Minuma Factory

趣味のひとつ、電子工作、アマチュア無線を中心を紹介する自己満足ブログです。

KEM AF-DSP用 操作パネル製作

2019-02-11 22:00:00 | 自作
私の持っているHF無線機、私の耳が悪いのか(?)、選択度がイマイチで受信しているだけでも疲れてしまいます。 ←無線機のせいにはしません。

そこで貴田電子設計さんから発売されていた(今は廃版)AF DSPキットを使っていたのですが、帯域選択がディプスイッチと、操作性に難があったので、ケース表面から操作できるように改造しました。


ただ、この改造、ネットを見ると単純にディップスイッチを表に配線しただけのものも多く、見栄え重視(?)の私としては納得いかず、LCD表示+ボタンで帯域幅選択ができるようにしました。

いきなり最終形です。



DSPを通す/通さない。 SSBモード/CWモード 帯域幅をボタンで選択できるようにしました。

中身というと、ディップスイッチの代わりにマイコンでBCDのON-OFFをし、貴田電子さんのDSP-IC(dsPICでした)に直接入力するというものです。
DSP-IC以外は全て組み立てなおしです。(オリジナルのキットを使って、亀の子にしていません)
勿論、使い勝手を重視するために、SSB/CWモード、帯域幅は次に電源を入れた時に、前の状態になるよう、メモリーしております。




ちなみに、貴田電子さんのオリジナルの回路では、DSPスルー時とでは出力のAFレベルが異なって、都度ボリューム調整をしなければならなかったので、双方にアッテネータを入れ、DSPのON/OFF時でAFレベルが一緒になるようにしました。

ケースに入れて、ステッカーを貼るとそれなりの見栄えに! 自己満足です。





AFのDSPなので聞こえない信号が聞こえるようになるわけではありませんが、それでも耳には優しくなりました。
やっぱりLCD表示にするとサマになりますね。 自己満足に浸っております。

手軽に基板が作れ、プリンターでケースの文字入れができ、簡単にマイコンでプログラムが作れ、いい時代になりました。


ちなみに、貴田電子さんのAF-DSPキット、廃版となっております。

動画のアップができないので、表示パターンとしていくつか写真アップします。






電源分配器の製作

2019-02-10 21:52:30 | 自作
自己満足のブログですが、定期的にご覧いただいている方がおられるようなので、久しぶりにアップします。


年に数回ですが、キャンプに行くことがあるのですが、最近はバッテリーを持って行って、電気式のクーラーボックス(いわゆる冷蔵庫)を使ったり、無線をやったりと電気を使う事が多くなりました。

複数の電気製品を使うとどうしても配線が多くなり、バッテリーの所ではショートの危険性もあるので、分配器を作ってみました。


実はこの分配器、無線のアクセサリーメーカーから販売されているのですが、諭吉さん1枚では足りない値段! 中身は簡単なのですが、需要の関係でこういう値段になるのでしょう。


途中の写真はありません。



バッテリーでの使用を考えていますので、ただの電源分配だけでなく電圧計もつけてみました。
電圧計だけでも電気を食うので消費電流を心配しましたが、20mAでした。 LED輝度を落としてでももう少し落としたいですね。
もしくは、ソーラーパネルで充電できない夜間用(冷蔵庫は切れないので)に電圧計をOFFにできるようにスイッチを付けてもいいかもしれません。


この分配器ですが、+極と-極の端子を互い違いに配置しました。 市販の分配器は+極は一列+極だけ。 -極は一列-極だけとなっていますが、互い違いにすることで、横からの接続がしやすくなっています。 厳密に言えば配線の長さが違ってくるのですが、大して電流流さないので良しとします。


内部です。



なるべくハンダを使わないで圧着接続です。
+極、-極を互い違いにしている部分は、高さも互い違いにし、接触を防いでいます。


総製作費は約2000円でした。 勿論作業工数除きます。
年に数回の出番なので、この2000円も高いかもしれません。