Julieに約束していなかった富山ライヴ
旅の計画したのは
加瀬さんが天国に逝って
一ヶ月ぐらい過ぎたころだったかな
昨年も
やっぱり気まぐれジュリー旅だったけれど
今年は
私の中では
じゅりわんの富山ライヴを
思い出したりしながらの
加瀬さん追悼富山ライヴになって
開演前に
新潟ひとりたびのJulie愛好家と合流して
新潟ライヴのこと
近所の水害のこと
そんな話題の中に
ケーキに添えられたミントの葉っぱ
くんちゃんが
家庭菜園で トマトやミントを育てていたわね
って
そのミントが
ケネディハウスのメニューにも添えられたりしたの
とか
開演前に
会話の中に
くんちゃん 早々登場して
じゅりわん富山ライヴのときに
じゅりわんのステージは
味噌汁にトマトをぽちゃんと入れたら
とっても新鮮な味がしてと
かせっちが説明したら
ボクがトマトだよ
って
声を出さずに と・ま・と
人差し指は 自分を指して
入場のとき
富山ローカルJulie愛好家Kくんと
久々に あえて
じゅりわん富山ライヴの
富山ライヴデヴューで
苦いエピソードつきの客席にも蘇って
ここで くんちゃん 二度目の登場
私の頭の中に
マイクロくんちゃんを連れての
客席入場になって
ステージで
加瀬さんの曲を歌うJulieの
そばに
マイクロくんちゃんが
見えたり
隠れたり
じゅりわん富山ライヴ
客席後方から観たステージの風景
あのとき
まさか
数年後に
同じホールで
加瀬さんの曲を
追悼して聴くことになるなんて思ってもいなくて
あのときのように
見えないから座っての声も
きこえた客席
だからこその
座って着席鑑賞のひとの視線を遮ることのない
椅子を ぽちってして
Julieには遠いけど
壁には近くって
並んで鑑賞のJulie愛好家は
曲に合わせて 鑑賞法をかえて
私の前の高齢な男子は
隙間から ステージをみつめて
自分の後方の客席にも
目を配って
自分なりに楽しんだふたり
壁ぬり職人さん
このごろ色あせたときめき
横と縦バージョンで
ときめき塗り替え
丁寧に 二度塗りもして
いろんな意味で
思い出に残る気まぐれジュリー旅になって