エミッター接地(電流帰還)増幅回路
1+hfe≒hfe
∵ 1<<hfe
小信号(簡易)等価回路の考え方:
電圧源は内部抵抗=0Ωなので信号波形への影響はないので電源は等価的に(ほぼ導線と同じ)とみなせる。
加えて、信号成分に対するコンデンサのインピーダンスはkΩ単位の各抵抗に比べて充分に小さく無視できる静電容量とする事で(コンデンサは)ほぼほぼ導線と同じとみなせる。
つまり、コンデンサと直流電源は小信号(簡易)等価回路において「導線」に置き換えて回路図を描き直す。
各コンデンサが無視できない場合、入力側、出力側の各コンデンサのインピーダンスは(中間周波数帯域において)kΩ単位の抵抗に比べて、充分に小さので、その影響は無視できるものとするのが一般的ですが、無視しない場合の等価回路は上図の様になります。
この等価回路において、低域遮断周波数と高域遮断周波数のとの周波数比が(例えば)ザックリ値で50倍だとすると、各コンデンサーのインピーダンスは50倍大きくなるハズですが、もともと
(各抵抗値) >> (各コンデンサのインピダンス値)
なので、出力に与える影響は(少なからず有るのですが)限定的だと思う。
しかしながら、
Ceのインピーダンスの大きさは(正確には未確認ながら)増幅回路としての増幅度に寄与すると思われるので、その影響は無視できないのではないかと推測されます。(推測の域を出ません)
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