HIGH ON LIFE♪

ダンサー 城 太介のあれやこれや。。。

「アマデウス」

2006-01-23 23:52:46 | Weblog
前回の日記を読み返して反省しました。
今年は"意識"的になるって決めたのにもうできてない。
客観的事実だけで主観的なことが何も書かれてない→"意識"的でないわけ。
何かを体験したり、観たり、聞いたり、読んだりして、なんとなく「面白かった!」で終わったり、誰かとその時間を共有したことに満足したり、自分のステータスにするだけでは、それはアマチュア(オーディエンス)。

というわけで、今日は最近観た映画「アマデウス」について意識的になってみよう!

物語はかつて宮廷音楽家だったサリエリの回想から入り、モーツァルトの人物像、創作活動を追っていく。ピーター・シェファーという人の戯曲を映画化した作品で、モーツァルトの死についてもいろいろ説があるようで、また描かれているサリエリの人物像にも異論があるようなので、映画の内容が事実かどうかはさておき。

自分のことを凡庸な人間だとなげくサリエリと天才モーツァルト、その違いは単に"才能"の有無だけではないような気がする。ただ音楽に対する姿勢が天才的であったか、凡庸的であったか。どんなオペラが陛下や一般大衆に受けるかを模索し、また、そういう作品ができるように神に祈る者と音楽に普遍的な何かを追求し、その主観を信じる者。
この映画は"意識"的になる方向の違いを表現してるのか?

っと、主観的な感想はこのくらいにして、

"意識"的になるのと頭が固くなっていく気がするのは気のせい?そう"意識"したときに思った、"意識"的にはなるけど素直でいればいいのだ!と。