スロットカー ホームサーキット完成

子供の頃の憧れの遊びだったスロットカー。
夢だったホームサーキットを還暦を過ぎて完成させました。

ブレーキについて

2017-09-29 14:13:47 | スロットカー
slot.itの場合はインラインとアングルワインダー方式でブレーキの効き具合が異なりました。
効き具合はモーターの特性とギヤ比によっても異なるのかもしれません。
メインで遊んでいるカレラの車両ではすべてインライン方式ですがブレーキの利きがかなり悪いです。ブレーキをかけても惰性で止まるというかドローンという感じで止まります。
だからといってタイムが遅いというわけではありません。
カレラ車両の場合マグネットは前後2箇所にありslot.itに比べてマグネットによるダウンフォースが強くなっておりブレーキの利きが弱いほうがタイム的には速いのかもしれません。
ただし私の感想としてはslot.itのような程よいマグネット力でブレーキの効き具合が強いほうが家庭用コースでは楽しいと思います。
ちなみにカレラのデジタルコースではコース本体でブレーキの効き具合を10段階で調整できますがブレーキの効き具合はものすごく良いです。最強にするとキュッという感じで止まります。おおそらく電子的な回路調整でコントロールしているのでしょうがアナログコースでも高価なデジタルコントローラーを使えば同じような調整が可能かもしれません。

slot.itマグネット走行

2017-09-27 17:55:22 | スロットカー
ノーマグ走行用に車高調整した車両にそのままマグネットを取り付けた状態で走らすと磁力の力でマグネット部分の底辺とレール面の電線 (電路)とが擦る状態になってしまいます。
特にモーターの前側にマグネットスペースがあるロング缶インラインとアングルワインダーでその症状になります。金属の無い状態ではクリアランスが確保できていてもslot.itのシャーシはやわらかいためそのような状態になります。そのままでもパワーがあるので走りますがやはり気分が悪いので後輪を変えるか、前輪の車高調整して擦らないようにします。
3種類を走らせた印象ですが、インラインのほうが楽しいしタイムも速いという事です。
その原因はインラインとアングルワインダーのブレーキの効き具合の違いだと思います。
アングルワインダーに比べてインラインのほうが違いがはっきりわかるほどよく効き、メリハリのきいた走行が楽しめます。ブレーキングをギリギリまで遅らせることによってタイム的にもはっきりと差が出ました。もちろん家庭用コースの全速区間の短いテクニカルコースでの結果であり営業用コースでは話が違ってくると思います。
ブレーキに関してはブレーキ調整つまみありのコントローラーと調整つまみなしで比べましたが、強にした場合は調整ありのほうが良く効きました。
ロング缶とショート缶の比較ではブレーキの利き具合はほぼ変わりませんでした。
タイム的には意外にもショート缶のほうが好タイムでしたが、タイヤとギヤ比が違っており一概には比較できませんがショート缶のほうが重量も軽くなっておりその分加速が良かったのかもしれません。ショート缶とロング缶の違いは今後の研究課題です。


slot.it走行レポート

2017-09-26 14:59:49 | スロットカー
家庭用のストレートの短いコースではインラインが面白いしタイム的にも早いと前回書きました。
今日はもう少し具体的に書いてみたいと思います。
完成したモーターマウントは3種類ありますが車両は2台しかありませんのでのせ変えてテストしてみました。実際にやってみると意外と手間がかかりました。マグネットが2個しかないのでその付け替えも意外と大変でした。
マグネットスペースはショート缶インラインが前後2箇所、ロング缶インラインはモーター前側に1ヶ所、アングルワインダーがモーター前側に1ヶ所あります。インラインの場合は車軸をはずしてモーターを外さないとツメを傷める可能性があるので結構大変です。
ということで今回マグネットを外したついでにノーマグでの走行テストもやってみました。
まず、ノーマグ走行で感じたことはカーブでふらふらしてまったく面白くないということでした。
当初マグネット走行用で車高調整していたのでそのままマグネットを外すと車高が高すぎるのです。
マグネット走行用に前輪を下げて(車高を上げて)シャーシのマグネット部分が擦らないように調整していたのでガイドも薄めに刺さっているためガイド抜けも起きやすいのです。
ひととおり車高を下げてノーマグで走ってみましたが、なんだかな~という感じでテンションが下がりました。
家庭用のストレートの短いカーブの多いテクニカルコースではslot.itでは潜在能力が発揮できず面白くないという印象を持ちました。
slot.itのノーマグはあくまで営業コースで楽しめると感じました。
ただこの条件でもアングルワインダーはコーナーでも比較的安定しておりインラインの2種類に比べて操作しやすい印象を持ちました。
これは私の想像ですが営業コースのノーマグではアングルワインダーがモーターの選択、各種調整で走らせやすいのではないでしょうか。

その後マグネットを取り付けて3種類を走らせましたがまた異なる印象を持ちました。



テストコースについて

2017-09-25 09:46:34 | スロットカー
slot.itの話題が続いたので今日は今回のテストコースについて書いてみます。
京商が正規輸入しているカレラのセットコースはストレートとR160度カーブのセットになっています。これだけの組み合わせだとカーブもきつく満足のいくコースは出来ません。
正規輸入品ではR130度、R230度、R330度、R415度が販売されているのでそれらを組み合わせるとスリリングなコースが出来上がります。
メーカーからは更にR1バンクカーブ、R2バンク、R3バンク、R4バンクが販売されているので海外から個人輸入すればより楽しいコースが出来上がります。
メインのデジタルコースでは両端にR2バンクで180度、R3バンクで180度カーブのコースになっているのでかなりの高速コースになっています。
今回のテストコースでも(反時計回りです)


この部分は


このようになっています。


ここも最初は



このようにしていたのですがストレート後のカーブがきつく一瞬でもブレーキングが遅れるとコースアウトしてしまう難易度の高いポイントだったのですが変更したことによってバックストレートでの加速とカーブ入り口でのギリギリでの減速その後の連続カーブは加速しながらホームストレートにつながるのですがここのアクセルワークによってタイムに開きが出ます。この変更によって非常にスリリングになってよりいっそうおもしろくなりました。

参考までに似たようなコースレイアウトものせておきます。




このようにR160度を3枚連続して180度のカーブにするとカーブがきつすぎて面白みに欠けるような気がします。

slot.it走行レポート

2017-09-24 10:07:41 | スロットカー
slot.it車両テスト走行のレポートを書くつもりでしたがslot.itについて調べたことの報告が続きそうです(笑い)
今回、新たにオフセットなしのインラインロング缶モーター用のモーターマウントを用意したことにより、0.5mmオフセットインラインショート缶マウント、1.0mmオフセットアングルワインダー用マウントの3種類でテストできる環境になりました。
アングルワインダーでは他にもオフセット0、0.5mmオフセットの3種類があります。
更にFORD GT40 などクラシックタイプの車両で採用されているサイドワインダーでも3種類用意されており全部そろえると大変な数になります。
ホイール以外にもギヤ比の選択も重要でありインライン用のクラウンギアでも8種類出ており、更に1mmオフセット車両には白色のオフセット用クラウンギアが用意されておりギヤのかみ合わせも良いようです。
私の場合クラウンギヤは4枚持っていますが今後インラインのオフセットタイプも用意しようと思いますのでオフセット用クラウンギアもひつようになりますね。
お金のことを言うとクラウンギヤが1枚1000円弱、ホイールが2個で1000円強、モーターマウントが1枚1000円強、モーターが2000円前後。ずいぶん贅沢な遊びですね(笑)
モーターマウントだけでも5種類は用意しようと考えていますがテスト車両が2台だとテスト走行にはちょっと不便を感じますので最低でももう2~3台は増車したいと考えています。
私の場合ボディーへのこだわりはありませんのでボディーマニアでいろいろ買い揃えた方で飽きてしまっていらなくなった車両をお持ちの方で格安で譲ってくれる方がいたら是非連絡してください。ボディーとシャーシだけでもかまいません。
ボディーの擦れ傷やミラーの欠品などはぜんぜん気にしません。
私のノーベル賞にもつながらない地道な研究に是非ご協力ください(笑)

ということでやっと走行レポートを書きます。
テスト走行前のイメージとしては、アングルワインダーはサイドワインダーのメリットであるギヤロスが少なく加速が良く後輪により強いトラクションがかかりコーナーでも限界スピードが増して安定する。更にサイドワインダーではショート缶しか置けなかったがよりパワーがあってモーター自体の磁力も増すロング缶が採用できる。その結果コーナーでも安定した走りで胸のすく加速感が味わえる。そんなイメージでした。
インラインのイメージとしてはギヤロスはあるが重量物であるモーターを中央部に配置しバランスの良い安定した走りが期待できる。そんな感じでした。
実際に比較テストした結果わかったことは家庭用のストレートの短いコースではインラインが面白いしタイム的にも早いということでした。
詳細については次回書きます。