今日,JR神戸線の摂津本山駅が,約2年間の工事期間を経てようやく橋上化されました。
(これにより,姫路駅から大阪駅間のバリアフリー化がついに実現しました)
新駅舎は,2階建てそしてガラス張りという近未来的なデザインに変更されました。
(比較的最近に橋上化された灘駅とは,異なった雰囲気をしています)
さて駅舎の内装も,橋上化に伴って劇的な変化を遂げました。
駅構内は白を基調に,そして階段や柱などに茶色を配置しています。
もちろん,かつての薄暗かった時の面影はどこにもなく,明るく開放感が感じられます。
そして橋上化に伴い,それまで困難だったバリアフリー対応も実現しました。
ちなみに乗り場案内(1枚目)は,大阪駅とほぼ同じデザインの物が使われています。
今回の改築工事では,多機能型トイレと共にこんな物も新たに加わりました。
旅客駅においては,あまり採用例がない子ども用トイレです。
(これは多機能型トイレの付近に設けられています)
最後にですが摂津本山駅は今後,駅ビルが併設される予定です。
(さて最終的にどんな変貌を遂げるのか…)
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はじめに
この記事の内容は2013年8月9日時点の内容です。現在は変わっている可能性もあります。
では本題です。
この日、私は今年の3月24日に運転を開始したばかりの「おれんじ食堂」に乗車しました。
そこで今回は、多くの写真を交えて乗車時の様子をご紹介しましょう。
午後1時33分。川内駅の3番ホームに群青色の列車がやってきました。
やがて列車は車内清掃を終えてると、運転台寄りのドアを開けて乗客を出迎えます。
まず始めは「ダイニングカー」の愛称を持つ1号車の様子を見てみましょう。
山側にはソファー席が設けられ、2席区画ごとに折り畳み式のテーブル(4枚目)が設置されています。
そして海側には、川内寄りにカウンター席が4席設置されています。
この1号車には、有料のドリンク類や土産品を販売するサービスカウンターが存在します。
ちなみに列車内で使用する水は、始発駅で吸水口(5枚目)を経由することにより供給されます。
(故に提供される料理は、一部を除いて完成済の状態で積み込まれます。)
続いて「リビングカー」の愛称を持つ2号車の様子を見てみましょう。
海側は1人掛けの座席が固定式のテーブルを挟み、向かい合わせで配置されています。
なお山側は1号車同様にソファー席ですが、引き出し式の仕切りが設けられるなどの違いが存在します。
(車端部には、殆ど景色が見えない1人掛けの大ハズレ席[6枚目]が存在します。)
ちなみに2号車には、車椅子利用が可能な大型トイレが設置されています。
入口の両サイドにはショーケースが設けられ、中に工芸品などが置かれています。
そして各先頭車両の右側には、子ども向けの展望スペースが設けられています。
この日は誰もいませんでした。
かなり前置きが長くなりましたが、ここからは、おれんじ食堂2号で提供される料理の数々を紹介します。
メニューは前菜+スープ(2・3枚目)、メイン+シメ(4枚目)、デザート類(5枚目)の3種類で構成されます。
いずれも乗客1人1人の食べるペースを考慮して提供される為、基本的に待たされたり急かされることもありません。
ちなみに乗車中は、全乗客にフレッシュジュース(1枚目)や珈琲と茶菓子(2枚目)の無料サービスが提供されます。
車内で追加料金を支払うことで、ソフトドリンクやアルコール類も楽しめます。
(観光列車ですが価格はそれほど高くありません。)
なお各利用プランごとにおける、利用可能なサービスはそれぞれ以下に記す通りです。
(3号では駅マルシェが無い代わりに、ジャズ演奏などのサービスが行われます。)
(備考)
○:1回のみ利用可能、●:何度でも利用可能、▲:追加料金で利用可能、×:利用出来ない
午後2時03分。快晴の下の川内駅を列車は後にしました。
薩摩高城駅付近から阿久根駅間にかけては、1〜3枚目の様に連続して海を眺めることが出来ます。
そして出水駅手前の車両基地では、肥薩おれんじ鉄道の職員が手を振る光景(6枚目)が見れます。
なお水俣駅から4駅先にある佐敷駅では、駅マルシェが開催されます。
この日はカレーパン(2・4枚目)の販売が行われていました。
(少々値段は高めですが、かなり美味です。)
そして佐敷駅から日奈久温泉駅までは、車窓に有明海の眺めが広がります。
特に肥後田浦駅からは、2〜4枚目の様に海岸線スレスレを走る区間も多くあり、非常に見応えがあります。
(こういった区間では速度を落とすため、落ち着いて景色を堪能出来ます。)
さて、これから乗車を考えている人は「どの席からなら海を眺められるのか?」と思うはずです。
なので今回は、各号車における座席番号別の眺望性の良し悪しを以下に掲載しておきます。
1号車(旅行商品として販売)
1.良い(よく見える)…3,10
2.普通(概ね見える)…2,7,8,9,11,13,15,17,19,20,22,24,26,28
3.悪い(殆ど見えない)…4
4.最悪(カネのドブ捨て)…1,5,6
5.(参考)海なし席…12,14,16,18,21,23,25,27
2号車(区間利用が可能)
1.良い(よく見える)…2,4
2.普通(概ね見える)…3,5,8,9,12〜20
3.悪い(殆ど見えない)…7,10
4.最悪(カネのドブ捨て)…1,11
ちなみに電話予約の際は、ある程度ですが座席番号を指定しての予約が可能です。
(私はこれにより比較的、海の見える2号車の9番席を獲得しました。)
やがて列車は、球磨川(1枚目)を渡り肥薩線の線路(2枚目)を跨ぐと、JR線との接続駅である八代駅に到着します。
真新しい駅舎(4枚目)が見えてくると、終点の新八代駅に到着します。
午後5時08分。約3時間の長旅を終え、終点の新八代駅に到着しました。
列車は車内清掃を終えると、「おれんじ食堂3号」として新たな乗客を乗せた後、新八代駅を後にしました。
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はじめに
皆さんお待たせしました。いよいよ正式公開です。
(今回も大量に画像を使用しています。)
では本題です。先日、私はあと4日後に定期運転を終える183系電車に乗車してきました。
なお今回は新大阪駅を午前8時07分に出発して城崎温泉駅に行く、特急こうのとり1号に乗車しました。
やはり平日の朝ということもあり、ホーム上も比較的閑散としています。
今回、私は思い切ってグリーン車を利用することにしました。
通路を挟んで2列+2列でフリーストップ式のリクライニングシートが配置されています。
また肘掛け部分には折り畳み式テーブル(3枚目)、背面には小物入れ(4枚目)とフットレスト(5枚目)が備わっています。
(恐らく急行「きたぐに」のグリーン車で使用されていた物と同じだと思われます。)
ちなみにこの車両は半室部分がグリーン車の為、普通車との境界部分には荷物置場(3枚目)が設けられています。
ちなみに荷物棚の付近には自動ドアの動作を変更するスイッチが付いています。
では続いて普通車の様子をご紹介します。
背面テーブルを備えたフリーストップ式のリクライニングシートが2列+2列で配置されています。
なお枕カバーの右端には「北近畿ビッグXネットワーク」の刺繍(4枚目)が施されています。
さて車内設備がさほどグリーン車と普通車で大差ない様に見えるかもしれません。
しかし実際には以下の様な点で微妙に差がつけられています。
・カーペットの有無
・座席同士間肘掛けの有無
・カーテンや座席生地の品質
・リクライニング角度の大小
ただ正直に言うと、新型車両の物と同額のグリーン料金を払う気にはあまりなれません。
(今回は最後の乗車の為、あえて利用しました。)
ちなみに数年前までは281系電車と同様の座席を装備した車両も存在しました。
個人的には「新型車両よりも高級感が感じられる」という意味で好きでした。
さてデッキ部分や付帯設備は、グリーン車と普通車共に登場時の面影を色濃く残しています。
多くの停車駅でホーム嵩上げが行われた為か、出入口部分の段差は埋められています。
洗面所やトイレは車両によってやや差異が存在します。
ただ基本的には上の写真の様な物を備えた車両が多いです。
やがて列車は新大阪駅出て途中、大阪駅、尼崎駅…と停車していきます。
宝塚駅を過ぎると、車窓は徐々に山や田園などが中心となってきます。
午前10時54分。終点の城崎温泉駅に到着しました。
先程まで乗車していた利用者の多くがカメラを片手に記念撮影を行います。
さて私が先程まで乗車していた列車は車内清掃を挟み、次の発車に備えます。
最終日も何事もなく「その走り」を魅せてくれることを期待します。
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はじめに
・今回の記事は乗車時の雰囲気を最大限に伝えるべく5本の車窓動画を使用しました。
(中でも新大阪駅~新神戸駅間、小倉駅~博多駅間はノーカットで収録しました )
今日は約20年間に渡って東海道・山陽新幹線で活躍し続けた300系新幹線の最終運転日です。
初代「のぞみ」車両として親しまれた300系新幹線は今日、「のぞみ609号」として最後の華を飾ります。
今回も大量の画像と動画を交えて「のぞみ609号」の様子を徹底的に紹介します。
もう2度と営業列車では見る事の出来ない300系新幹線の雄姿をご覧下さい。
朝6時30分。私は新大阪駅に降り立ちました。
まずは午前8時00分から発売される記念入場券を入手する為に窓口に並びます。
列車が発車する23番線ホームに到着すると先頭部分を中心に賑わいを見せていました。
(今日は報道関係者などを除いて三脚・脚立の使用が禁止されています。)
そして午前10時47分。いよいよ新大阪駅のホームに今回乗車する「のぞみ609号」が入線してきました。
最後の運転に使用された編成は西日本編成であるF7編成でした。
これから新大阪駅から博多駅まで2時間36分間の最後の活躍劇が幕を開けます。
お待たせしました。それではグリーン車指定席である8号車(禁煙車)の様子をご紹介します。
JR東海の300系はブラウン系のモケットで重厚感を出していますが, こちらはグレー系の物を使うことで爽やかな出来に仕立てています。
しかし"さくら・みずほ"などの普通車でもグリーン車並みの座席に座れるようになった今, この設備ではグリーン料金を支払う意味はそれほど感じれません。
( こう考えると20年間で乗客のニーズは結構変わるものなんだと痛感させられます )
続いて座席以外の客室設備の様子を紹介しましょう。
客室の出入口には大型の電光掲示板と号車案内表示、一部デッキ部分には列車種別表示板が設置されています。
これだけでも100系新幹線に比べれば中々のサービスアップですが, 航空機を彷彿とさせる間接照明は特に斬新だったといえるでしょう.
さてこの300系新幹線, トイレ内や洗面台をよく観察してみると金属部がむき出しになっている個所がほとんどないことに気付くはずでしょう.
そうです. 実は300系新幹線は今となっては当たり前となったFRP製の洗面台や便器を採用した最初の車輛なのでした.
( これには金属特有の寒々しさがないだけでなく, 各掃除も容易になるといった利点があります )
午前10時52分。列車は駅長や大勢の撮影者などに見送られ新大阪駅を後にしました。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)
いよいよ300系新幹線の最後の活躍劇が幕を開けます。
そして列車は新神戸駅を出ると一気に最高速度まで加速します。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)
列車は新神戸駅を出ると一気に加速し、西明石駅、姫路駅…と途中駅を全速力で通過していきます。
また姫路駅では停車中の500系新幹線を抜き去る光景が見られました。
さて岡山駅に到着する放送がされると, 何やら途端に車内が急に騒がしくなりました。
なんと岡山駅では一瞬とはいえ, 300系新幹線と100系新幹線が同じホームに並ぶという小さなサービスが行われました.
( 発車時には特製の横断幕によって見送られる光景も見られました )
午前11時40分。列車は大勢の人々に寄って見送られ岡山駅を後にしました。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)
岡山駅発車後の車内放送では300系新幹線についての紹介も行われました。
さて新倉敷駅を通過する頃、車掌から乗客全員にこんな物が配られました。
紙製の記念乗車証です。裏側には簡単に歴史や車両性能が表記されています。
( ちなみにJR東海のラストランではピンバッジが配られたそうです )
そして福山駅を通過した頃に私は昼食をとることにしました。
新大阪駅で購入した「とんかつ弁当」(980円)です。
(あえて引退記念弁当は購入しませんでした。)
午後0時19分。列車は広島駅に1分間停車した後に駅を後にします。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)
列車は新関門トンネルを抜けて、最後の途中停車駅である小倉駅に向います。
午後1時10分。列車はいよいよ最後の途中停車駅である小倉駅を出発しました。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)
とうとう300系新幹線は約20年の活躍に幕を下ろそうとしています。
(博多駅到着前には車掌によって「さよなら放送」が行われます。)
午後1時28分。ついに終着駅である博多駅に到着しました。
先頭車両の付近では写真を撮影しようとする人々によって激しく熱狂していました。
(1号車付近では引退式典が行われました。)
最後は蛇足かもしれませんが私の300系新幹線に関する思い出です。
私にとって300系新幹線は数ある鉄道車両の中でも1番最初に覚えた鉄道車両です。
また幼少期には何時でも何処でも画用紙などに新幹線の絵を描いていた事を今でも鮮明に覚えています。
(この時、私は「のぞみ」=300系新幹線、「ひかり」=100系新幹線という感じで覚えていました。)
晩年では「ひかり・こだま」での運用が中心でしたが今日は「のぞみ」として最高の走りを魅せてくれました。
明日からは営業列車としての300系新幹線の姿は見る事は出来ません。それ故に多少の寂しさは感じます。
午後1時45分。最後の300系新幹線は博多総合車両所へ向けて去って行きました。
今まで活躍してくれてありがとう…本当にありがとう。
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最近、記事では紹介していませんでしたがあの後も300系新幹線を撮影し続けています。
(相変わらず仕事は碌に見つかっていません。)
今日も私は自転車を漕いで加古川橋梁で撮影を行っていました。
最近では日も長くなった為、感度を上げる必要が無くなりノイズの少ない写真を撮影出来る様になりました。
(薄暗い環境はコンパクトデジタルカメラのシャッター速度を下げる最大の要因です。)
ちなみに定期列車での山陽新幹線内の最終走行日は3月13日(火曜日)ですが本撮影場所で撮影出来るのは3月12日(月曜日)までです。
もう残された撮影可能機会も殆ど存在しないので今後は天候が許す限り300系新幹線を撮影し続けます。
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これは昨日の事ですが私は大学で集合教育が行われるので大阪に出かけていました。
ですが集合教育が行われる直前に新大阪駅で日本海を撮影しました。
(約1ケ月前に味わった「猛烈な屈辱」を払拭する為です。)
天候は雨でしたがホーム(屋根有り)の端という事もあって何者かによって撮影を邪魔される事はありませんでした。
(この日は17・18番線ホームだけで約20人の撮り鉄が集まっていました。)
そして大阪駅では新大阪駅以上の熱狂さを見せていました。
特に下り列車(大阪発)の発車時は上り列車(青森発)以上の大混雑が発生していました。
また発車時の画像(3枚目)はある撮影者が一時的に場所を譲ってくれた事によって撮影出来た物です。
最後にですが今日も私は派遣会社に派遣登録をしたりして仕事を探し続けています。
遅くとも3月上旬までに仕事を見つけなければ3月16日の外出が不可能に近くなるかもしれません。
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