正午の時報のあとに
6月25日、同じ日生まれのふたり、ちょっと早めのバースデー放送。
ジュリー的2011年についてディープなお話をお聴きしますと乾さん。
Julieったら 沢田研二って言うとき 「さ」にアクセントつけて黒柳徹子さん風に。
いろいろ遊んでくれるJulieです。
キーワードをもとに2011年の沢田研二さんについて。
①キーワード「ピー」
本を出しちゃった。
瞳みのる中心に書いてるから。
タローも出すかも。シローは既にだしているしサリーくらいだね、出さないの。
46年1月24日に武道館で解散した後、宮城野部屋の吉葉山がやっていた、ちゃんこ料理屋「吉葉」で打ち上げやった。
その日のうちにトラックに荷物積んで京都へ帰って、それ以来音信不通。連絡とっても音沙汰なし。
空港でジュリーだ…って「人見先生のこと教えてください。」って学生達に言われて
「あの人は偏屈な人」って自分のことを棚にあげて応えていたJulieらしい。
逆にJulieがどんな先生と聞くと「ときど機嫌がいいとタイガースの話をする」とか。
ずいぶんまるくなったと、その時思ったそう。
1982年の同窓会コンサートのときも声はかけたけれど音沙汰なくて。
中国にいる。
定年前にしてやめちゃった。日本の唱歌を中国語に直したり、研究したり。
タイガースのこと、
そろそろいいんじゃないのとか、もうみんなくたばるかもしれないから…って、いろんな人が声かけたけれどなかなか集まる機会がなかった。
タローが歌っていた「ロンググッバイ」の歌詞をサリーとタローに言われて3番を書いた。
それをテレビで歌って、ピーがあとからその映像を見て、名指しで歌われてるから、しばらくして逢うことになって、渋谷の道玄坂の4時からやってる店で逢った。
逢ったら大変。
すごい先生で、京劇を日本に紹介したり中国でもすごい先生。女性のカメラマンつれて来ちゃって再会シーン撮ったり。
ピーは全然変わってない。長くやってきて僕らはそれなりにたるんできているのにピーはたるんでない。ぴっとしていた。黄色のセーターなんか着てオシャレで一番ゲイノウジンぽい。
すぐには、うちとけなかったけれど、お酒飲みながら中国で倒れた話を聞いて。中国は病院事情がタイヘンとか。
ピーは昔から前向き。新しい歌を歌いたい…って作ってきて、タローが譜面に起こして。
音楽をやりたいと思い始めたときから練習してるらしい。やり出したら止まらない人。
高校中退でまた編入して、慶応に受かって、新聞記者になりたかったけれど教師になった。その間、一切この世界と絶って、偉い。
Julieと横浜スーパーオペラ「海光」で共演した市川右近さんも生徒だったそうで中国から京劇をよんだときに、日本からは歌舞伎の役者ってことで、生徒だった右近さんが出演したそう。
たしか横浜でも公演したと思うけれど。
教え子、ニッポン放送にもいるでしょ。ニッポン放送にでたときピーは緊張で手がふるえていたらしいけれど。
僕らは環境の中でなごむタイプだけど、彼はタイガースやってるときも、「もっと前に」ってタイプだった。
個人個人、差があってバラバラになったと思うけれど。
僕らはいいときにやめた。
サリーは役者でバリバリだし、
シローはときどき深夜かワイドショー不定期にでているし、
タローはずっと音楽を続けている、僕も。
ジュリー的2011年次のキーワードへ行く前に
今度のきっかけになった「ロング・グッバイ」♪Long Good-by♪
ここで一息いれて。