非常通信

信越総合通信局長　殿
平成18年5月29日　　　
新潟県新潟市×××-××-×
025-×××-××××
関崎　昇
非常無線通信の実施について
アマチュア局ＪＪ0ＬＴＨは、去る18年5月27日17：20分、山スキーの遭難者が救助信号を出しそれを受信、非常通信を実施した。
その状況については下記の通りであるので報告します。
記
1、日時：18年5月27日17時20分から5月28日10時22分まで
2、通信状況：17時20分145.00Ｍｈｚ　ＦＭ　、18時00分頃から145.02Ｍｈｚ　ＦＭ　
ＲＳ―59　遭難者のコールサイン不明　名前スガイ　××××　電話××××-××-××××　
3、通報内容
5月27日17：20分に「助けてください」の声が　145.00Ｍｈｚより入感。それに答えて「どうしましたか」と聞くと一の倉岳の芝倉沢をスキー下山中、クレパス発見しスキーを脱いで渡ろうとした所、誤って滑落し左肩骨折又は脱臼し、アイゼンも無く動けないとの内容、更に携帯電話を所持して無いとの事で緊急無線通信に切り替え145.00Ｍｈｚ非常通信と言う事で使用。すぐに110番に連絡し内容を話す、新潟県警より南魚沼市警察、更に確認すると群馬県沼田警察との事で沼田警察署、谷川岳警備隊に所管移動、本日は天候も悪く、ヘリの要請もできないし、陸路でも夜間遭難もあるので無理との事。翌朝向かうとの連絡に、バッテリー確保のため明朝7：00無線開始の約束、ここより145.02Ｍｈｚ　ＦＭ指定　暖かくして絶対動かないとの指示を伝える。
5月28日7：00　元気そうなスガイさんの声が聞こえる、警備隊は私の声は聞こえるがスガイさんは聞こえないとの事で中継する。変動があるといけないので7：30に交信の約束：7：30再度場所の確認。警備隊電波届かず、携帯にて連絡
8：00定期連絡スガイさんの電波確認。警備隊の電波確認できず。ここよりバッテリー確保のため一時間間隔に変更
9：00警備隊、谷川岳山頂より無線開始、こちらには届くがスガイさんと警備隊とは交信できず、そのためこちらが中継
9：53警備隊、一の倉岳山頂、約束の10：00前であることを伝え10時丁度に聴いてもらうように御願いする。
10：00警備隊の電波はスガイさんには届いているが、電力が弱くなっている為かスガイさんの電波は警備隊に届かず、それを中継
10：15近くなったことにより、警備隊とスガイさんの電波は直接繋がるがパワー不足のためか途切れる。こちらも途切れるため、スガイさんにパワー落とすように警備隊へ指示
それからは警備隊とスガイさんと直接繋がるためワッチするのみ。
10：22警備隊到着し救護された旨、スガイさんから途切れ途切れ無線にて入り、全て終了
17：20分警備隊より県警のヘリを要請し無事搬送しましたので、ご協力ありがとうございましたとの事にて無事終了。

以上

早朝クラブ

本日はCAW局佐藤さんより時間前に「関崎さん聞いてます」の声6：15分発なので支度しながらスイッチONでしたので、あわててマイクに近づくと、GEV局上原さんが「聞いてるよ」と先を越される。
そして昨日の非常通信の成功を話し、佐藤さんは10分　私は15分までと慌しい早朝クラブ。
ALH局丸山さんもモービルで参加、最初の挨拶が良く取れていた。
私のタイムリミットぎりぎりにブレークが入る。CCR局滝沢さんでした。コンテスト以来でカード交換確認し終了。
非常通信報告もJARLの運用課・非常通信部門に電話すると、あっけなく管轄する総合通信局に連絡してください？おたく何してるところ？課だけ立派な肩書きですが私たちの会費使っているんですよね。機能してください。
それに比べ信越総合通信局の対応の良かったこと。なぜこんなに違うのか解りません。