夜7時頃。本日の行程を終えて青森駅に到着しました。
(謝罪日は平成24年1月7日[土曜日]です。)
今回乗車する列車は今年3月9日に定期運転を終了する寝台特急日本海です。
全車が開放寝台で構成されている為、正に正真正銘の「ブルートレイン」です。
そして駅弁と軽食・飲料を購入した後に3番線ホームに移動します。
取材日は牽引機はEF81形直流電気機関車、車両は24系25形客車が使用されました。
また編成は電源車を除いて8両(2両減車)で構成されています。
それでは早速、車内に入ります。(取材日は全席満席でした。)
車内は線路と平行方向に2段ベッドが配置されています。
ちなみに下段寝台は大型の窓を一人占めできる点が大きな利点です。
続いて付属設備の様子です。
各寝台には枕などの寝具、浴衣、ハンガー、スリッパが置かれています。
また小鏡(2枚目)と小物置(3枚目)、荷物棚(4枚目)、読書灯(5枚目)、テーブル(6枚目)が設置されています。
そしてこの寝台は昼間は座席としても使用する事が出来ます。
方法は簡単でカーテンをカバー(3枚目)で固定し、座席を起こして荷物棚と小物置を下げるだけです。
(但し転換時に少し大きな音が発生するので夜間は避けた方が良いと思います。)
そして出入り口側のデッキには喫煙所と更衣室が設けられています。
余談ですが喫煙所は喫煙目的よりはフリースペースとして使用される場合が多い様です。
午後7時45分。約15分遅れで青森駅を出発しました。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)
非常にのんびりとした加速で列車は青森駅を後にしました。
さて新青森駅を出発してトンネルに入って暫くすると突然列車が停止しました。
何と大雪によってトンネルを抜けた直後に存在するポイントレールの可動部分が凍結してしまう事態が発生しました。
その為、乗客は殆ど灯りの無いトンネルの中で約1時間半の間、待たされました。
(トンネルの中間地点で停車した為、携帯電話などの電波も一切入りません。)
その後、列車は更に遅れて弘前駅、大鰐温泉駅などに停車します。
その間に殆どの乗客が夢の中に入っていました。
私が目が覚めた頃には列車は糸魚川駅付近を走行していました。
僅かに朝日が見えた頃に列車は魚津駅に到着しました。
(本来であれば列車は金沢駅付近を走行しているはずでした。)
その後も列車は大幅に遅れて富山駅に向います。
富山駅付近からは工事中の北陸新幹線の高架橋が徐々に見えて来ます。
工事が順調に進めば平成26年度末頃にはこの区間にも新幹線が通る予定です。
そして明け方の7時15分。約1時間40分遅れてようやく富山駅に到着しました。
ちなみにあと20分遅れれば特急料金分は返金されるはずでした。
故にこの時に私は少々「やられ損」だと思いました。
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
さて平成24年1月6日から1月8日にかけて私は全線乗車旅行記2012~冬編を行っていました。
今日はその相互の行程を繋ぐ手段として使用した2つの寝台列車の乗車レポート(第1弾)を公開します。
夜8時50分。約15時間を要した1日目の旅行記を終えて上野駅にやって来ました。
今回乗車する列車は上野駅から青森駅間を結ぶ寝台特急「あけぼの」です。
北斗星などの豪華列車が発着する一方で現在も伝統的な夜行列車の雰囲気を維持する数少ない列車です。
そして13番線ホームに到着した頃には既に列車は到着していました。
取材日は牽引機はEF64形直流電気機関車、車両は24系25形客車が使用されました。
また編成は電源車を除いて8両で構成されています。
先頭部分などを撮影し終えた私は早速、乗車しました。
今回私が乗車したのは8号車に連結されている「ゴロンとシート(以下:開放B寝台と表記)」です。
本来の開放B寝台から寝具などを全て省略する代わりに指定席料金だけで利用する事が出来ます。
では内部を具体的に紹介していきます。
開放B寝台は2段ベッドが枕木と平行方向に配置されています。
また下段寝台には転落防止柵が設置され、窓部分に存在する梯子は収納する事も出来ます。
続いて各寝台に設置されている設備の様子です。
下段寝台には折畳式(1枚目)、窓側部分には固定式(2枚目)のテーブルと栓抜き(3枚目)が設置されています。
上段寝台には通路部分には大型の荷物棚が設けられています。
各寝台には小型の照明が設置されています。
ダイヤルを回すと消灯→電球→蛍光灯の順番に点灯します。
ちなみに通路側には折畳式の椅子も設置されています。
上段寝台を利用している乗客には嬉しい設備です。
そして洗面台付近には現代では滅多に見れれない冷水器が設置されています。
白い封筒状の物(写真3枚目)が紙コップです。かなり飲み難いのが特徴です。
午後9時15分。定刻通りに上野駅を出発しました。
列車は東京都内を後にして徐々に郊外へと入って行きます。
そして殆どの乗客が寝入った頃、列車は上越路を程良い速度で駆け抜けました。
目覚めた頃(約5時半頃)には列車は雪景色の中を快走していました。
そして午前6時55分。約10分程度遅延して秋田駅に到着しました。
秋田駅を出ると列車は猛吹雪の中を走行します。
さすがは出羽の国です。降雪量も桁違いに多いものです。
(私に地元では一切と言って良い程、雪は降りません。)
そして途中の大館駅で予約した駅弁を受け取りました。
花善(株)から発売されている「とりめし」(850円)です。
味も比較的美味く、価格も手頃なものです。
食事を終えた頃には列車は大鰐温泉を出発していました。
弘前駅付近からは雪の勢いも徐々に弱くなってきました。
上野駅から乗車すること12時間57分。いよいよ列車は終着駅である青森駅に到着しました。
列車のドアが開いた途端に大勢の乗客が先頭部分を撮影する為に走り出します。
客車も機関車も車端部分や走行機器を中心にかなりの雪化粧をしていました。
そしてこの後、私は全線乗車旅行記2012~冬編(2日目)に出発しました。
(この時の記事は約5日後に投稿する予定です。)
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
今回はいよいよ来年3月に姿を消す事が決定された300系新幹線に乗車しました。
(取材日は平成23年12月4日[日曜日]です。)
午後4時56分、夕闇の迫る姫路駅に乗車する列車がやって来ました。
間もなく姿を消す予定である300系新幹線を使用した「ひかり号」です。
(今回乗車する区間は姫路駅~西明石駅間の一区間です。)
それでは車内の様子を見てみましょう。
内装はJ編成とは大きく異なりグレー系の物で統一されています。
そして照明は当時では最先端であった間接照明が採用されています。
続いて普通車の座席の様子です。
普通車の座席は回転式リクライニングシートが採用され2+3列で配置されています。
窓の大きさもN700系や700系と比較するとかなり大きい事が分かります。
そして座席背面と妻板部分共にテーブルが設置されています。
余談ですが登場時よりも禁煙車が増えている為、車両案内には禁煙マークが貼り付けられています。
(登場時はグリーン車を含め殆どの車両が喫煙車でした。)
ちなみに乗車後の感想ですが、車両自体は少し手を施せばまだ十分に使える車両なのに勿体ないと思いました。
登場からまだ20年も経過しない間に引退と言うのは誰がどう考えても早過ぎると思うはずです。
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
今日は臨時列車の撮影の為に早朝から加古川駅に行って来ました。
今回、撮影する列車の主要情報は以下の通りです。
車両…24系25形客車10両、区間…下関~大阪、種別…団体臨時列車(某旅行会社主催)
今回は前置き無しで本題に入ります。午前5時55分。本日撮影する列車がやって来ました。
本日はEF65-1135号機(関)に牽引されての登場です。
そして先頭部分にはヘッドマークも装備されていました。
そして入線シーンを撮影した後、私は即次の撮影場所に自転車で向いました。
(撮影場所は東加古川駅付近に存在する歩道橋です。)
到着から間もなく先程に撮影した列車がやって来ました。
歩道橋からも比較的満足出来る写真を撮影する事が出来ました。
おことわり
・画像の転載、無断使用等は固くお断りします。
・またこれらの画像の著作権、知的財産権等は全て管理者に属します。
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
昨日私は早朝から加古川駅で臨時列車を撮影していました。
今回、撮影する臨時列車の情報は以下の通りです。
車両…443系2両、区間…岡山~向日町運転所、種別…計測車
朝5時30分。まだ薄暗い加古川駅の1・2番線ホームに到着しました。
そして毎回の様に撮影練習を始めます。
写真の様に早朝と深夜は普通列車でも3番線(日中は4番線)を走行します。
(3番線を走行する列車の殆どは新快速か貨物列車です。)
さて午前8時15分。いよいよ撮影列車が入線してきました。
先頭形状は何所となく先日に引退した485系(写真右)を思い浮かばせます。
また写真では判り難いですが連結器は両用型の物が採用されています。
そして撮影を終えた後、私は直ぐに加古川駅を後にしました。
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
はじめに
・久々に息を吹き返しました。(今後も更新頻度は下がりますが更新を続ける予定です。)
それでは本題です。今日は久々に臨時列車を撮影する為に宝殿駅へ行って来ました。
また今回、撮影する臨時列車の情報は以下の通りです。
車両…キヤ141系2両、区間…向日町運転所~岡山、種別…計測車
午後3時40分。高校から全速力で自転車を漕いで宝殿駅に向います。
(本来は加古川駅で撮影を行う予定でした。)
そして午後3時55分。通過予定時刻の5分前に宝殿駅に到着しました。
殆ど通過予定時刻の寸前であった為、事前に練習出来たのは上の1枚きりです。
(くだらない話の為に到着が大幅に遅れた事に対してかなり腹が立ちました。)
さて通過予定時刻の午後4時00分。いよいよ撮影列車がやって来ました。
ドクターイエローと同様に走行日が殆ど発表されていない為、撮影する事は至難の業です。
(今日の情報は鉄道ダイヤ情報などの雑誌には掲載されていませんでした。)
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
・はじめに
今回から文字に代わり「新型Emblem」を画像右下に表示しています。
(これは画像の無断使用等を防止する為に表示しています。)
それでは本題です。昨日は姫路駅で久々に新幹線を撮影していました。
そして比較的、上手い事撮影する事が出来た写真がこちらです。
高速で疾走する新幹線を撮影する為には大きな集中力を必要とします。
(基本的に連写を使用せずに1枚撮影で列車を狙う為、一発勝負です。)
最後にですが今日は待望の「Osaka-Station-City」のグランドオープン日です。
第5代目の大阪駅舎は今後、どの様な変化を遂げるのか…。
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
新大阪駅で「特急雷鳥8号」を降りて新幹線ホームの22番線に向います。
そして新大阪駅から乗車した列車がこちらです。(取材日は同様に平成23年2月19日です。)
100系新幹線(K58編成)を使用した「こだま743号」です。
(と言っても実際に乗車した区間は新神戸駅までです。)
車内清掃終了後。毎回の様に即座に車内に入ります。
車内には2列+2列配置で大型のリクライニングシートが配置されています。
また客室ドアの上部には電光掲示板(写真右)が設けられています
続いて搭載されている座席の様子です。
座席はかつてグリーン車で使用されていた物が流用されている為、かなり快適です。
(しかし維持費削減の目的からオーディオパネルやフットレストなどは取り外されています。)
そして背面テーブルの様子です。
背面テーブルも座席と同様に大型の物が採用されています。
更に荷物棚と座席番号表示などの様子です。
荷物棚も現行の車両に合わせた物への交換が行われています。
最後にデッキ部分とサニータリ―スペースの様子です。
デッキ部分や洗面台も化粧版の張替や装備品の更新などが行われています。
新大阪駅から約15分。あっという間に新神戸駅に到着しました。
やがて列車は神戸トンネルの中へと姿を消して行きました。
そして列車を見送った後、自動改札を通って駅を後にします。
ここから地下鉄で三宮駅に移動して、新快速で新大阪駅(山陽・九州新幹線試乗会)に向いました。
(Continue to there.)
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
今回はあと13日で約46年の歴史に幕を下ろす「特急雷鳥8号」に乗車しました。
もう二度と乗車する事の出来ない485系電車の乗車記録を写真と動画を交えて紹介します。
平成23年2月19日(取材日)、敦賀駅の6番線ホームに今回乗車する列車が到着しました。
上り定期列車では唯一、485系電車を使用した「特急雷鳥8号」です。
今回は敦賀駅から新大阪駅までの区間に乗車します。
ちなみに今回は前回、取材しなかった自由席車両(6号車)に乗車しました。
車内には晩年の大改造によって交換されたフリーストップ式のリクライニングシートが配置されています。
余談ですが今回、乗車した車両の客室扉は何故か開き戸扉でした。
続いて装備されている座席の様子です。
座席は指定席車両とほぼ同等の物が使用されていますが写真の様に蹴り込み部分(写真4枚目)が存在しません。
また座席間隔の改良が行われていない為、不自然な座席配置はありません。
座席背面に搭載されているテーブルもまだまだ現役です。
背面テーブルや窓框部分は指定席車両と殆ど同じです。
ちなみにカーテンは少々、凝った物が採用されています。
カーテンは典型的な物が採用されていますが窓枠部分に留め金具が存在します。
また留め金具は写真2枚目と3枚目の様に使用します。
また客室の様々な部分に登場当時の名残を残しています。
やはり空調設備や天井部分などは自由席車両の場合、原形を留めている場合が多いです。
そしてデッキ部分と洗面台の様子です。
これらの設備も晩年の大改造によって大幅に変化が起こっています。
(特に洗面台部分は施工時期によって様々な形式の物が存在します。)
やがて列車は敦賀駅を後にして行きました…。
今回は敦賀駅から京都駅までの車窓を720pハイビジョン動画で記録しました。
動画はダイジェスト版ですが車内放送や車内チャイム、湖西線内の高速走行などが収録されています。
そして敦賀駅から約1時間20分。降車駅の新大阪駅に到着しました。
こうして私の「最後の乗車」は幕を下ろしたのでした。
内部リンク
特急雷鳥~引退記念商品の発売
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/a9db8391f5b0010ce93940962e892cbb
全線乗車旅行記 2011年~冬編‐最終章(特急雷鳥92号の乗車レポートです。)
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/06da59204a83474161342564ab3275d4
特急雷鳥号の歴史
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/5758166c91f2f43b8381f94f0784e910
特急雷鳥~ついに引退が決定…
http://blog.goo.ne.jp/jr-kinki/e/076b8813e160da749e4770b88800aef0
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)
前編は普通指定席、普通車自由席、喫煙ルームの様子を中心に紹介しました。
そして後編の今回はグリーン車指定席、多目的室などの様子を中心に紹介していきます。
大変、長らくお待たせしました。グリーン車指定席の車内の様子です。
車内には重厚感の溢れる大型のリクライニングシートが2列+2列でが配置されています。
また妻板と荷物棚の一部分には古代桜調の木目が使われ、通路には花唐草模様の絨毯が敷かれています。
続いてそのグリーン車指定席の座席の様子です。
座席は可動式枕とレッグレスト・インアームテーブルを装備している点が普通車指定席の座席との最大の違いです。
また可動式枕の横には超高輝度LEDを使用した読書灯、肘掛けにはオーディオパネルが埋め込まれています。
また5号車の新大阪寄りのデッキ部分にはこんな設備があります。
全身が映る三面鏡とミニテーブルを装備した「パウダールーム」です。
また目隠し用と思われるカーテンが入り口部分に設けられています。
(この設備の近くには防犯カメラが昇降ドア用とは別に更にもう1台、設置されています。)
続いてパウダールームの付近に位置する女性専用トイレの様子です。
男女共用の物と比べると洗面台部分などに木目調の模様が描かれていることが特徴です。
(今回は車内見学用の為に特別開放されていた物を撮影しました。)
そして7号車の新大阪寄りに位置する多目的トイレの様子です。
車椅子での使用を前提としている為、室内の広さにはかなりの余裕があります。
また個室内の連絡ブザーを押すと警報音と共に通路部分の天井ランプ(写真右)が点灯します。
最後に多目的トイレの向い側に位置する多目的室の様子です。
室内には2人掛け座席とパイプ椅子、小型鏡などが設けられています。
また2人掛け座席はベッド状態(写真3枚目)に展開する事が出来ます。
ちなみに午後3時25分からは車内抽選会が行われていました。
用意された景品は特製ピンバッチ、記念オレンジカード、ハンカチなどの品でした。
ちなみに私は「記念オレンジカード」(写真右)を手に入れる事が出来ました。
やがて列車は約2時間の旅を終えて新大阪駅に戻ってきました。
こうして「山陽・九州新幹線~特別試乗会」は幕を下ろしました。
(余談ですが今日は岡山駅~広島駅間の往復で試乗会が行われる予定です。)
↑見られた方は上の画像をクリックして下さい。(鉄道コムのページへ移動します。)