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第三級アマチュア無線技士 当日受付試験 体験

2018-04-24 18:26:27 | 日記

2018/4/24(水)~ (その後8月に2アマ・1アマ合格
第三級アマチュア無線技士
合格 体験記


【結論】4アマより ⇒ 3アマ 取ろう!
1).合格の秘訣は過去問の丸暗記!
2
).難易度は3アマ ≒ 4アマ + (モールス符号)
3
).モールス符号(A~Z, 0~9)は一晩で覚えられる
4).勉強期間:10日間(毎日3~6時間)


(61歳の挑戦)2018年(平成30年)

勉強開始日4月5日~

試験日4月15日(試験日)

勉強期間:10日間

定年後の合格までの経緯・苦悩(日記:備忘録)

2018/8月期の2アマ,1アマも(運よく)合格

 

■.きっかけは(友人の一言...)
44年前(まどろっこしいモールス符号なんて不要では?と云う想いがあり、モールス符号の習得には(なかなか)本気になれず当時は)電話級を取得、そして長年(電信級→2アマ→1アマ)受験を諦めていました。 数年前に知ったのですが、今ではモールス符号の実技試験が無くなり選択式のペーパー試験になったとの事。 これならば... との想いがあるなか、友人の一言モールス符号なんて簡単だよ!を思い出し、重い腰をあげました。2018-4-5(木)の事です。

 

■.一晩で 覚えたモールス符号(書いて覚える勉強法)
3アマ試験でのモースル符号の問題は2問は出るので10点は稼げる、^o^。 で、やってみたら(簡単にモールス符号A~Zが覚えられた)のです。 では、どうやって覚えたのか? それは『先にA,B,C...を書いて、次にA,B,C,...の右横に符号(・- 等)書く』(書いて覚える勉強法) A~Zの26文字とモールス符号の組み合わせを1セット(1巡)として、それを20~30巡、いや400~500巡 ひたすら 繰り返し書き写す。 初めの1~2巡は、一文字毎に確認しながらA~Zまでの符号(・- 等)を書く (カレンダーの裏面に書きました)。 すると徐々に 答えを視なくても書ける様になり簡単に覚えられました。 時間にして約2~3時間!いや5~6時間(一晩・深夜まで)かかりました。 翌朝も、その後の数日間も毎日20~30回位は書きました。 試験には紙に印字された符号(・- 等)が出ます。 なので、英字と・-を附随させて覚えれば対策になるなぁーと考えたのです。 これが功を奏しました。 試験(本番)の時は、覚えた符号を(そのまんま)問題用紙の余白部分に転記して、それを見ながらモールス符号の問いを解きます。

 

■.モールス符号の覚え方(最も効率が良い勉強法?)
A,B,C...を書いて、その右横に(口ずさみながら)モールス符号を書く。↓こんな感じ↓

A ・-
B -・・・
C -・-・
D -・・
E ・
F ・・-・
G --・
H ・・・・
I ・・
J ・---
K -・-
L ・-・・
M --
N -・
O ---
P ・--・
Q --・-
R ・-・
S ・・・
T -
U ・・-
V ・・・-
W ・--
X -・・-
Y -・--
Z --・・

数字のモールス符号には、規則性があり、わりと簡単に覚えられます。↓

1 ・----
2 ・・---
3 ・・・--
4 ・・・・-
5 ・・・・・
6 -・・・・
7 --・・・
8 ---・・
9 ----・
0 -----

※.3アマの過去問を見る限り(疑問符「? ・・ーー・・」は出ていない様です。
※.試験本番では、問題用紙の余白部分に丸暗記したモールス符号を書き写し、それを見ながら(カンニングの様な感じで)あせらずに解けます、^o^。 法規の問題として2~3問が出るので10~15点は稼げるボーナス問題の様なものです。覚えた方が得ですヨ!

 

■.勉強方法、& 苦悩と経緯(初めは???だらけ ⇒ 対策は丸暗記)
モールス符号A~Z、 数字10個が、(一晩)で覚えられたので、(迷ったのですが)本気で3アマを取ろうと思い、過去問の本を買いに走ったのが2018/4/7(土)昼過ぎ。

 CQ出版社「第3アマハム国試 要点マスター 2018」(¥1,200)
 内訳:無線工学(1/4冊)、法規(1/4冊)、後半は参考資料

 

初日:主に無線工学の部分を2~3時間かけて解くも正解率≒4割(いかん! 殆んど忘れいる) 解けなかった問題は目を通してもチンプンカンプン何が何だかさっぱりな世界。

2日目:主に法規の部分を2~3時間かけて解くも正解率≒4割(40年間のブランクは大きい)問題を見ていたら涙が出てきます、しまいには眠くなるし(いかん!何とかせねば!と思いながら)ネットで皆さんの3アマ合格体験記を見ていたら、丸暗記で効率よく短期間で合格された者が多い感じです。 対策は「これだ!」と思い、

3日目からは 勉強方法を「丸暗記 方式」に変えました。 例えば、この問題の答えは「これ!」(回答の番号ではなく、答えを覚える)と云う具合にしました。 (何も考えずにひたすら丸暗記に特化する! 答えに至るまでの理論・理屈は(とりあえず)考えないことにした。 ←これで気持ちが だいぶ 楽になりました) 正解率:6割 ぎりぎり合格(!?)な感じ。 なので 勉強時間を少し増やそうと思いました。

4~6日目、勉強時間を3~5時間に増やし、1冊を3~4巡したあたりから、問題を見ている途中で答えは、「これだ!」と! 徐々に判る様になりました。(それでも正解率≒8割) (ほとんどが解答ではなく丸暗記による即答ですが。 笑!) その後の数日で正解率が徐々に向上。 正解率:7割→8割→... 丸暗記による即答で正解率が徐々に上がり、精神的にも楽になり、余裕ができたので、丸暗記で答えていた(即答)が少しづつ 々 その理由が判る様に様になってきました。(初めは 丸暗記、その後は(少しづつ )解に至る理由を理解する勉強を取り入れた事で)結果的に効率が良かった様に思いました。

7日目~、この辺りから、本1冊だけの勉強に飽きてきたので、ネットの模擬試験にもチャレンジしながら、 本 と ネット を交互に問題をこなしました。殆んどは選択肢を見ただけで正答が即答できる様になっていました。 正解率≒9~10割  過去問の丸暗記は凄い!

お世話になったサイト ⇒ http://srz.a.la9.jp/index.html

練習問題 (4アマ・3アマの問題が充実)

 

■.受験の決意
勉強を始めてから1週間が経った頃、ネットで「3アマ 体験記」を見ていたら、晴海(都営大江戸線の「勝どき」駅より南東方向へ徒歩10分位の所:日本無線協会)で当日受付試験がある事を知り(少し迷ったのですが)受験しようと決めました。 試験は3日後です。4アマ、3アマの当日受付試験は毎月あるようですが、8月はハムフェア会場で行われる様だ。年間スケジュール 因みに事前申し込みの試験は各地で行われてる模様

 

■.受験・状況・結果(ひさびさに感じる緊張感...)
受験には写真が必要なので、すぐに写真(¥700)を撮り、いざ当日、2018-4-15(日)試験に臨みました。

試験30分前の12:30頃に入室の案内があり、いそ々と着席。 隣人は問題集を片手に最後の追い込みに勤しんでいました、その本をよく見ると、な!なんと!4アマの本、それも2016年版、2年前の本です(4アマを取って、3アマを受けるのでしょか? 頑張っているなぁ~。~と思いつつ)私も、問題集を片手に、最後の追い込みをしました。 15分前になると試験官が入室されて受験に対する諸説明があり、数分前には答案用紙と共に問題用紙が配られ、用紙に印字カスレや間違いが無いか等の案内がありました。 配られた問題は(たまたま運よく)ほぼ全て見覚えのある出題でした。(ぉっ!! ラッキー!!\(^o^)/!! と思いました)

法規:問1-8、問9-16、 無線工学:問17-23、問24-30(問題用紙は試験が終わったら持ち帰れます)

試験は13:00~14:10迄の70分間(開始から30分過ぎたら退出できます)。 私の場合は1つの問題を2~3回じっくり読み込んで答えを選択。 全30問を約15分で一巡。 退出可能な30分迄にはまだ15分もあるので、再度全ての設問にじっくり目を通し、答えを選択(当然、一度目の選択と同じのもを選択)。 それでもまだ、あと7~8分もあったので3回も目を通しました(どんだけ慎重やねん! 笑!) (丁度その頃に30分が経過したのでしょう) 多くの者が我先にと解答用紙を提出された様で、後方でチョットした(渋滞の)列ができておりました) 私は、最後にマークシートの回答番号の塗り間違い箇所が無いか否か(丁寧に2~3回程)確認し提出したので35分くらいで退出しました。 その時点で5人位が、まだ奮闘していました。 (試験直後の自己採点は、全問正解。 なので、よほどのミスでもしていない限り合格を確信! やったネ!v\(^o^)/v!とは思ったものの発表を見る迄は安堵(あんど)できません)

退室した後、廊下に貼りだされていた4アマ合否発表を見ていたら、厳つく架体の良い3人の青年達が 「兄貴なら合格っすよ!兄貴!...」 と楽し気に会話しながら近づいてきた(いかにもゴッツイ風貌のお兄さん達)(そっか!この人達は4アマ受けたんだなーと思いつつ) 会館を出て近くのコンビニ(会館ビルの隣にローソン、十字路の対角の向こう側にファミマがある)に立ち寄り、イートinコーナーで食事などしながら(のんびり)15:00まで暇(ヒマ)つぶし。 15:00に試験会場へ戻り、廊下に貼りだされた合否発表を見...  はたして結果は...  自分の受験番号(6000011)を唱えながら...気持ちが早り(逸り)ます...

有ったぁー!\(^o^)/! 今回は受験者:約50名 ⇒ 欠番数が11個あったので約39名が合格された様です。合格率:78% 結果:合格 通知ハガキは翌日:4/16(月)に届きました。 早ッ !!

 

■.最後に
10日間で約50時間も勉強しました(私の人生で、こんなに勉強したのは始めてかな!?笑い!)。合格後、お世話になったサイトの過去問を2~3回試したら、正解率 ≒10割でした。 サイトの管理者へサクッとお礼のメールを送りました(おかげ様で3アマ合格)ありがとうございました。m(_ _)m

3アマへの近道合格の秘訣は、過去問の丸暗記」

この体験記が、これから3アマにチャレンジする皆さんのお役に立てれば幸いでございます。 以上、2018-4-25(水)jr6rmq


と、ここまで書いていたら、無謀にも2アマ・1アマの敷居がどんなもんだろー!? 試してみた (2018/4/30) 1アマ模擬(他者サイト) 試した結果:H20/4の工学A:45%(×)、同B:92%(◎) 2アマ模擬(他者サイト) 試した結果:2017/4の工学:93%(◎) 合格基準⇒抜粋 結果(↑)あれっ?! 少し頑張ればイケル!?


■.無線従事者免許証の申請

申請用紙は、総務省の電波利用ホームページ → ..ダウンロード → ..様式ダウンロード → 「アマチュア無線技士用」の所より無料で(PDFファイルが)入手できます。PDFファイルは、コンビニでも(デジカメの写真と同じ様に)印刷可です。用紙はA4サイズ! 尚、『郵送される場合、封筒表面に「無線従事者申請書類在中」と朱書きして下さい』との事です。 申請書は、2018-4-17(火)11:00頃に郵送(ポストin)し、従免が送られてきたのが(28日後の)5月15日(交付日 2018-5-11なのに)発行番号00341って事は4/1~5/11間に341も発行?毎日約13枚? 15日と云えば丁度1ケ月前の4/15が受験日だったなぁーoーと思いつつ...

 

■.開局申請
(電子申請) 総務省の電波利用ホームページ → 電子申請 → 電子申請・届出システムLite(外部リンク) より電子申請した
1.2018/7/23、新規ユーザ登録
2.2018/7/26、ハガキ(ID・パスワード)が届くも数回パスワードミスし、7/26に再登録
  2018/7/30、再度ハガキが届いた。
20:00 電子申請した
 
2018/8/03、16:02 補正依頼メールが来た。
      (FT-818ND機では135k、475kは申請NGと指摘)されたので16:30 に訂正し再申請した
 
2018/8/07、17:00 ”審査中”(受理日:8/3)になっていた
3.2018/8/10、12:01 納付依頼メールが来た 。
       12:35 ATMのペイジー(pay-easy)で\2900振込した。20:25 審査中のまま
  2018/8/17、15:00 まだ審査中
4.2018/8/17、17:10 審査終了になっていた(この日が「免許の年月日」)
  2018/8/21、10:20 局免が届いていた
5.2018/9/25、この日より(無線局等情報検索)が可となった(反映に5週間と4日かかった事になる)

■.後書き (2018/8月期 2アマ, 1アマ にも合格)


私は、電信(モールス)ができず、長年4アマ(旧 電話級)でした。
3アマは遠い存在、2アマ, 1アマは夢の夢だと思っていましたが、定年後の余暇をたっぷり勉強に使った事で、4ヶ月間(実質的には2・3週間で合格点、到達)で、3~1アマを全て制覇できました。 私の場合は(毎日13時間×2ヶ月間 ≒ 800時間)勉強しましたが、ギリギリ合格なら200時間でイケルかもしれません。

60代なら (誰でもが) 合格・制覇できる資格だと感じました。
私のつたない経験が、これからハムを目指す皆様方の参考になれば幸いでございます。