学校法人城西大学・城西国際大学教職員組合 (東京ユニオン学校法人城西大学・城西国際大学支部)ブログ

城西国際大学で客員教授など(有期労働契約)に対して雇止めを通告されたことをきっかけに労働組合を結成!

争議に突入しました!

2018-03-24 19:43:35 | 日記
これまで大学当局と3回の団体交渉を重ねてきました。
しかし、4月1日直前である3月20日の団体交渉でユニオンが提案した激変緩和措置を大学は拒否。
変更したばかりの規定を適用して、一律の年齢で客員教授を解雇することを告げました。
組合員には、指導中の院生を抱えている客員教授もいます。
ユニオンはその院生の指導のために、就業規則の変更に理解を示しつつ激変緩和措置を要求したのです。
ところが、大学はそうした事情はお構いなし、問答無用で解雇を通告してきました。
これでは、学生が安心して学ぶ環境を確保できません。
この間、大学は団体交渉で「4月1日以降は決まっていない」と繰り返し回答していました。
卑怯にも明確な回答をせずに引き延ばしを図っていたとしか考えられません。
労働組合を愚弄する、極めて悪質な行為です。
ユニオンは東京都労働委員会に不当労働行為の救済申し立てを行い、合わせて解雇を撤回するよう実行確保を求めたところです。
また同時に、大学に対して抗議行動を行うことを通告しました。
問題解決まで、引き続き紀尾井町の本部等での抗議行動を展開します。
周辺在勤、在住の方、城西国際大学で働く教職員の方、ぜひ、応援をお願いします!
また、近日中に東金キャンパスにも伺う予定です。
新入生の皆さんからの激励をお待ちしています!

大学は労働者代表の非民主的な選出を認め撤回しました!

2018-03-13 20:19:20 | 日記
3月7日に開催された法人本部と城西大学の当局との団体交渉で、大学当局は法人本部の労働者代表の選出の仕方に問題があることを認めて撤回、再度やり直すことを約束しました。
法人本部が労働者代表を選出するために2月末日から実施した選挙では、記名の投票用紙を配布するなど非民主的なものでした。無記名投票は民主主義の原則のひとつです。組合の指摘を、大学当局も認めざるをえなかったと言えます。
しかし、大学当局が3月末での客員教授の雇止めを撤回しなかったため議論は紛糾しました。激しい議論の末に大学と組合との間で、70歳以上の客員教授を「バッサリと切り捨てる」のではなく、一定期間の雇用を確保する「『激変緩和』措置を取るために知恵を出し合って協議する」ことで合意しました。
客員教授や研究員など非正規の雇用継続の問題はいま正念場を迎えています。一人でも多くの教職員がユニオンに加入することで、大学に対峙する力が増していきます。みんなで力を合わせて教職員の雇用を守り、学生のためにも働きやすい職場を実現しましょう! 次回の団体交渉は3月20日を予定しています。
 

労働者代表の非民主的な選出は無効です! 上原理事長は謝罪の上、速やかに撤回してください!

2018-03-02 16:37:23 | 日記
 2月15日に突如として、法人本部と城西国際大学の当局は、就業規則の変更とそのための労働者代表の選出を発表しました。
 その前日14日の組合との団体交渉の席上で、法人当局はそのことにひと言もふれていませんでした。これは組合を無視した不誠実な対応です。
 法人本部の労働者代表を選出する選挙では、事前に就業規則のどこをどのように変更するのかも周知されておらず、投票の際に投票者の「氏名と投票する日付」を記入することを求めています。人事課が主導して進めており、労働基準法にも抵触する非民主的なやり方です。このようなあまりにも一方的で乱暴な就業規則の変更にもとづいて、非正規の教職員の雇止めを強行することは断じて許されません。
 組合が非正規の教職員の雇止め撤回を求めたからこそ、いま慌てて法人当局は就業規則の変更とそのための労働者代表の選び直しを行っています。昨年に法人当局が行った就業規則変更の仕方などの誤りを認め謝罪することなく、自らの誤りを糊塗するかのように変更することは許されません。法人の教職員の預かり知らないところでこっそりと、法人当局が労働者代表や就業規則を変更するという疑いを抱かざるをえません。
 上原理事長は自らの誤りを認め謝罪の上、労働者代表の選出及び就業規則の変更を撤回して下さい。