近所の出遅れた梅も ようやく咲きはじめて
昨年の夏は、早起きして蓮を観に行った三溪園
桜道の老木の桜たち
病に負けて ずいぶん切り株になって
これから花を咲かせてくれそうな蕾が哀しげにして
ずっと通い続けていると
満開に咲いていたころも観ていたので
切り株もつぼみも 切ない風景
その場所に 若い枝が植樹されること祈って
いつもかわらない三重塔と大池
季節によって木々の色が違う風景
梅にたどり着くまでに
三溪園ならではのいろんなものに遭遇したけれど
一番の目的から 綴ることにして
白梅越しに三重塔をみつめて
白梅の足元には高浜虚子の句
鴨の嘴より たらたらと 春の泥
この句は昭和8年3月、三溪園で詠まれた句
白梅をズーム目線でみつめていたら
橋の上で 記念撮影のお嫁さん
梅の季節に 紫の打掛でお嫁入りしたことなど 懐かしい思い出も蘇って
ふたりのシアワセ祈って
手をぎゅっとして
Julieの♪夕陽に幸福祈るマイムを散歩仲間としたり
白梅の次は紅梅
これから咲く ふくらんだつぼみも
花びらが散ったあとの赤いガクも
ぶんごうめ
ネームプレートには ばら科
まだつぼみいっぱい
ぽつぽつ咲きはじめて
近所の公園の 遅咲きの梅もぶんごうめ(豊後梅)?
花びらの後ろの赤いガクも似て