Medical Records of Seasons

2016年末からの肺腺がん療養記録です

分子標的薬の副作用

2018-03-20 17:57:43 | 医療記録

これまでの分子標的薬の処方は、一次治療でジオトリフ、二次治療でタグリッソの2種類です。

2017年1月24日から2018年1月9日までジオトリフを、2018年1月10日からはタグリッソを服用しています。

私が経験したジオトリフの副作用は、皮膚乾燥、発赤、膿疱、爪囲炎といった皮膚障害と下痢が顕著でした。

(皮膚障害の写真は過去のエントリーに掲載しています)

また頻繁にこむら返りが起こりました。

タグリッソの服用に切り替えると下痢はなくなり、皮膚障害は次第に快癒しました。

こむら返りはタグリッソになってから起きていません。

また、服用を切り替えてすぐ、朝起きたとき体が軽いことに気が付きました。

ジオトリフが肝臓に与えていた副作用が影響していたのかもしれません。

以下が定期検診ごとの血液検査の結果です。

青数字が基準値未満、赤数字が基準値超を示します。

2018年2月以降赤数字の欄が減っていることがわかります。

タグリッソは副作用がほとんどありません。

素晴らしい薬です。 

以上

 

 

 

 


Day 351+63 定期受診

2018-03-13 12:18:36 | 医療記録

2018年3月13日 肺腺がん治療開始後 Day 351+63 に定期受診しました。

第3世代分子標的薬タグリッソの単剤服用を開始して9週間経ちました。
 
1.これまでの経過
―2017年1月24日からジオトリフ40mgの服用を開始しました。
―2017年12月19日がんの増悪が認められたので、二次治療方針を決めるためがん遺伝子変異検査を行いました
―2018年1月9日T790M変異陽性の結果となり1月10日からタグリッソ80mgの服用を開始しました。
―タグリッソは副作用が皆無で、目下体調はすこぶるよく安定してPS0です。
 
2.受診内容
―採血・血液検査
―胸部レントゲン撮影
―皮膚科問診
―呼吸器内科問診
 
3.受診結果
・皮膚科
―下肢右第一指の炎症部分を液体窒素で凍結除去施術(3回目)。
―内服薬・外用薬の処方は終了。
・呼吸器内科
―血液検査に異常なし。
―胸部レントゲンに異常なし。
―病勢コントロールは順調である。タグリッソ80mgの処方を継続。
―血圧は特に高くないが冠動脈拡張用カムシア配合錠HDは継続処方を継続。
 
4.次回定期受診は呼吸器内科担当医が米国出張のため1週間延ばして
  5週間後の2018年4月17日Day 351+98 になりました。
 
以上