坐禅会を開催しました

当山がある旧・栗原郡花山村には「花山少年自然の家」がありますが、そこを利用される方々から、坐禅会を依頼されることがあります。今回は仙台青年会議所の方々に協力し、当山の本堂にて坐禅会を行いました。４０名近いお子さんが参加されました。

今日からお盆です

今日からお盆（盂蘭盆会）です。当寺でも、今日１３日は仙台在住の檀信徒の皆さま、１４・１５日は地元花山中心に、新盆の方々（一部、三十三回忌の方）を棚経で回ります。

今年は、３月１１日に発生した東日本大震災の影響下で行われるお盆行持となりますけれども、我々はひたすらに、ご先祖様に手を合わせ、そして生活の安定と平穏無事を祈るだけでございます。

甚大なる被災地では、なかなかお盆の御供養もままならないという話も聞きますけれども、真心でお手を合わせていただければ、まずは良いと思います。

我々も改めて、震災で亡くなられた多くの方々に対し、手を合わせたいと存じます。

東日本大震災に於ける当寺被害について

３月１１日に東北地方を中心に襲った巨大地震は、同時に巨大な津波をも引き起こし、沿岸部を中心に多くの被害を出しています。死者も１万人を超えました。心から哀悼の意を表したいと思います。また、全ての被災者に心からお見舞い申し上げます。

宮城県栗原市は東北地方太平洋沖地震にて、震度７を計測しましたが、当寺の被害は一部灯籠や、一部石垣が崩れた程度に留まり、３年前の岩手・宮城内陸地震に比べれば、軽微というべき状況でございました。

とはいいましても、檀家さんの一部は、３年前の地震の被害から復興している最中の方もいて、当寺自体もようやくその復興を終えんとした状況での再被災であっただけに大きな衝撃を受けております。

当寺がある栗原市花山は、電気の復旧に約１週間を要し、未だに水道は完全とは言い難い状況で、しかも、ガソリンが無くてはどこにも行けない場所なのに、そのガソリンが地域全体で足りないという状況は改善されていません。

よって、今年の春彼岸は、全ての法要がキャンセルされ、ただただ沿岸部の被災の状況に心を痛める毎日でございました。

今は、花山に訪れる遅い春とともに、ライフラインが回復し、また従来の生活が戻ってくることを願うばかりです。そして、被害甚大であった沿岸部の状況が僅かでも改善していくように願っております。

南無釈迦牟尼仏。南無観世音菩薩。南無高祖承陽大師。南無太祖常済大師。合掌。

除夜の鐘のご案内

宮城県栗原市花山字草木沢宿にある曹洞宗・満福山城国寺では、12月31日22時位から除夜の鐘を撞くことが出来ます。例年ほとんど誰もお越しにならない穴場です。

雪深い中になると思いますが、一生に一回くらい除夜の鐘を撞いてみたいという人は、どうぞお越しください。



どうぞご来訪ください。

【アクセス】

場所：宮城県栗原市花山草木沢宿３４番地
アクセス：東北自動車道築館インターから西に４０分
　　　　　　東北新幹線くりこま高原駅から西に１時間



※非常に寒いので、暖かい格好をしてお出かけください。

今日は役員会でした

今日は城国寺の役員会でした。各地区の総代さんが集まり、昨年１年間の活動の確認、そして今年度の活動の予定を確認しました。

なんといっても、今年は１０月１７日・１８日に、先代の７回忌、そして新命の晋山式、及び結制安居が行われますので、役員の皆さんには多くの議論をしていただきました。

まず、１０月に向けて準備を進めていきたいと思います。よろしくお願いいたします。