合気道 楽心館 中野道場 熟年ばんざい!

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(12)  極楽シニア合気道 技は「ほわっと」・・に目うろこ!

2012-03-14 00:16:26 | 中高年シニア twitter つぶやき
12  極楽シニア合気道 技は「ほわっと」・・に目うろこ!



この春で楽心館合気道2年。

やはり、未来もさほどないオジサンが、

なぜ合気道に夢中になるのか、続けているのか、

自分でもいまだ説明できないけど、

それでいいんだと思っています。



近頃は、稽古場以外で

何を見ても、聞いても、その中に合気道を見てしまう日々。



スポーツは言うまでもない。

マラソンを観戦していれば、

(ああ、このランナーは、上体の力が抜けていて、

腕も脇がしまていて、軸がしっかりした走り方だな・・)

なんて具合。



落語を聴きに出かけても・・

(聴衆との「常識の接点」で、しっかりつながった状態で、

ほわっと、技をかけるから、笑いがはじけるんだ。

この“ほわっと”感がミソなんだな)

・・なんて、しばし、ほわっと感の意味するところを考えふける。

(先日、先輩から、技を“ほわっと”掛ける、と伺い、何か、その

語感から染み入ってきたものがありました)



本や新聞を読んでいても・・

たとえば、(医術の要諦も、人体の原理とつながってこそ、

治療になるんだな、フムフム・・)なんて具合。

うなずくポイントは、間違いなく、合気道とリンクして考えてしまう。

(一般の人が聞いたら、この人、病気かも、と思うかも)





こうした中で、道びかれつつある主題が、

どうも、「生真面目な生き方」「頑張る生き方」は

自分には合わない、ということ。

(あまりの我田引水に、呆れないでください)



強くなく、速くなく、大きくなく・・

つまり、「いい加減」「頑張らない」

「ほどほど」「お先にどうぞ」

・・を誓う今日この頃です。



食事も酒も、少量で足りる。

(つい、ハイテンションで飲食していたもんです)

情報も少量でいい。

(デジタルな情報はその場だけで、身になりません)

食べきれないほど取り込んでも、

胃袋も脳も悲鳴を上げるだけ。

溜め込みすぎると、心身の自由をそこなうだけですものね。

(年齢に関係なく)



食事でも情報でも、お金でも・・

余ったら溜め込まず、

他人に“おすそ分け”しましょう。



それにしても、“ほわっと”

語感が味があって、いいですね。

気剣体一致。

つながって、崩し、ほわっと技をかける。

この表現ひとつで、胸にいろんなものが

つながって入ってきますね。

肝に銘じて稽古に臨みたいもの。



そして、稽古場以外での汎用性も高そうです。

腹が立ったり、言葉が角張ってしまったり、

そんな場面に直面したら、

おまじないのように“ほわっと”を心掛けてみたい

ものです。



ようやく、春がほわっと、やってきた気がしますね。



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