インカレの成績はつぎの通りでした。
なお、競技部の活躍の様子は大学のホームページ、http://www.sakura.juntendo.ac.jp/JU-university/index.html、でも紹介されていますのでご覧ください。
【男子】 47点3位
○ スプリント
土屋壮登2 1位 200mTT 10秒626 大会新
内田晃弘4 1/8決勝敗退 200mTT 11秒233
全体の中盤で出走した土屋は、少し重い感じであったが、実力通りのタイムを出して予選1位通過となり、その後も順調に勝ち進んで、この種目本学初の優勝をもたらす。そして、ここに来て調子を上げてきた内田でしたが、今一つペダリングの切れを戻すことができませんでした。
1/2決勝で。相手は東矢選手(中大)。
○ 1kmTT
土屋壮登2 1位 1分06秒429
内田晃弘4 16位 1分09秒771
すでに6秒台前半の記録をマークしている土屋に5秒台の期待がかかった。この日3度目の出走ということもあり、後半やや伸びを欠いたが、2位に0.3秒強の差をつけ、力のあるところを見せて優勝。この種目の優勝も本学初。
○ 4km個人追抜
岸本直樹3 7位 5分06秒957
このところ力をつけてきた岸本に、4分55秒以内のタイムを目指させる。2000mを2分26秒台で通過して期待を持たせるが、後半ペースがガクンと落ちて予想外のタイムに。それでも7位を確保して、貴重な2点をもたらす。
○ 40kmポイントレース
辻本翔太3 6位 21点
この種目、昨年5位入賞の辻本がさらに上位を目指して出走。力がついてきたことを感じさせる走りを見せ、後半逃げて得点を稼ぐが、スピードに今ひとつ伸びがなく、健闘むなしく6位に終わる。
○ ケイリン
井手龍太1 3位
生活環境の変化もあって前半調子の出なかった井手だが、ここへきて復調気味に。期待に違わず力のあるところを見せる。混戦の中、ゴール前の伸びで3着をもぎとる。
ゴール前の井手選手。
○ タンデムスプリント
山本康太郎3
安井博昭2 10位 22秒799
第一ペアが怪我で出走不能となったが、このペアも力があり、直前の調子から22秒そこそこの記録を期待する。しかし、意気込み過ぎて、上バンの走りが明らかに速すぎて、前半200mで脚が売り切れ状態に。惜しかった。
○ 4km団体追抜
岸本直樹3
辻本翔太3
土屋壮登2
山地大介1 6位 4分35秒541
練習時の様子から、4分30秒を目標に設定。しかし、山地の調子がいまいちで、2000m付近での脱落は予想外であった。残り半分を3人ではきつかった。最後を辻本が引いてタイムをあげるが、35秒を切ることもできなかった。しかし、これもいい勉強になった。来年は30秒を切って、勝負できるチームになることを誓う。
○ チームスプリント
内田晃弘4
土屋壮登2
石川雄太1 1位 1分18秒377 予選 1分17秒831 学生新
昨年は予選で3番手が離れてしまい、5連覇の夢は絶たれてしまった。昨年から、団体追抜とチームスプリンとの両種目にエントリーできることになったことから、今年はチーム力がどこの大学もアップ。予選から激しい戦いになり、学連記録が続出。決勝に進むためには、2位以内のタイムが必要。800m通過は53秒台、暫定1位の早稲田は52秒台。しかし、3番手の土屋が最後の200mを11秒7台でクリアし、1分17秒台。決勝も土屋が残りの200mを11秒台で走り抜けて逆転し、昨年の屈辱を晴らした。東日本のときは、同じメンバーで22秒9台だっから大成長。
第1走者内田選手から、第2走者石川選手への交代。
○ 140kmロードレース
村出真一朗4 7位 4時間17分03秒
半田信頼1 DNF
加藤哲史2 DNF
辻本翔太3 DNF
田中孝一4 DNF
高尾 昇2 DNF
滝川 穣4 DNF
中澤武士1 DNF
あの5㎞コースをなんと28周という長丁場。つぎつぎと選手が脱落し、半田もよく頑張るがあと3周でDNF。村出は残り20㎞を切ったところから逃げを打つが、ゴールまであと300mで力尽き、惜しくも7位。勝負には負けたが、今後につながるレースをしてくれたので、指導者としては満足であった。
【女子】 24点2位
○ スプリント
沼部早紀子4 1位 200mTT 12秒319
栗原 瞳3 2位 〃 12秒862
予想通り、沼部が勝ったが、栗原の健闘が光ったレース。課題であった後半のスピードの低下もかなり解消され、レースでの上がりタイムもかなり高くなってきた。これからに期待。沼部はハロンで確実に12秒前半のタイム。安定度が増してきた。乗り始めてちょうど3年。新たな体の充実が期待できるときになってきた。
決勝戦は順大同士の戦いに。○追い込み、●逃げ、○逃げ、
の激戦でした。
○ 500mTT
沼部早紀子4 1位 37秒960
栗原 瞳3 2位 38秒848
この種目も予想通り沼部が取る。栗原はこのところ38秒台がコンスタントに。37秒台も見えてきた感じであった。
○ 3km個人追抜
小淵千恵4 5位 4分20秒545
森智恵美3 6位 4分24秒203
どちらかが15秒を切って、順位決定戦に進むものと考えていたので、二人のできは予想外のものであった。
○ 16kmポイントレース
栗原 瞳3 3位 14点
小淵千恵4 5位 5点
森智恵美3 11位 0点
福島麻美1 12位 -14点
得点を稼げる4位以内に2人送り込むことができればと思っていたが、果たせなかった。それでも栗原がよく頑張って、得点2を稼ぐ。
○ チームスプリント
沼部早紀子4
栗原 瞳3 1位 59秒226 学生新
予選 沼部早紀子4
福島麻美1 1分00秒034
この種目、昨年より導入されたもの。昨年の記録を破ることが目標。予選は1番手に福島を起用し、経験を積ませることに。
決勝は昨年と同じコンビで自らが保持している学生記録の更新をねらう。栗原が31秒6台で通過し、引き継いだ沼部は27秒5台で走り抜けて学生記録樹立。
学生記録を樹立しての表彰となりました。
○ 60kmロードレース
栗原 瞳3 7位 2時間15分46秒
森智恵美3 8位 2時間16分47秒
小淵千恵4 DNF
沼部早紀子4 DNF
福島麻美1 DNF
6位までの入賞が認められ、しかも6人までの出場が可能。独占すればこの種目だけで22点稼げることになる。場合によっては、この種目だけの得点でも総合優勝が可能になる。それだけに、なんとしても3位以内に一人送り込むことが必要。実績のある小淵と森に期待をかけるが、二人とも走りが重く、4人入賞の鹿屋体育大に総合の逆転を許してしまう。
残念であったが、選手が必死に走った結果である。敢闘をたたえることにしたい。