こんにちは!
JUNO MUSIC SCHOOL バイオリン講師 丹羽麻希子です。
今日のお話は、音楽を演奏する人なら必ずと言っていいほどぶち当たる壁の
「練習しているときに、一番何を優先させればよいのか」というところを
考えてみようかと思います。
各楽器によって、この考察はかなり違ってくるので、この記事の場合
バイオリンや「音程を自分で作らなくてはいけない楽器」対象でお話をします。
まず、練習しているときに「何を優先しなくてはいけないか」
を定めて練習できているでしょうか?
これは、生徒さんとの永遠のテーマともいえるところです。
アバウトに、なんとなく最初から最後まで止まりながらも通しで練習をすることを
し続けるのは、あまり効率の良い練習とは言えません。
かといって「何を優先させるのか」を生徒さんに丸投げして「自分で考えてきてね」も
あまりにも酷な話。
確かに、自分で気づくと身につき方がしっかりするのは確かなのですが、
時間がかかりすぎるのも確か。
なので私としては生徒さんと何を優先させた練習方法が必要かを、レッスンで話し合います。
さて、パターンに分けて何を優先させればよいかを考えてみましょう。
★パターンその1
「弾いていても音程も合わないし、リズムに追い付かず止まってしまう」
バイオリンを習っている人のほとんどがこれに苦しめられてるんじゃないでしょうか?(笑)
この時多くの人の心がとらわれているのは「音程が合わない」ということに
とらわれている方が多い。
そりゃぁ、音程は耳からダイレクトに聞こえて、「合っていない」ということが
ダイレクトに分かりやすいので
そう思ってしまうのは当然のこと。
ただ、楽器がスムーズに弾けるようになっていくには、まず「タイム(時の流れ)」を
優先することのほうが大事だと私は考えています。
時の流れを優先するということは、「リズム」を優先してみましょうということです。
曲がスムーズに弾けるというのは、「時の流れを止めないこと」です。
なので、音程を優先させるよりも「指がリズム通りに動くこと」を優先させてみるのです。
リズムの理解が怪しい時は、手拍子で確認するのも方法です。
指がリズム通りに動くようになると、曲全体の流れが見えてきます。
その余裕ができたら、音程を合わせるという所に着手していくと良いかと思います。
そして、生徒さん皆さん全員にお伝えしている&お伝えしたいことですが
「とにかく最初から最後まで弾きまくるのはやめよう」
(※止まってしまったりするぐらいならを付け加えてください)
というのは、声も文字も大にして言いたい!
…わかります!
早く曲が弾けるようになりたいし、全体像が頭の中に入ったりしているので
すぐにでもそこにすり合わせたい!
イメージはもうできているんだ!だから最初から最後まで弾きたい!
だし、そんな地味な練習つまんねー!早く派手に弾きたい!!!!
…わかります。
が、しかーし!
ダイエットと楽器の演奏は、地道な努力と苦労なくしては
自分の理想を得ることはない!と私は実感しております。
地味な練習やできないジレンマをできるだけ解消できるように
レッスンで最良の練習方法を考えたり、一緒に取り組んでいきましょう!
パターンその1で、言いたいことの7割ぐらい言ってしまった気がする…(笑)
そして長くなったので続きはまた今度♪
パターンその2は
「リズムに合わせること優先にしろっていうけど、指が追い付かないし!どうしてくれるねん!」
について考えてみようと思います。
長い文章だというのに、最後まで読んでいただいてありがとうございます。
バイオリン講師 丹羽麻希子 でした!
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