徒然なる写真日記

趣味に関する事や、日々の中での出来事を脈絡もなく貼り付けていく絵日記帳ブログです

2020奥日光千手が浜・仙人庵のクリンソウ(1)

2020-06-14 11:39:30 | 奥日光
2年ぶりに千手が浜のクリンソウ群落を観に行った。 前年は鹿の食害で花数は少なめだったという。
前の週は快晴だったが、花は2段目くらいまでだったとの事。
今年はこの最盛期シーズン、千手ヶ浜へ行く手段、低公害バス、中禅寺湖遊覧船、中禅寺湖北岸(歩道の工事中)の全てが利用できない。

・赤沼~千手が浜間の低公害バス:(コロナウイルスによる県を跨いでの移動自粛、3密防止のため?)運休中
 :小田代ヶ原を抜けて、本来低公害バスが走る車道を使って、徒歩 片道11km 約3時間
・中禅寺湖北岸線(菖蒲ヶ浜~千手が浜):歩道改修工事のため通行止め  工事期間5/11~7/20  (湖南岸歩道は遠すぎる?)

バスの林間舗装路を3時間も歩くのは時間がもったいないので、自転車を持っていくことにした。 天気は梅雨空で週末は雨予報である。
前日、道路が冠水するほどの短時間にゲリラ豪雨があったため、花の状況や道路状況も若干心配。 それでもここしばらく出かけていないので、行くことにした。
ゆっくり目の出発。   帰りの長い登りを楽に登るためにギア比の大きい多段のマウンテンバイクを選んだ。 
撮影機材はなるべく軽いように、ミラーレス1眼、 交換用ズームレンズ、 ブラシレスジンバル、 単脚。  そして雨具のゴアカッパ。 水筒。 行動食なし。 ザックに詰め込む  いろは坂を上っているうちに雲が多くなってきてポツリと降ってきた。 まあダメでも行ってみよう。龍頭の滝上駐車スペースはまだ車が止まっていないAM7:30頃。 雨は止んでいる。 自転車を下ろして組み立てていると、1台車が停まって、人の好さげな自分より年輩のおじさまが挨拶してきた。
同県でやはり目的は同じで、先週も来たという。先週は2段目くらいでまだ見ごろだという話を聞いた。移動手段を聞くと電動自転車だという。なんでも以前乗っていた電動自転車では千手が浜まで往復のバッテリ―が持たなかったが、今乗っているのは可能だという。うらやまし。 先を急ぐので待たずに先行出発。
旧柳沢林道(昔は舗装されてなかった)は滝上Pより千手が浜まで約10Km、弓張峠までの約4Kmの登り基調を過ぎればあとはほとんど下りなので、行きはよいよい帰りは・・である。 減速しないと加速していくので浮砂でスリップが怖いので程々に。 途中歩いている人は誰もいなかった。
野生獣に不意に遭遇しないよう時々ベルを鳴らしながら。
30分くらいで千手が浜に着。 橋を渡ってam8:10仙人庵へ。 管理人さんの2代目仙人さんが刈り払い機で草を刈っていた。 と、既に一人カメラを構えていた女性がいた。早い時間歩いてきたのだろうか。
電動自転車のおじさまも到着。 仙人庵の〇籐さんと顔見知りの様だ。自転車を見せてもらうとがっちりした荷台がある。 なんと中型脚立と大き目の三脚をここに括り付けた来たのだった。レンズもバズーカタイプを持ってきていた。 相当のカメラ歴なんだろう。  先ほどの女性は県外から北模様でやはり先週も来たようだ。 おじさまが撮影ポイントや露光設定など親切にレクチャーしていた。  静かな動画、森の音を入れて撮るのを第一目的とした自分は単独で行動だ。  結局am10:00頃に帰るまで撮影の来客はこの3人だけだった。  続く・・



クリンソウの花は下から上に向かって花が咲いていくようだ。 開花の上についている蕾はこれから花が咲く蕾、下の蕾は既に咲き終わった蕾。  何段まで咲くのだろうか? 3段目くらいは行っている






梅雨空の雲が多い空からわずかな光が注ぎ込んできた。 何とラッキー。水辺と光・緑とクリンソウが造る風景が美しい。
周辺の木々の若葉が清流の水面に映り込み、ゆらゆらキラキラと輝く





以前から比べると水辺周辺は少なく感じたが、それでも対岸奥にはたくさん咲いていた。


ネットで保護された群生地、今年としてはまずまずの群生?


森の中の自然音だけの動画です。エゾハルゼミの合唱、野鳥のさえずり、清流の水音


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