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尖閣諸島巡り立場が悪い中国・習近平…それでも国賓扱いする日本のバカさ

2020-07-26 | 国際(アジア)

尖閣諸島巡り立場が悪い中国・習近平…それでも国賓扱いする日本のバカさ
7/24(金) 9:16配信
プレジデントオンライン

■コロナ禍に乗じ対外戦略を進める習近平  中国・武漢で新型コロナウイルスの感染確認が相次ぎ、世界中を恐怖のどん底に陥れたのは今年初めだった。あれから半年が経ち、全世界の累計感染者数は約1400万人、死者数は約60万人にも達している。米国やインドなどの新規感染者数は過去最多を更新し、いまだ猛威は収まる気配を見せてはいない。その一方で、感染が収束傾向にある「震源地」の中国は、その反省も責任も感じていないばかりか、むしろコロナ禍を契機として自国に有利な対外戦略を進めているというから腹立たしい。南シナ海や沖縄県・尖閣諸島周辺で挑発を繰り返す姿はドラえもんの「ジャイアン」そのものだ。本性をあらわした中国になめられる前に日本がとるべき行動とは――。 【この記事の画像を見る】  「各国が新型コロナ対応に注力する中、周辺国から反発を招いている」  7月14日に閣議に報告された2020年版防衛白書は、コロナ禍を契機とした中国の動向について「自らに有利な国際秩序・地域秩序の形成や影響力の拡大を目指した国家間の競争を顕在化させ得る」と警戒感をあらわにした。「社会不安や混乱を契機とした偽情報の流布を含む宣伝工作なども行っていると指摘される」とも記載し、米人気ドラマ「24」もびっくりのメチャクチャぶりを発揮している中国への強い反発がうかがえる。

■接続水域を90日超連続航行、今年の領海侵入14回  それもそのはずで、中国公船は日本の領海のすぐ外側にある接続水域を90日超連続で航行。7月14日にも中国海警局の船が沖縄県石垣市の尖閣諸島・魚釣島沖の領海に侵入しており、領海侵入は今年だけで14回を数える。防衛白書で「一方的で現状変更の試みを執拗に継続している」と表現を強めたことに関連し、河野太郎防衛相は「防衛省、自衛隊として中国が何を意図しているのかをしっかりと見ていかなければならない」と強い懸念を示した。  世界中に恐怖を与えておきながら、それさえも契機に「俺のモノは俺のモノ、お前のモノも俺のモノ」という強引な戦略を進めるのだからタチが悪すぎる。中国外務省の報道官は今回の防衛白書について「偏見と虚偽情報に満ちて中国の脅威を煽り立てている」と反発したが、マニュアル化されているかのような訳の分からないギャグはあまりにも寒すぎる。パワーハラスメントもセクシャルハラスメントも加害者側はどのように相手側に映るか分からないまま行っているケースが見られるが、中国の言動を指摘するならば、残念ながらそれらが世界中から嫌われているのは間違いない。 

■拡大する「対中包囲網」  歴史的にも国際法上も日本固有の領土であることが明らかな尖閣諸島のみならず、少数民族ウイグル族への弾圧やフィリピンやベトナムなどと海洋権益を争う「ジャイアン」には世界の厳しい視線が注がれている。  中国との関係悪化が続く米国のマイク・ポンぺオ国務長官は7月15日の記者会見で「米国は合法的な領有権や海洋権益の主張を中国から侵害されている世界中の全ての国々を支援する」と強く牽制。中国が香港の反政府的な動きを取り締まる国家安全維持法を施行したことに伴い、ドナルド・トランプ大統領は対中制裁を可能にする「香港自治法」に署名した。英国や豪州、カナダやニュージーランドも香港市民のピザの有効期間延長や輸出管理見直しなど対中包囲網に乗り出している。  米国が「人権を侵害する体制を支援している」と指摘する中国通信機器大手「ファーウェイ」などハイテク企業に対する一部社員の入国制限や英国のファーウェイ製品排除も、国際的包囲網の一環だ。「国交樹立以来、米中関係は最も深刻な危機に直面している」。中国の王毅外相は今さら気づいたフリをしているが、ちょっとで良いから足元を見た方が良いだろう。

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