ノリの夢日記――ｖｏｌ．１１

ＡＥＲＡ　０８．１２．１号より

フリーターから料理人に転身
頂点の９人に

今回、世界で７０件しかない３つ星店の仲間入りをした
「石かわ」の石川秀樹さんは

２０年前にフリーターから料理人に転じ、高い壁をよじ登ってきた。

新潟県から２０歳で上京。２年ほどはアルバイトで生計を立てていた。

東京にもなれ、次第に焦燥感が募り、近所の日本料理店に
使ってくれるよう頼んだ。

「人と話をするのが苦手で、板前なら話をしなくても
　いいんじゃないだろうかと。」

その店で、今は「築地おつぼ」川崎日航ホテル店の支配人
をしている勝又茂美さんと出会ったのが大きかった。

「周りは年下が多く、初めは辛いことしかなかったけれど、
　目をかけてくれた師匠を裏切れない、裏切っちゃいけない、
　それだけでした。」

（ＡＥＲＡ　流行　より　０８．１２．１号より抜粋）

昨日、ある社会人の方とお話をしていて、
２０代は悩む時代だと言っていた。
今でこそ、フリーターはたくさんいるが、
２０年前、石川さんはフリーターをしつつも、自分の中での葛藤も
あったのだろう。そして、日本料理店に就いてからも。

後から振り返って、わかることが多いのだろう。

郵便局にお金を引き出しにいったときに、
こんなビラが目にとまり、持って帰った。

「未来の自分に手紙を書こう」

日本郵政グループによって「未来の自分への手紙」を募集している。

―拝啓　この手紙　読んでいるあなたは
　　　　どこで何をしているだろう

１０代の少女が書いた１通の手紙。あて先は未来の自分。
進路のこと、友達との関係、大きな悩みから、とりとめのない不安まで

未来の自分に向けて、あふれる思いを書き綴った。

その少女はやがて、歌手という夢を叶え、1曲のやさしい曲を作った。

「手紙～拝啓１５の君へ～」というあたたかい気持ちになれる歌。

彼女の名前はアンジェラ・アキ。

（未来の手紙　ビラより抜粋）

未来の自分にメッセージを送るとしたら、何だろう
考えながら、アンジェラ・アキの手紙のＣＤをすぐレンタルして
聞いていた。

５年後、１０年後、自分が何をしているかは
全く、想像がつかない。

青年海外協力隊の夢を叶えることが出来て、
無事に日本に戻ってきましたか？

会社の１人として、みんなと協力しながら、プロジェクトを進めていますか？

やっぱり、学校が好きなあなたは、学校の先生になったりしていますか？

それとも、日本が合わなくなったあなたは、世界のどこかで色々なこと
　　　　　やっていますか？

たくさんの良き仲間に囲まれて、笑顔でいますか？

未来の自分に送るメッセージというよりも、未来の自分に聞きたいことのほうが
多い気がする。

ブログに書くために、一言だけ、宛てるなら、何だろうと
考えているけど、う～ん、思いつかない。

でも、なんとなく、こんな一言いいたい。

「間違ってなんかないよ。きっと大丈夫。」

色んなこと、含めたうえで、過去の自分からこんなメッセージ
もらったら、またちょっと頑張ろうって気になるかもしれません。

未来の手紙・・・来年の１月９日まで募集しているみたいです。

ノリもこれから、書いて応募してみようと思います。

みなさんだったら、未来の自分にどんなメッセージを贈りますか？