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Re.1999.3.12

2009-03-12 14:44:35 | 旧メンバーブログ
空に『食』あり 至高の戦い

炊き立てご飯やシェフ乗り込み

国際線のファーストクラスで、機内の
サービス合戦が過熱している。
日本航空がシェフを乗り込ませれば、
全日空は初めて機内で炊いたご飯を提供している。

不景気で、すすむ「上客」離れに歯止めをかける狙いだ。

日航は、欧州や米国への国際線の
ファーストクラスで、機内食を作っている会社のシェフが
同乗している。

客室乗務員に機内食の加熱や盛り付けを助言。
調理服姿で、客室を回り、乗客の反応を見るだけでなく、
メニューを説明し、要望を直接聞いている。

日航は、1991年成田ーワシントン線を開設したときに
記念サービスとして、すしを握ったが、シェフが乗り込むことは
初めて。

一方、全日空は7日から成田ーニューヨーク線を皮切りに、
北米線でのファーストクラスで炊き立てご飯を出している。

これまでに地上で炊いたご飯を保温していたのだが、
時間がたつと味が落ちる。
機内での炊飯は、水蒸気のにおいが乗客の迷惑になるなどとの問題が
あったが、航空機部品メーカーと共同開発をし、
機内に炊飯設備が置けるようになった。

企業の経営削減のため、海外出張で航空機を利用する
ビジネスマンがファーストから、ビジネスに、
ビジネスからエコノミーへとランクを下げている。

「上位のクラスで特徴をつけ、格下げに歯止めをかけたい」という。

(朝日新聞 1999年3月12日付 社会面より抜粋)

仕事で海外に行ったことのある人にお話を聞いた時に、
一番恋しくなるものは何ですかというと、
「日本食だね」ということが返ってきた。

海外旅行に行ってみたい
世界遺産だったり文化に触れてみたい
語学を学びたい
海外で仕事をしたいという気持ちは強いのだけれど、

「食」ということに関する時、やっぱり日本人だなと実感するのは、
海外の食事が合わなかったり、日本食が食べたいと思う時かもしれない。

どこでも、自分の母国の料理が食べられるというのは、
旅行の安心につながることだろう。

観光庁は、日本の観光立国を目指し、
5つの目標を掲げている。

訪日外国人旅行者:1000万人
日本人の海外旅行者:2000万人
観光旅行消費額:30兆円
日本人の国内観光旅行による1人あたりの宿泊数:4泊
わが国における国際会議の開催件数:5割増し

(観光庁のホームページより抜粋)

質の高い食事を提供できることは大切だ。
しかし、日本が観光立国を目指すのであれば、
やはり「食」ということをどうアピールするかがポイントに
なるのではないだろうか。

多くの観光地では、英語の表記、パンフレットの英語版と
海外の人向けに対応をしている。
観光地の周りの「食事」を提供する店はどうだろうか。
10年前と変わらないものであることが多いのではないか。

不易と流行
変わらないものと変わるものは何かということをはっきりさせることが
観光立国につながるものと考える。


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