毎年（自分が好き勝手に発表している）恒例の“マイ・フェイヴァリッツ・アウォード”ですが、2013年も懲りずに発表したいと思います。まずは、ライヴ篇をお送りします。
2013年の総観賞数は30本。これを数えるまでもなく、2013年は観賞数が（さらに）減ったなぁという印象が強かった。そして、行きたかったのに逃してしまった、あるいは泣く泣く諦めた（ちょっと大袈裟か）という公演も、例年以上に多かった気がします。
そのなかでも、久々の単独来日となったアリシア・キーズに、月曜の新横浜という好条件とはいえない状況のなかでも観賞出来たのは、じっくりと振り返るまでもなく、貴重な時間となりました。
また、初めてとなるアーティストや久しぶりに観賞したステージなど、比較的にヴァラエティに富んでいたのも2013年の特徴かと。近年はブルーノートやビルボードライブで観賞する割合が高いのですが、いわゆる“小箱”といわれるサイズのライヴハウスでの観賞は、以前も体験していたけれど、それはそれで新鮮な刺激を与えてくれたような気がしました。
ということで、2013年のマイ・フェイヴァリッツ・ライヴを決めてみたいのですが、その前に、過去の授賞ライヴをおさらいしておきましょう。
◇◇◇
【過去の授賞公演】
□ 2005年
ERIC BENET＠BLUENOTE TOKYO
□ 2006年
LEELA JAMES＠O-EAST
□ 2007年
m-flo＠横浜アリーナ
□ 2008年
≪洋楽部門≫
EN VOGUE＠Billboard Live TOKYO
≪邦楽部門≫
SOUL'd OUT＠JCB HALL
□ 2009年
≪洋楽部門≫
ANTHONY HAMILTON＠Billboard Live TOKYO
≪邦楽部門≫
CRYSTAL KAY＠NHK HALL
□ 2010年
≪洋楽部門≫
LEELA JAMES＠Billboard Live TOKYO
≪邦楽部門≫
久保田利伸＠東京国際フォーラム
□ 2011年
≪洋楽部門≫
KYLIE MINOGUE＠幕張メッセ
≪邦楽部門≫
久保田利伸＠NHKホール
□ 2012年
≪洋楽部門≫
ESTELLE＠Billboard Live TOKYO
≪邦楽部門≫
Perfume＠さいたまスーパーアリーナ
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さて、2008年から5年間にわたり洋楽・邦楽別に最優秀ライヴを発表してきたのですが、今年よりまた当初のように一本化してみることにしました。理由は、やはりライヴ観賞数があまり多くないということと（といっても昨年比では微増なのですが）、洋楽アーティストのライヴと邦楽アーティストとのそれとの観賞数のバランスが良くないということと、ジャンルに囚われずに最優秀を決めるスタイルにしたいと思ったからです。
部門別にしたりまた辞めたりと、なんだか近年の日本レコード大賞の迷走ぶりとまるかぶりのような気もしますが、まぁ拙ブログの迷走は今に始まったことではないので、そこはよしとします。（するのか！）
と前置きが長くなりそうなところで、2013年の観賞ライヴを振り返ってみたいと思います。
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＜2013年 観賞ライヴ一覧＞
2013/01/07 Elle Verner＠Billboard Live TOKYO
2013/01/18 KEM＠BLUENOTE TOKYO
2013/01/25 Robert Glasper Experiment＠Billboard Live TOKYO
2013/03/24 MISIA＠東京国際フォーラム
2013/04/05 Allen Stone＠BLUENOTE TOKYO
2013/04/25 Abiah＠BLUENOTE TOKYO
2013/04/29 m.e.y.＠原宿アコスタディオ
2013/05/12 MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL WORLD TOUR BY CIRQUE DU SOLEIL＠さいたまスーパーアリーナ
2013/05/17 The Brand New Heavies＠duo music exchange
2013/06/16 Bluey＠BLUENOTE TOKYO
2013/06/20 Avant＠BLUENOTE TOKYO
2013/06/21 Laura Mvula＠Billboard Live TOKYO
2013/06/22 Maylee Todd＠Billboard Live TOKYO
2013/07/12 m-flo＠SHIBUYA-AX
2013/08/11 OTO MATSURI 2013×M-FLO TOUR“NEVEN”SPECIAL FINAL＠代々木第一
2013/08/18 Especia＠WWW
2013/09/14 Especia＠TOWER RECORDS 新宿
2013/09/16 Robert Glasper Experiment＠BLUENOTE TOKYO
2013/09/19 The Brand New Heavies＠BLUENOTE TOKYO
2013/09/26 斉藤和義＠東京キネマ倶楽部
2013/10/02 ザ・たこさん＠QUATTRO
2013/10/04 ICE＠下北沢GARDEN
2013/10/11 Nao Yoshioka＠LOOP
2013/10/12 タワーレコード新宿店15周年大感謝祭～N/E/W/H/O/T/E/L～＠新宿LOFT
2013/10/31 久保田利伸＠東京国際フォーラム
2013/11/18 Alicia Keys＠横浜アリーナ
2013/12/06 Nao Yoshioka＠LOOP
2013/12/18 AI＠日本武道館
2013/12/25 Perfume＠東京ドーム
2013/12/27 INCOGNITO＠BLUENOTE TOKYO
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なんということでしょう。6月のブルーイの公演の記事がアップされていません。えー、書いてアップしたと思ったんだけどなー……。ブログの更新頻度も落ちてくるし、いろいろと締まりのない2013年でしたね。はい。反省しないと、ギルガメッシュ、ナ・ナ・ナ・ナイト！（←全く反省していないにもほどがある。横浜には保土ヶ谷がある）
では、2013年ののベスト・ライヴのノミネート公演をご紹介。
【追記】
ブルーイの記事、アップし忘れてたのを半月以上遅れでアップしました。(;'∀')アハハハハ
上記、リンクよりどうぞ。
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【ノミネート公演】
MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL WORLD TOUR BY CIRQUE DU SOLEIL＠さいたまスーパーアリーナ（2013/05/12）
Maylee Todd＠Billboard Live TOKYO（2013/06/22）
Robert Glasper Experiment＠BLUENOTE TOKYO（2013/09/16）
久保田利伸＠東京国際フォーラム（2013/10/31）
Alicia Keys＠横浜アリーナ（2013/11/18）
以上5公演。
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音楽ライヴというよりもエンタテインメント・ショウだったが、マイケル・ジャクソンの世界観を見事に“シルク・ド・ソレイユ”で描き切った“イモータル・ワールド・ツアー”は、これまでにない感覚で楽しめました。ほとんどミュージカルやアクロバット的なショウには行ったことがなかったのですが、マイケルを契機にこのようなショウの素晴らしさを知ることが出来たのは貴重な経験でした。
ロバート・グラスパーはヤシーン・ベイことモス・デフが客演の公演。モス・デフの存在感とロバート・グラスパー一味の自由闊達なプレイが、新たなブラック・ミュージックの形を示してくれました。
久保田利伸は“パラレル・ワールド”シリーズの『KUBOSSA』を受けてのツアー。アコースティック主体ということで、ファンキー度高めが好きな自分は不完全燃焼になるかも？ と懸念しましたが、それは杞憂に終わりました。
この5公演のほかでも、JBマナーのザ・たこさんや、“ICE”としての復活公演など、印象深いステージが多くありました。
それでは、2013年“マイ・フェイヴァリッツ・ライヴ・アワード”の最優秀公演を発表します！
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【MY FAVORITES LIVE AWARD 2013】
【最優秀ライヴ】
Maylee Todd＠Billboard Live TOKYO（2013/06/22）
キュートとエキセントリックが同居したステージは、ハラハラさせながらも絶妙なグルーヴを生み出しました。客席に入っての、イヴリン“シャンペン”キング「ラヴ・カム・ダウン」での即席ダンス・タイムも、興奮度を高めてくれました。ジュディ・オング「魅せられて」ばりのコスチューム＆振り付けも披露してくれましたし、次回も是非足を運びたいと思わせてくれました。
ということで、2013年のマイ・フェイヴァリッツ・ライヴ・アウォードの最優秀はメイリー・トッドに決まりました。足早に決めてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。これは毎年言っているような気がしますが、今年こそは出来るだけ多くのライヴを観賞して、その場一度しかない空気を感じ取りながら、自身の活力や栄養にしていければいいなあと思います。
次回は“マイ・フェイヴァリッツ・アウォード”のアルバム篇をお送りしたいと思います。こちらの方がライヴ篇以上に最優秀を導き出すのが難儀なのですが……期待しててもしなくても、柴咲コウご期待！ ということで。（惰性）
それでは、早ければまた今夜にでも。“ま・た・こ・ん・や”～。（滝クリ風「お・も・て・な・し」かと思いきや、TBS系深夜バラエティ『ワンダフル』の名フレーズ「また今夜～」に成り下がる失態）
以上です、キャップ。
