました。

<以下引用>

Karnofsky Performance Statusとは(カルノフスキー パフォーマンス ステータスとは)、全身状態をスコア化したものです。

「カルノフスキーの一般全身状態スコア」、「カルノフスキー指数」とも呼ばれ、略語ではKPSといいます。

患者さんが日常生活でどの程度活動能力があるかを0~100%までの11段階に分類しているものであり、100%が正常で症状も出ていない状態で、数値が下がるにしたがい全身状態が悪いことになります。

図1

同じような指標にECOG(いーこぐ)という米国の腫瘍学の団体が定めたECOG PS(Performance Status、パフォーマンス ステータス)といったものもあります。


全脳照射後の再発

2019-10-12 18:10:39 | 医療情報

以下は境内についての脳腫ガイドラインの部分を抜粋したものです。

東京B医療センターのE医師がおっしゃていたのは、このことだったんですね。

 

<以下引用>

2. 全脳照射後の再発
 

 全脳照射後の再発時のSTIについては,多数の症例報告によりその有効性が示されており,生存中央値7.8~10.0カ月,1年の局所制御率57~91.3%,1年での遠隔転移出現率14~58%と報告されている7—12)(いずれもレベルⅢ)。SRSでは線量の減量が必要であり,腫瘍径20 mm以下で24 Gy,21~30 mmで18 Gy,31~40 mmで15 Gyが推奨されている(RTOG90—05)13)(レベルⅡb)。Cabelloらは多施設共同研究で全脳照射併用治療後の再発にSRS(15~20 Gy)を行った310例の結果から,がん種により予後因子が異なることを報告した7)(レベルⅢ)。乳がんでは年齢(50歳未満),腫瘍の合計の大きさ,全脳照射からSRSまでの期間が有意に生存期間と関係した。非小細胞肺癌では転移の数,KPS(>60),原発巣のコントロールが関係し,悪性黒色腫では腫瘍体積の合計が関係した。STIからの生存期間中央値は全体で8.4カ月であり,単発の場合では多発より長かったが,多発の場合は個数とは関係がなかった。これら以外に,乳がんではHER2陽性患者の予後が良いことが報告されている10)(レベルⅢ)。以上の結果より,全脳照射後の3 cm以下の再発に関してはSTIによる治療が推奨され,がん種により違いはあるがKPS 70以上で全身のコントロールができており,転移の数が少数あるいは腫瘍体積の合計が小さいものが良い適応と考えられる。
 全脳照射後の再発時の全脳再照射の有効性については議論が分かれている。一般に,再照射からの生存中央値は2~5.2カ月と短い14—18)(いずれもレベルⅢ)。放射線治療の追加による合併症が問題になるが,10~30Gyの照射では比較的少なく症状の改善が期待できるため,有用性とする意見も多い14,16—18)(いずれもレベルⅢ)。Sonらの報告では,全脳照射を行った380例のうちSTIの対象とならない多数の再発を有する患者17例に再照射を行い,そのうち80%では症状が改善している17)(レベルⅢ)。生存中央値は全体で5.2カ月であり,全身コントロールが良好な患者では19.8カ月,良好ではない患者では2.5カ月であった。合併症は軽微であり,症例を選択したうえでの再照射は有効であると結論している。なお,これらの症例には小細胞肺癌が6例含まれており,悪性黒色腫のような放射線抵抗性の腫瘍は含まれていない点に注意が必要である。
 一方,Hazukaらは全脳照射後の転移性脳腫瘍455例のうち44例に全脳再照射を行ったが,有効例は稀であったと報告している15)(レベルⅢ)。1例は再治療から1年以上生存したが,全体の生存期間中央値は8週であり,症状の改善も27%で認められたにすぎなかった。放射線壊死は剖検を行った8例中3例で認められており,そのうち2例では死亡原因と推定されている。Akibaらの報告では奏効割合(完全奏効+部分奏効)は55%であったが,認知機能障害が32%に認められている14)(レベルⅢ)。全脳再照射は,STIなどの他の方法の適応とならない患者において一時的な改善を得るための姑息的治療としては有用かもしれない。しかし,放射線壊死,認知機能障害,下垂体機能低下等の合併症のリスクがあるため,年齢,全身の状態,腫瘍の放射線感受性などを含めて考慮する必要がある。

<引用終わり>

 


イソバイドシロップの飲み方

2019-08-22 13:54:27 | 医療情報

くそ不味くて悪名の高いイソバイドシロップの飲み方についての情報です。

これを製造販売している興和の医薬品研究所に勤めている人から以下のメールを頂きました。。

<以下引用>

本日職場の集いがあったので、表記の件について上席に確認してみたのですが、「トマトジュースで割って飲むのが最善の策」とのことでしたのでご報告いたします。

(病院のドクターが諸々試した結果、これが一番だったそうです)

<引用終わり>

実際に試してみました。

シロップ30mlをトマトジュース200mlで割ったものです。

ちょっと甘いトマトジュースという味で、違和感は全くありませんでした。

飲んでる方お試しあれ。