合気道 楽心館 中野道場 熟年ばんざい!

中野体育館は中高年シャンゼリゼ、合気道で熟年ばんざい!

(13)  それは細い糸のように、相手の脇下へ吸い込まれた・・これは何?

2012-03-17 23:48:53 | 中高年シニア twitter つぶやき


13  それは細い糸のように、相手の脇下へ吸い込まれた・・これは何?



人によっては私個人の主観的な話に聞こえるかもしれませんが、

あしからず。



最近、稽古中のいろんな場面で、

手先、指先に“細い糸”を感じることがあります。

(発展途上ゆえの感覚かもしれないが)



例えば・・

手解きの「内側」で、

自分の指先が相手の脇下へすーっと入っていく感じ

・・のとき。

指先から、細い糸が棒状の「圧」になって

入く感じがして、掴まれてる接点部分の感覚が消えています。

ずれているときは掴まれた接点に阻まれた感じがします。



ほかにも、

「二教」で、手首を軽く掴んだ手の人差し指から、

糸が出て、相手の胸をすーっと切っていく感じがしたり・・



「舟漕ぎ」のとき、(注 楽心館では養氣錬丹法として一挙動で行う。体重移動のある他の会とは、相当違います)

両手からの糸が折れずにすーっと入っていったり・・

(引くときに、ともすると、ぷつんと切れてしまいます)



天地投げでは、右の指先からの糸と、左の指先からの

糸を2本、操っている気がしたり・・



先生の指先や剣尖からは、糸というよりもっと

太いひも状のものを感じますが、

今の私では「糸」の状態です。



糸というと木綿糸を連想しますが、

どちらかといえば、透明なゲル・チューブみたいで、

ぐにゃりと曲がらなければ、

「圧」の動線として作用している感じを受けます。



それが、相手の腕から肘や肩まで貫いているときが、

(つながっている)あるいは(合気している)という

ことなのかもしれません。

これは、先輩たちに伺ってみたいと思います。



「見えないけれど、あるんだよ」



(つながって、崩す)・・際や、

(転換)のときも、

糸が切れないよう、しなければ。



相手の体の芯をとらえながら動く、

・・という感覚でもあるのかしら。



糸を感じ続けるためにも、(力を入れない)

ことが肝心なのかしら・・



問題は、

糸が、自分の体軸と「三角形」でしっかりつながっているかどうか。

糸が伸びる方向も大事ですね。

(やがて、線ではなく、三角形の面を感じる段階へ至る、前段階かも)



(正確な軌道にのせているか)

(そのためには、加速せずに等速直線運動になっているか)

(軸がしっかり立っているか)

これらが時々、お留守になってしまうんで、

反省しています。



私の糸なんて、まだ細く、弱々しいですが、

稽古て養うことで、

しっかりした太さになればと思います。



てなことを言ってますが・・

先日は、しゃがんで植木鉢の掃除をしていて、

腰を“ギックリ”・・やってしまいました。

日頃の体づかいさえ、いまだ(ありゃりゃ)な私です。



合気道の神髄を見極める前に

もうこの世にいないと思いますが、

この初期の「プロセス」だけでも

十分、合気道を愉しませていただいています。



今回の「糸」の件でも、

前回申し上げた「ほわっと」にしても、

毎日の言動の中で頭に浮かんできて、

(暮らしの中の稽古)を意識するようになりました。



シニアの極楽合気道、

技の高度な応用系はともあれ、

基礎だけはしっかりと会得しようと

自分に言い聞かせる今日この頃です。



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