Minuma Factory

趣味のひとつ、電子工作、アマチュア無線を中心を紹介する自己満足ブログです。

ナローフィルター装着用基板作成

2018-02-14 20:21:29 | 自作
ヤフオクでナローフィルターが比較的安価に出ていたので購入したのですが、到着後、開封してビックリ!

フィルター単品で、無線機に取り付けるための基板がついていないではないですか!

まぁ、写真をよく見ずに落札した自分が悪いのですが、世の中にはフィルター単品でも無線機に装着できるものがあったようですね。 勉強になりました。



↑奥は前から持っていたCW用フィルター 無線機にコネクタでさせる様な基板がついています。
↑手前は落札したSSB用フィルター フィルター単品です。



勉強で終わらせては高い勉強なので、何としてでも有効利用すべく、装着用のプリント基板を作りました。




CW用フィルターの基板を採寸し、作成。 ところが、フィルターを装着するとフィルターが傾く!
どうも基板の穴ピッチがおかしいようです。



フィルターの端とプリント基板の端が左右で違うのわかりますか?
右側に傾いています。 ということは、センターからの穴位置が離れすぎ ということですね。
ま、端子に無理な力が大きく働いているわけでもなさそうなので良しとします。

で、一難去ったと思ったら、もう一難!  ねじ止めの穴と無線機との接続用コネクターが干渉します。
これはコネクターの仕様確認ミス ですが、でもこのコネクター以外の選択肢がないので、カッターで
切断です。



白いコネクターの根元に、端子を抑える(暴れないように)している白い部分があるのですが、これがねじ穴に被さっています。 両端の端子がはんだ付けされれば用は足りるのでカット! というか、それ以外の選択肢はありません。

ちなみに、裏面は下の写真のようになります。




で、無線機に装着!



無線機側は端子、穴ピッチはOKでした。

プリント基板代もそうですが、コネクターがDigi-Keyでしか手に入らなく、送料無料にするために余計な買い物をする羽目に・・・  結構高くつきましたが、本プロジェクトは無事終了!



冷却ファンコントローラー 製作

2018-02-02 11:47:02 | 自作
格安PCB業者の出現で、PCB作りが目的となり、PCBが届いても物にならない日々が続いておりましたが、ようやく形になるものができました。 と言っても組み込みまで終わっていませんが・・・


古い無線機を使っている関係で、パワーを出すにはリニアアンプを使っているのですが、FMでCQなんてやってると結構熱くなります。 リニアアンプメーカーも自然冷却前提で設計しているのでしょうが、やはりここは冷やしたいところ。 でもファンのON-OFFを手動というのも芸がないし、結構風量が多く、騒音の原因にもなりますので、この2つを解決するために、コントローラーを製作しました。


いきなりPCBの写真から・・・



5枚注文したのですが、6枚きました。 まぁ、このサイズ(50mm x 28mm)でも100mm x 100mmでも同じ
価格なので、ちょっと損した気分ですが、もともとが安いので1枚サービスで我慢しましょう。


部品を取り付けている所で、回路ミスを発見! ジャンパーで対応ですが、反省!




実際のファンとセンサーをつなぎ、プログラミングです。
作動温度設定はプログラムでやってもいいのですが、予め温度を決め、計算をしておかないといけないので、「触った感覚」で決める私としては、面倒なので、ボリュームを取り付け、DA変換値との比較としておきます。

ファン速度は2段階にしました。
リニアアンプのヒートシンクが大きいので熱伝導速度を考慮し(?)、プログラム上でのヒステリシスは無しとしました。 たぶん、10行程度プラスのプログラムで対応できるのでしょうが、できるだけ頭を使いたくありません。






基本作動が確認できたところで、今日はここまで。
後日、リニアアンプに組み込みとなります。


それにしても便利な世の中になりました。
PCBは安いわ、マイコンは安いわ。 昔はオペアンプを使い、ヒステリシスの幅も抵抗を取り替えて調整したり、面倒でしたね。 2段階スピードなんて回路が倍とか。